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脳を休めてパフォーマンスを最大化!
仕事中にもできるマインドフルネス瞑想のすすめ

マインドフルネス瞑想のすすめ

あなたの脳、疲れていませんか?

忙しい日々の中、体を休めても疲れが取れなかったり、
頭の中がなんとなくごちゃごちゃしていたり、
作業や人の話に集中できなかったり…ということはありませんか?

それ…もしかしたら、脳が疲れているのかもしれません。

でも、忙しい毎日の中でタスクを減らしたり、
旅行などの思い切った気分転換をこまめにするのは難しいこと。

ではどうすればよいのでしょうか?

疲れにくい脳を作る!「マインドフルネス瞑想」が今ブームなんです。

答えは、疲れにくい脳を作ること。

疲れにくい脳を作って仕事や生活の質を高める方法のひとつとして、
”マインドフルネス瞑想”というものが世界中でブームになっているんです。

この”マインドフルネス瞑想”、
グーグルやフェイスブックなどの大企業が社員向けプログラムを導入していたり、
かのスティーブ・ジョブズが実践していたので、
目にしたことのある方も多いかも知れませんね。

そもそも”マインドフルネス”とはなにか

”マインドフルネス”とは、簡単に言うと
”宗教性を排除した瞑想などによって自己の内面を静かに観察し、
「今、この瞬間」に感じている自分の感情や思考に意識を集中している状態”です。

それによって集中力を高めたり、
自分の気持ちをコントロールできるようになるので、
”心の筋トレ”とも言えそうです。

”マインドフルネス”の状態では、脳の力を有効に活用でき、
パフォーマンスを最大限に高めることができるのです。

マインドフルネス状態になるための「瞑想」のすすめ

マインドフルネスな状態をつくる方法はいろいろありますが、
中でも実践しやすいのが、先に述べた”マインドフルネス瞑想”
そのやり方をご紹介したいと思います。

時間があるときに1日10~15分行うだけでも効果があるので、
仕事中のスキマ時間にもできそうですね。

1日1回実践するだけでもOKで、
とくにプレゼンや商談、打ち合わせの前に行うと、
クリアな状態で臨めるようになるとも言われています。

気楽に実践!「マインドフルネス瞑想」

1.背筋を伸ばし、両肩を結ぶ線がまっすぐになるように座ります。

椅子に座っても、正座やあぐらの状態でもかまいません。
”背筋が伸びて、その他の体の力は抜けている”、楽な姿勢を見つけます。
椅子に座る場合は足を肩幅に開き、肩の力を抜きます。

2.視線を斜め前に落とすか、目を閉じます。

3.自然に呼吸し、注意を呼吸に向けます。

いわゆるヨガなどの呼吸法をする必要はなく、自分の自然な呼吸で大丈夫。

呼吸に伴ってお腹や胸が膨らんだり縮んだりする感覚に注意を向けて、
その感覚を味わいましょう

感覚の変化を、気づきが追いかけてくるようにします。
たとえば、お腹や胸に感じる感覚が変化する様子を、
心の中で「ふくらんでいる、ふくらんでいる、へこんでいる、へこんでいる」などと実況してみると、
変化を感じやすくなります。

4.雑念や感情がわいてきても気にしないようにします。

呼吸に意識を集中していても、単純な作業なので、
やがて仕事や家族のことなど、さまざまな雑念が湧いてくるでしょう。

雑念が湧くのは心の自然な機能。だから気にしなくて大丈夫
そのたびに、「あ、雑念だ」と自覚してから、
「瞑想中だから後にしよう」といったん手放し、
呼吸に意識を戻せばよいのです。

誰かや何かに対する怒りの感情が湧いてきた場合には、
「怒りが浮かんできたなぁ」と自覚してから、
やはり「瞑想に戻ろう」などと心の中で唱えて呼吸に意識を戻しましょう。

5.身体全体で呼吸するようにします。

次に、注意のフォーカスを身体全体へと拡げ、
「今、この瞬間」の現実をより広く捉えるようにしていきます。

吸った息が手足の先まで流れ込み、
吐く息が身体の隅々から出ていくようなイメージで、
身体全体で呼吸します
「ふくらんでいる、ふくらんでいる、へこんでいる、へこんでいる」と心の中での実況を続けます。

6.身体の外にまで注意のフォーカスを拡げていきます。

さらに、身体を取り巻く空間へと意識を拡げていきます。

自分のいる部屋の空気の動き、温度、広さなどを感じ、
さらに部屋の外の空間や音に対しても注意を向けていきます。

「ふくらんでいる、ふくらんでいる、へこんでいる、へこんでいる」との実況は続けますが、
そちらへの注意は弱くなってかまいません。
雑念が湧いてきても「後にして瞑想に戻ろう」とはせず、
その辺に漂わせて消えていくのを見届けます。

7.瞑想を終了します。

まぶたの裏に意識を向けて、ゆっくりと目を開けていきます。
伸びをしたり、身体を軽くさすったりして、いつもの自分に戻ります。

『心の筋力』を鍛えてハッピーに!

いかがでしょうか?
マインドフルネス瞑想を繰り返すことで、実生活においても
自分の注意をいつでも『今』に戻すことができるようになっていきます。
これは、いうなれば”心の筋トレ”

腹筋を鍛えるのと同じように、
何度も繰り返し訓練をすることで、『心の筋力』を鍛えるわけです。
それにより、日常生活や仕事においても、
態度や気分をコントロールしやすくなるといわれています。

特別な道具もいらず、座れる場所でならどこででもできるので、
1日1回、ぜひみなさんの日常に取り入れてみてください。
創造性も養われるそうなので、クリエイティブなお仕事のみなさんにもおすすめです!

(参考記事)

「ジョブズも実践 「マインドフルネス」ってどんな効果が?」(日経WOMANオンライン)

http://wol.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/121800040/042700020/?P=1&n_cid=nbpwol_else

「NHKスペシャル シリーズ『キラーストレス』」(NHKオンライン)

http://www.nhk.or.jp/special/stress/02.html

(文/hitomi)

※記事内容はすべて公開日時点の情報となります。

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