2020年東京五輪の種目にも採用！　運動不足をボルダリングで楽しく解消！

はじめまして、H子と申します。WEBの職業訓練を終え、現在WEBデザイナーを目指して就職活動中です。
WEBデザイナーやプログラマーって、デスクに向かっている時間が長いですよね。
食事のタイミングも不規則になりがちで、最後に運動したのはいつだっけ……！？
というわけで今回は、運動不足を解消する方法をご紹介したいと思います！
皆さんは、運動不足をどう解消していますか？
ランニング・水泳……解消方法には様々ありますが、「走るのは嫌いだし泳ぐのは苦手だし……」とお悩みのあなた、2020年五輪の種目として決定したボルダリングはいかがでしょうか？
ボルダリングは石を掴んで壁を登っていくスポーツで、走ったり泳いだりしません。
誰かと競うことなく、自分のペースで挑戦できるとのこと。
だったら体力のない私でも、もしかしたらできるのでは……？
あと石がすごいカラフルで楽しそう。
よし、行ってみよう！

レッツゴーボルダリング！

そんなわけでやってきました、新宿ボルダリングジム『BOULCOM』！
今回はGLUEの取材ということで、職業訓練校で同じクラスだったK君にモデル役をお願いしました。
ちなみにK君、運動神経は抜群ですが「ボルダリングは初めて」とのこと。
初心者二人でどうなるか、楽しみです。
『BOULCOM』では初心者向けコースとして、レクチャー付きの45分体験メニューを受けることができます。
体験に必要なチョーク・シューズのレンタル料は、体験メニュー料金1,500円（税込み）に含まれています。
体験メニューとはいえボルダリングは高所に登るため、同意書にサイン。
更衣室で動きやすい服装（持参）に着替えると、チョーク・シューズを貸していただけます。
シューズはボルダリング専用の特別仕様。
足がグーになるようなきつめの靴です。
チョークは滑り止めに使います。

壁は反時計回りに傾斜がきつくなっていく仕様。
コース・注意点の説明を受け、早速ボルダリング！

コースは10段階に分かれています。
9級が一番易しく、初段が一番難しくなっています。
さらに、7級～9級は足をどこに置いても自由ですが、初段と1級～6級は足を置く場所が決まっています。
まずは傾斜のきつくない壁に貼ってある、ピンクテープ（9級）を辿るのが初心者向けのコースです。

事前に予習していくのもおススメです

テープにはマジックで文字が書いてあり、「S」がスタート、「G」がゴールの意です。

「S」のテープの貼られた石を両手で掴むところから始まり、「G」のテープの貼られた石を両手で掴んでゴール。
K君、戸惑いつつも難なく登ります。スゲェ。

次にグリーンテープ（8級）コースとイエローテープ（7級）コースに挑戦したK君。

ちょっと苦戦しながらも登りきりました！

K君「これ本当に難易度低いんですか！？」
傾斜のきつい壁のピンクテープ（9級）コースにも果敢に挑み、ゼェハァしながら何とか到達してくれました。

H子、登る

K君「楽してないで、H子さんもやってくださいよ……」
実は私H子、ここまでカメラを構えてばかりで登っていません。
H子「の、登るつもりはあったんだよ？　運動着にも着替えたし！
でもほらあの実は……高所恐怖症（何でボルダリングを選んだ？）でさ。
腹筋が一回もできない位、非力だし……」
とは言え、K君を引っ張ってきた手前、全く登らないわけにはいかない。
さあ！　待ってろ壁！
というわけで傾斜の一番ゆるい壁のピンクテープ（9級）コースから挑戦しましょう。

ちなみに身長が150cmない私は比例してリーチも短い。
イコール。

と　ど　か　な　い　ん　で　す　け　ど　……！！

すっっっごい腕プルプルしながら何とか登りましたあああ！！
しかし降りられないいいいいい！！！

H子「ちょっと！　降りられないんだけど！　降りられないんだけど！！」
自分が悪いくせに半泣き半切れ状態で、K君に誘導されながら何とか床まで辿りつきました。
しかし1ランク上のグリーンテープ（8級）コースになると途端に駄目に。

K君にせっつかれ、ピンクテープ（9級）コースで傾斜のきつい壁にも挑戦しますが……

ハァ……

もう一度挑戦

無理！！
すぐに落ちて泣き言を言う羽目に。
私は筋肉ムキムキじゃないの！！
そうこうしているうちに体験コースの45分はあっという間に経過。
K君、めちゃくちゃ疲れています。
最後まで挑戦していた傾斜のきつい壁のグリーンテープ（8級）コースがどうしてもクリアできなかった様子。
悔しそうです。

質問タイム

K君がゼーハーしている中、施設の方にインタビューをさせて頂きました。

ボルダリングが2020年オリンピックの種目として決定しましたが、利用者は増えましたか？

増えました。認知度がアップしまして、体験メニュー利用者・登録者ともに増えましたよ。

利用者の割合はどうですか？

男性6割、女性4割で、男性の方が多いですが女性も多いですよ。
年代は、社会人9割、学生1割で、社会人の方がほとんどです。

どういった人が利用していますか？

社会人の方が多いですね。アクセスが良いので、会社員の方でも仕事前や仕事帰りに気軽に来ていただけます。
フリーランスの方は昼に来ることが多いですね。

ボルダリングの魅力はなんでしょうか？

気軽にできることですね。運動着さえあれば楽しめます。また、登り切ることでの達成感があります。
たとえ登り切れなくても「あと一歩！」と思うので、どうやったら達成できるかを考えながら登ることができるんです。
それに、いつも動かさない筋肉を動かすので鍛えられますよ。

危険なこと、注意点を教えてください。

注意していないと怪我をしてしまう危険性があります。準備運動はきちんとしていただいて、
プレイする際は下に人がいないかよく見る、上に人がいたら登らない、というところですね。

東京五輪に期待することは？

日本人選手のメダルですね。ボルダリングの世界では日本人選手の活躍が目覚しく、
15年、16年と、ワールド大会で日本人選手が優勝しているんです。五輪では、ぜひともメダルを獲得して頂きたいですね。

ボルダリングのコツはありますか？

登る前にルートを確認しましょう。
足は、つま先を石に置くようにして、へそを壁につけるようにするといいですよ。

ボルダリングを体験してみて

ボルダリングは、体力・筋力はもちろん必要ですが、非常に頭を使うスポーツでした。
私は超初級コースのみ登り切りましたが、それでも達成感があり、すごく楽しかったです。
K君も「楽しかった、また来てみたいですよ」とのことでした。
運動不足解消とオリンピックの話題に向けて、あなたもボルダリングに挑戦してみませんか？
お世話になった『BOULCOM』を出て、最後にK君に忘れ物はないか聞いてみたところ。

「忘れ物は……達成感かな（最後まで挑戦していたコースをあと一歩で上りきれなかった）」
そういえばこんな石のあるコースもありました。

一体、どうやって登るんだ……
「我こそは！！」と思ったあなた！ ぜひ『BOULCOM』へ！

(文／H子)

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