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アート

大人たちに贈る、癒しの海外絵本の世界

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はじめまして!
最近は啓文堂の洋書セールワゴンを見つけては絵本ハンティングしております、いーぶんです!

絵本と聞くと「子供のためのもの」「内容が幼稚」など、なかなか縁遠いものと感じられる方も多いのではないでしょうか?

しかし実際は描かれてる挿絵はとても芸術的なもの、可愛らしいものや中には繊細で美麗なイラストで描かれるものもあり、描き込まれたその世界観は大人も目を見張るものがあります。

最近では、大人の雑貨店で有名な絵本のキャラクターが、グッズ化されている姿を目にする機会も多い気がします。

そこで今回は、その中でもおすすめの作品と作家さんをご紹介したいと思います!

作品をご存じの方も初めての方も、わたくし、いーぶんと一緒に海外絵本の魅力を辿っていきましょう。

目次

  1. 『へびのクリクター』 / トミー・ウンゲラー
  2. 『マドレーヌ』シリーズ / ルドウィッヒ・ベーメルマンス
  3. 『ドリームアニマルズ』 / エミリー・ワインフィールド・マーティン
  4. 国内のおすすめ絵本作家

1.『へびのクリクター』 / トミー・ウンゲラー

【あらすじ】
心やさしく賢いへび、クリクターが大活躍する、世界でもまれな、しかも世界中で愛されているウンゲラーの代表傑作。ナンセンス風ファンタジー。

この本の作者トミー・ウンゲラーさんは、かの有名な『 すてきな三にんぐみ』や『月おとこ』も描かれている作家さんです。

へびと言えば気味悪い! 毒がありそう!
と、怖いイメージがつきものですが、
この本のへびのクリクターは本当にかわいいんです!

表紙のあるところにへびのクリクター本人がいるのをお気づきでしょうか?

物語の始まりは、ブラジルに住む息子さんから誕生プレゼントとして毒のないへびが、ボドおばさんのもとに届けられるところから始まります。

最初は驚きながらも、おばあさんの手によってミルクをもらったり、お散歩に連れて行ってもらうなどして大切に愛情深く育てられていきます。

2.『マドレーヌ』シリーズ / ルドウィッヒ・ベーメルマンス

【あらすじ】
マドレーヌはフランス・パリのカトリック寄宿舎に住むアメリカ生まれの女の子。
12人の女の子の中では、一番背がちっちゃいけれど一番勇敢。
そんな彼女を始めとする女の子たちと、寄宿舎の先生がヨーロッパ中を冒険する物語。

絵本はもちろん、昔からアニメ化されたり、日本でもグッズを展開されていたり、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

いーぶんも昔は背の順で一番小さかったので、主人公が”ちいさな女の子”というのは親近感を感じ、こんな女の子になってみたいという憧れを抱きました!

今では大人に成長した、いーぶんですが、小さな女の子のマドレーヌが奮闘する様を見るととても勇気づけられ、かわいらしい姿に癒されます。

ちなみに今この作品のアニメが、アメリカの制作会社WildBrainのYoutube公式チャンネルにて無料で全編アップロードされています。

アニメでは歌やしぐさがかわいらしいのでこれも是非見てほしいところです。

公開しているチャンネルは日本版ではなく本国版となっているのでご注意を。

3.『ドリームアニマルズ』 / エミリー・ワインフィールド・マーティン

【あらすじ】
子供たちが眠りにつくとき、様々な動物たちが夢の世界へ連れて行ってくれる……。

※この絵本は英語版のみ発売されています。

あらすじだけでも素敵なこの絵本。

きっとあなたのお気に入りの動物も出てくるはずです。

全編英語になっておりますが、たとえ英語がわからなくても、イラストのみならずフォントも含めてとても美しく見ているだけで心が癒されます。

この絵本を見てから眠りについたら、きっと素敵な夢が見れることでしょう。

作家さんご本人が紹介してる動画もあります。全部英語ですが、是非見てみてください。

公開しているチャンネルは日本版ではなく本国版となっているのでご注意を。

国内のおすすめ絵本作家

1.『ふしぎなえ』 / 安野光雅

作者のデビュー作。

小人と巡る不思議な世界。

エッシャーのだまし絵のような世界観で、かわいらしい絵柄がいつまでも飽きずに楽しめます。

2.『熊田千佳慕メルヘンの世界1 ライオンのめがね・ふしぎのくにのアリス』 / 熊田 千佳慕(熊田五郎)

日本のプチファーブルとして昆虫や動植物を描いてきた作者が送るメルヘンのお話。

登場する動植物たちは細部にまで丁寧に描き込まれ、
大変見ごたえがあります

3.『くものすおやぶん とりものちょう』 / 秋山あゆ子

くものすおやぶんと子分のぴょんきちの活躍を描くハラハラドキドキな時代劇。

楽しめる仕掛けがあったり、細かく描かれた江戸風の町並みが、見ていてとても楽しい作品です。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、あまり有名作品として挙げられていない、個人的な切り口からオススメ作品を紹介させていただきました。

絵本は物語を楽しむだけでなく、表紙から中の挿絵まで多彩なイラストで描かれることが多いため、一冊の画集として楽しむのも一つの楽しみ方になるのではないでしょうか。

もし気になった作品があれば、是非読んでみてください!

(文・絵/いーぶん)

※記事内容はすべて公開日時点の情報となります。

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