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初めまして。最近、朝に洗顔をしていると髪の毛がポロポロと落ちてきて若干の恐怖を抱いているYoshiです。
学生時代は映像関係の学校に通っており、こってりと絞られていた経験があります。
思い出すだけでさらに頭髪がぱらぱらっと落ちてきそうです(笑)。
映像制作時には、『怪獣映画』のお手伝いをさせていただいた経験があります。
怪獣映画というと普通の映画撮影とは違い、美術や撮影の仕方等、遊び心満載かつ、スケールがでかい!
大変ではありましたが、同時にとても楽しかった思い出が今も残っています。
今回は、『「自主怪獣映画」の撮影に至るまでの準備』にフォーカスを当てて、紹介していきます!
皆さまは、映画館で映画を観ていますか?
こちらのブログを開いてくださっているということは、映像関係に少しでも興味があって見てくださっていると思います。
その中でも、自主怪獣映画とは文字通り……
< 撮影、美術制作、編集等の全てを個人で行い、怪獣映画を作ること!> 以上!
実際、「どうやって制作しているの?」、「私も作ってみたいけど何から手をつけていけばよいのか分からない!」と疑問を抱えている人がいると思います。
そんな中、自主怪獣映画に挑んでいる一人の若者が……!
そんな監督にどうやったら自主怪獣映画を撮れるようになるのか、取材してきました!
全国自主怪獣映画選手権で賞も獲得している若き岩村監督にお話をお聞きしました!
プロフィール
岩村高志
好きな怪獣
ツインテール(帰って来たウルトラマン)
監督作品
『豪炎巨神エルザイガー』・『群青に染まる』
■Yoshi:~どうして、自主怪獣映画を作ろうと思いましたか?~
岩村監督:怪獣が好きなのもあるけど、
何よりも自分が怪獣を撮る面白さを忘れないために作ろうと思いました。
■Yoshi:~現在制作中の『惨殺巨獣バリギュラー』はいつ頃から構想していましたか?~
岩村監督:(学生の頃の)卒業制作が終わった頃から、次は何を作ろうかな? とすでに構想していました。
■Yoshi:~どのくらいの予算で、制作スケジュールを組む際は、どのような点で意識しましたか?~
岩村監督:大体20万前後で、制作している感じですかね。
ともかく、手伝ってくれるスタッフの予定が合わない前提でスケジュールを組みました。
基本的には、自分と友人2人で作業を進めて、最低限の打ち合わせと撮影日を決めて、みんなにスケジュールを配ってました。
Yoshi: なるほど。臨機応変に対応していくということですね。
■Yoshi: ~作品が完成したらどこかに出すことは考えていますか?~
岩村監督:『全国自主怪獣映画選手権』に出す予定です。
目的をしっかり決めることも、複数人で作業する上で大事だと思っています。
そうじゃないと、完成しないので(笑)。
■Yoshi:~今回の美術制作について意識していたことは、何でしょうか?~
岩村監督:ともかく『ゴミ』でもなんでも利用してやる! みたいな気持ちです。
どうしても予算が少ない状況なので、日常的に出るゴミや100円ショップを利用して、
できる限り低予算で多くのモノを作っていこうと意識していますね。
■Yoshi:~美術制作で、特に役立ったものは何でしょうか?~
岩村監督:100円ショップの『スチレンボード』が
ミニチュアを作る際に非常に役に立ちました。
建物、木の支え板など、色々なものに汎用性がありますね。
■Yoshi:~こういった知識はどのように学びましたか?~
岩村監督:メイキング本を見たり、仕事の現場だったり、あとは自分なりに試行錯誤をしてきた経験で学んだと思います。
Yoshi:まずは、作ってみることが大事なんですね!
本当は、全ての美術制作物について詳しく聞きたかったのですが、
今回は美術制作のミニチュアの1つ「給水塔」は、どのように作られているのかまとめてみました。
一通り作り終えたら、マジック等で色塗りします。乾いたら、改めて組み立てを開始しましょう!
えっ? 組み立てが難しそう? でしたら、こちら!
必殺、ミニチュアダンボール!
ダンボールの周りに窓と壁の色を塗るだけで、簡単なビルの完成です!
岩村監督作品『豪炎巨神エルザイガー』の戦闘シーンでの建物は、ほぼダンボール作られているのです!
予算も時間もない場合、非常におすすめです!
現在制作中の怪獣『惨殺巨獣バリギュラー』のお手伝いさせていただきました。
胴体部分は直接(布団用の)マットレスのスポンジで形を作り
頭部は、洗車用スポンジを削りながら細部を調整し胴体部分とくっつけていました。
と使い分けをしているように感じられました。
また、作業する際に曖昧な部分がでてきたらネットにある他の怪獣の画像を参考にし、補いつつ作業していました。
形を作り終えたらその上から速乾ボンドを怪獣の表面に、ばっ! と塗っていく。
こうすることで表面を固くし、変成シリコーンを使って色を塗りやすくするためにしています。
そして、怪獣のリアル感をさらに出すため、100円ショップに売っている『ジョイントマット』を手に取り……
なんとカッターで削りながら怪獣の「歯」を作っていました!
怪獣映画は、まさに工夫の積み重ねによって支えられ、作られているのです!
【今回の取材で大事なポイントをまとめ】
■Yoshi:~監督にとって怪獣映画を撮ることとは?~
岩村監督:自分は怪獣で何かを表現することが、好きなのかもしれないですね。
■Yoshi:~監督にとって『何か』とはなんだと思いますか?~
岩村監督:(少し悩んで)……実は自分自身も曖昧なところがあるんですよね。
自分がこんなのを作りたいなぁ、とイメージして作っているので……。ただ、リアリティは大事にしていきたいです。
人間と怪獣の対立を撮っていくにしても、人間には人間側の事情があるし、怪獣には怪獣側の事情があるので、そういうところは大事にしていきたいです。
もしかしたら、自分がまだ知らない潜在的なモノを写すことが怪獣映画を通してできると最近は感じているかもしれないです。
Yoshi:なるほど、簡単な善悪には分けたくない、ということですね。
岩村監督:でもなんだかんだ言って、自分は怪獣を「生き物」として見たいから。
なによりもそれが快感に感じて、楽しいんですよ。怪獣フェチなんです(笑)。
岩村監督は本当に楽しそうな表情で怪獣のことを語っていて、
「怪獣大好き!」というオーラが溢れ出ていました!
多忙の中、取材に応じていただき、本当にありがとうございました!
(文/Yoshi、写真/Yoshi・岩村高志)
※記事内容はすべて公開日時点の情報となります。
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