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こんにちは、暇さえあれば地元の海に行ってしまう社会人2年目のIZMです。
皆さん、湘南の観光地「江ノ島」を訪れたことはありますか?
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除されてから、観光客が殺到したことで少しニュースになっていましたね。
今回はそんな僕の地元・江ノ島の観光スポットを、思わず「へ~」と思ってしまうような少しマニアックな情報とともに紹介したいと思います!
様々な楽曲やドラマに登場する「湘南」。
皆さんも一度はその名前を聞いたことがあると思います。
しかし、実際に「どこからどこまでが湘南なの?」と聞かれると、意外とわからないものですよね。
神奈川県のPRプロジェクト「Feel SHONAN」によると、なんと 相模湾に面する沿岸域全体が「湘南」 になるんです! 実はめちゃめちゃ広いんですよ!
そして今回紹介する江ノ島は駅名や住所でよく目にするので、
「ただの地名だと思ってた!」
という方が結構いたりしますが、江ノ島はれっきとした島で、陸繋島(りくけいとう)という種類に分類されます。
陸繋島とは、海流や河川流が運んできた土砂によって陸地と繋がれた島のことです。
(ちなみにあの有名なフランスの世界遺産 モン・サン=ミシェルも陸繋島です。)
潮が満ちてくると砂が海水面の下に隠れてしまうため、かつては干潮の時にのみ砂の道を通って島に渡ることが出来ました。現在は弁天橋という橋が架かっているので、いつでも島に渡れますよ!
「車で行きたいけど、駐車場空いていなかったな……」
「電車じゃ、やっぱり動き回りづらいかな……」
皆さん、遊びに行くとき電車か車か迷いますよね。
江ノ島には、電車で行った時と車で行った時、それぞれの楽しみ方があります。
みなさんの中には「江ノ島 電車」だけで既に思いついた人がいるかもしれません。
そうです、「江ノ電」です。
よく雑誌などで特集されているのでご存じの方も多いかもしれませんね。
江ノ電はレトロな見た目で人気の路面電車で、風情溢れる街並みを縫うように藤沢~江ノ島~鎌倉間を結んでいます。
民家とぶつかりそうなくらい狭い場所や自動車と並走するように走る広い路面など、まるで誰かが気まぐれで線路を引いたかのように面白いコースを走ります。
少しマニアックな話になるのですが、腰越駅~稲村ケ崎駅の区間は、海の真横を通るので景色が非常にきれいです。
藤沢駅からのんびり揺られ、江ノ島で降りて1日遊ぶもよし、早めに切り上げて鎌倉に向かうもよし、乗っているだけで、どこか懐かしい湘南の雰囲気をすごく感じられます!
車で出かけた時に、最も避けたいものの1つは駐車場待ちですよね。
有名な観光地では、どこも満車満車でなかなか駐車できないなんてことはよくあります。
しかし、江ノ島には大型の駐車場が、島内、島外に合計8つもあるので、そんな心配はありません。
時期や時間帯を気にせずにいつでも駐車することが出来ます。
余談なのですが、江ノ島から東西に延びる国道134号線を走ると、「これがまさに海沿いドライブだ!」というようなドライブができます。
特に、恋人、好きな人を乗せて走る予定のあなた!
東から西(三浦方面から小田原方面)に向かって走ることをオススメします。
車線、助手席が海側になるので、きれいな景色に加えて波の音、潮風などなど、湘南の海を五感で感じることが出来てきっと喜んでもらえるはずです(笑)。
それでは、ここから江ノ島の観光スポットを紹介していくことにしましょう!
江ノ島観光の定番中の定番、
でもやっぱり外せないのがこの『新江ノ島水族館』。
相模湾の生態系を中心に、数万の生物が展示されています。
特に目を引くのは「相模湾大水槽」。
本物の海中を連想させるリアルな岩場や海底が再現されているほか、この水槽には海面に波を発生させる増波装置が2つ設置されています。
この装置は水槽内の生物の育成に必要であるとともに、景観面でも重要な役割を担っています。
というのも、装置が発生させた波によって海中に入る光が揺らぐことで、見ている人々はまるで海底から見上げるようなアングルで魚たちを見ることができるんです!
約8000匹のイワシの群れや、サメ、エイ、ウミガメなどなど、多種多様な生物が優雅に泳ぐこの水槽で世界屈指の豊かさを誇る相模湾を間近に感じてみましょう!
もう1つピックアップするのは新江ノ島水族館ならではの「深海Ⅱ ~しんかい2000~」のエリアです。
実は、深海は宇宙より行くことが難しく「現段階では人類は深海の5%すら解明できていない」とまで言われています。
ここには、日本を代表する有人潜水調査船の1つ、「しんかい2000」の実機が展示されており、国内での深海研究の歴史などを垣間見ることができます。
この「しんかい2000」が潜水する水深2000mの水域は非常に過酷なもので、低温・高圧・暗黒の中で研究を進める日本人のすごさに非常に驚かされます。
館内は全体的に薄暗く落ちついた雰囲気で、ほとんどすべての展示エリアが窓のない室内にあるため、完全に日常とは遮断された別世界を味わうことができます。
家族連れや学生の方たちがわいわい楽しむのはもちろんなのですが、 大人になってからゆっくり魚を眺めに行くのにももってこいな水族館になっています!
新江ノ島水族館の公式サイトはこちら!
続いて紹介するのは本島の沖側に位置する岩場、『稚児ヶ淵』です。
干潮の時間帯にのみ立ち入ることができ、潮が引く時に残った海水の水溜まり(潮だまりといいます)では、小魚やカニなどが見られ、江ノ島の自然を最も間近に感じることができます。
ちなみに、この『稚児ヶ淵』という名前は、
「昔、ある老僧に恋をされ、猛アタックを受け続けた少年(稚児)が精神的に追い詰められてここから身を投げ、老僧も後を追って身を投げた。」
という少し怖い話が由来とされています。
そんなちょっぴり狂気じみたエピソードとは裏腹に、晴れた日には地平線や海岸線、夕日などが見られて、 波の音を聞きながらぼーっと遠くを見てると日常をすっかり忘れられる癒しスポットとなっています!
次に紹介するのは、本島に渡ってすぐ、島の入り口右手で存在感を放つ 大人のスパリゾート『江ノ島アイランドスパ』、通称「えのすぱ」です。
米国人建築家Killy Kunimoto氏によって設計された、東洋と西洋が調和した高級感溢れる内装と、 世界中から集められた最高級のサービスを楽しめます。
一番の魅力は、まるで海と繋がっているかのような大露天プールで、富士山などの最高の景色を眺めながら過ごすことができます。
また、施設は20:30まで営業しているので、うまく時間を合わせれば地平線に沈む夕日を見ながら入ることもできます。室内の温泉も充実していて、島の地下1500mから湧き出した江ノ島唯一の天然温泉を使用しています。
施設内にあるトリートメントスパ、『弁天スパ』では、えのすぱオリジナルの「弁天」「龍」「海」「陸」の4種のトリートメントや江ノ島のパワーが詰まった福石が使用されています。(江ノ島には天女と龍にまつわる伝説「江島縁起」など多くの伝承が残っており、パワースポットとしての顔も持っています。)
この「えのすぱ」、トリップアドバイザーによる「トラベラーズチョイス2020」を受賞しています。
この賞は、旅行に関する口コミサイト「トリップアドバイザー」に記載されている世界中のありとあらゆる観光スポットのうち、高評価を取り続けている上位10%に与えられるもので、このことからも「えのすぱ」を訪れた世界中の人々が大変満足していることがわかりますね!
江ノ島アイランドスパの公式サイトはこちら!
今回紹介できたのは江ノ島の魅力のほんの一握りで、他にも名もない小さな砂浜や絶景スポットもたくさんあります。
何百回と江ノ島を訪れている僕もまだ気づいていない良いスポットがあると思っています。
皆さんもぜひ、実際に足を運んで湘南・江ノ島の空気を感じてみてください!
出版社 : 昭文社 (2020/2/13)
アジサイや紅葉の季節から、観光名所、グルメまで鎌倉~江ノ島のエリアの情報がたくさん詰まっています。
このような観光雑誌を見ながら散策するのも中々楽しいものです。
出版社 : パイインターナショナル (2012/11/21)
新江ノ島水族館が撮影、編集に参加している解説付き写真集です。 美しく発光するものから奇怪な見た目のものまで約120点が収録されています。
販売者 : 有限会社エスケーアイ
タコを丸々2、3匹プレスすることで作られています。
このダイナミックな製造方法が話題を呼び、あさひ本店さんにはいつも行列ができています。
販売者 : 株式会社サグラダ
湘南の名産物といえば生しらすという人も多いはず。
この「湘南しらす」は、かながわの名産品100選にも選ばれ、メディア等にも多く取り上げられる人気商品です。
(文/IZM)
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