GLUE

暮らしと仕事にちょっと役立つかも知れないエンタメ系情報サイト

  • 株式会社アジャスト
アート

私の気になるイラストレーターを調べてみた。

私の気になるイラストレーターを調べてみた。

毎日、様々なところでイラストを目にします。
その中でも、特に印象深いCDジャケットを描いているアーティストを調べてみました。

Furu

ライター:Furu
WEBデザイナーを目指して修行中!
新しいことに興味津々のおとぼけ讃岐女子。

「イラストレーター 福田利之さん」

「作品は見たことがあるけれど、作者は知らなかった」という人が多いかもしれません。
『ほぼ日刊イトイ新聞』で連載されていた『福田のフォト絵。写真を削るとユカイが見える。』というコーナーではフォト絵(身近な写真を使用し、上からカッターナイフで削って絵を描き、絵の具をのせた作品)にユーモアたっぷりのイラストを加えた作品が紹介されていて、
デザイン面だけでなく幅広いアイデアが満載です!

森の王国 福田利之・塗り絵BOOK

『森の王国 福田利之・塗り絵BOOK』
1,080円(税込み)
出版社:グラフィック社

『森の王国 福田利之・塗り絵BOOK』ではどこか懐かしさを感じさせる北欧テイストなイラストに心惹かれます。
フィンランドでの出版や、フィンランドのアーティストとのコラボなど北欧との繋がりが深いようです。

エディトリアル、装丁、広告、CDジャケット、絵本、テキスタイルなどさまざまな分野で活躍中。
2015年には初となる本格的作品集を刊行。
「スピッツ」、「ムーンライダーズ」や「ほぼ日刊イトイ新聞」など、多くの書籍やCDジャケットに使用されたイラストレーションを収録。

【出典】 TOSHIYUKI FUKUDA PORTFOLIO

「イラストレーター 中村 佑介さん」

「さだまさし」「ASIAN KUNG-FU GENERATION」のCD ジャケット、
『謎解きはディナーのあとで』、『夜は短し歩けよ乙女』など数多くの装丁画を手掛けていることで有名です。

中村祐介さんご自身がマスメディアに登場することもあり、多くの人に認知されている人気の作家です。
大正ロマン風な絵を現代的に表現した作品は、美しく繊細なラインと独特の色使いが程よくミックスされ、
個性の強い魅力的な作品となっています。

CD ジャケットや音楽の教科書をはじめ数多くの書籍や雑誌の装丁画などで知られており
初作品集『BLUE』は、画集としては異例の9 万5000 部という大ヒットを記録しています。
その他、アニメキャラクター原案やTVCM のキャラクターデザイン、さらに『セイルズ』としてバンド活動も展開するなど多岐にわたって活躍されています。

【参考サイト】 YUSUKE NAKAMURA.net

「ロストコープアーティスト シシヤマザキさん」

ヤマザキさんご自身をモチーフにしたアニメーションは、
世界中のアートアニメーション& クリエイティブイベントで上映され続けている他、
PRADA や資生堂といった世界的なファッションブランドのプロモーションにも起用されています。

YUKI のミュージックビデオや、CM などで発表されている作品の映像はロストコープ手法を使ったアニメーションで、
シシヤマザキさんならではの絵と動きが目をくぎ付けにします。
水彩画のような瑞々しいイラストは独特な雰囲気があり、一度見たら忘れられない作品になっています。

水彩画風の手描きロトスコープアニメーションを独自の表現方法として確立している新進気鋭のアーティスト。

【参考サイト】 シシヤマザキ | ShiShi Yamazaki アーティスト

【ロトスコープ – Wikipedia】 ロトスコープ(アニメーション)とは モデルの動きをカメラで撮影し、
それをトレースしてアニメーションにする手法。

「グラフィックデザイナー 大原大次郎さん」

「SAKEROCK」「星野源」など数々のミュージシャンのCD ジャケットや、CM、TV 番組のロゴデザイン、
雑誌、書籍でのイラストレーションなどメディアの枠を越えて注目を集めています。

TYMOTE の井口皓太さんとの合作のHaKU の『everything but the love』ミュージックビデオでは
3D モーショングラフィックスとタイポグラフィを掛け合わされた文字が歌い駆けてゆく躍動感溢れ、
わくわくする作品になっています。
音像を文字で表現するなど知覚を大切に創作されたタイポグラフィは見るものをぐっと引き込みます。

タイポグラフィを基軸にしたデザインで活躍中のグラフィックデザイナー。
映像制作や展覧会、ワークショップなど様々なデザインプロジェクトを展開しています。

【出典】 大原大次郎 omomma™

おわりに

CDジャケットなどイメージに合わせて、それぞれの個性を活かし表現されたデザインは、見ているだけで
とても勉強になり、アーティスト独特の作品に出会えるとうれしくなります。
今回、調べてみて新たに知ること・学ぶことが多くあり更に興味が出てきました。
ワークショップがあったら参加したいと思います!

(文/Furu)

※記事内容はすべて公開日時点の情報となります。

記事をシェアする!