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一人カラオケ大好き、Webデザイナー見習い兼カラオケ盛り上げ隊長の松葉です!
音楽の趣味から滲み出る、秋葉原と○のあな5Fあたりで嗅げる異臭とロキノン系特有の自意識こじらせ系非モテ男子の臭いのダブルパンチで息が詰まりそうですね!
※ロキノン系とは……。
雑誌「ROCKIN’ON JAPAN」に載っているようなアーティストの事、またはそのファン層を指す。
ファン層を揶揄して「ロキノン厨(ちゅう)」とも呼ばれる。
ロキノン厨は大抵の局面を「エモい」の一言でなんとか乗り切れると思っている事でよく知られる。
さて、送別会や歓迎会のシーズンが到来しようという今日この頃、会社員の皆さんは同僚とカラオケに行く機会など増えるかと思います。
そんな時に困るのがズバリ『選曲』ですよね!
特に我々、「そもそも出世に無縁な霞ヶ関のはぐれ者、一匹狼、変わり者、オタク、問題児、鼻つまみ者、厄介者、学会の異端児、そういった人間の集まり」(出典:『シン・ゴジラ』 2016)には悩みの種なのではないでしょうか。
職場カラオケという気にせず好きにやることなど不可能な状況では、下手に動けば場の空気を白けさせてしまう可能性が高いです。
僕のようにメジャーなアーティストに苦手意識を持っている人は、
「好きな曲がマイナーで歌いにくい」
「メジャーな曲は歌えるほどに聞き込んでいない」
「たいして歌ったこともないのに急かされて入れた曲で大失敗」
など、学校や職場の付き合いで行ったカラオケで苦い思い出があるのではないでしょうか。
冒頭でもお伝えした通り、僕、松葉はマイナー趣味をこじらせてしまった20代サブカル・ロキノン厨非モテ男子です。
が、しかし、そんな僕でも唯一の取り柄と呼べるものがあります。
それは『カラオケの盛り上げ役』です。
今でこそ、進んで特攻隊長を買って出るほどの盛り上げ能力を手に入れた僕ですが、この領域に至るまでには紆余曲折がありました。
最近では、カラオケ選曲には柔道や茶道などと同じく
「道」
と呼べるほどの奥深さがあると感じています。
今日はそんな奥深い世界を「カラオケ選曲道」と銘打ち、僕が培ってきた職場カラオケの“いろは”をお伝えしたいと思います!
まず前提として肝に銘じておくことが3つあります。
楽しい空間というものは、全員が全員に向けてサービス精神を発揮することで作り上げられているわけです。
自分の事をわかってくれている人ばかりではないので、仲間内でのカラオケのノリで臨むと手痛い目に会いますよ。
自分だけが楽しい選曲、していませんか?
まったく知らない曲はやはりノリにくいし、他人の共感を得られにくいはずです。
そもそも、正直に言うとみんな他人の歌にそこまで興味は無いです。
どうせ参加するなら、全員にとって心地よい空間を作り上げたいものです。
「自分は歌がうまくないから……」、「人前で歌うのが恥ずかしい」なんて言って、まったく歌わない人がいます。よくよく聞いてるとぶっちゃけ皆そこまでうまくないので安心してください(笑)。
そういう人は無理に歌わなくてもよいかなと個人的には思うのですが、一曲も入れないのは「ひょっとして○○さん楽しめていないのかな?」と周囲の人に気を使わせる事にもなります。
どうしても難しい場合は人と一緒に歌ってもらう、歌がうまくなくても問題ない曲を歌う、一曲を完璧に歌えるよう練習する、など対処法はいくらでも考えられるのではないでしょうか?
選曲から一旦離れて、知って役立つ職場カラオケの作法や処世術をマスターしましょう。
店員さんがルームに入って来ると歌うのをやめてしまう人が居ますが、相手は一日何百人も接客しているプロなので客が何を歌おうが、どんなに歌が下手だろうがなんにも気にしていません。
急にむにゃむにゃと口ごもることの方がよっぽど見苦しい姿だということは理解できるはずです。
立ち回りというよりは歌唱法に片足突っ込んでいるのですが、やはり声をハッキリとマイクに届けた方が心地よく聞ける歌声になりやすいです。
戦というものは、始まる前からだいたい結果が決まっているものです。
逆に言えば始まる前にどれだけの準備をしたかで勝敗が決します。力がないなら策を練りましょう。
やや上級者向けの話になるのですが、カラオケにはキー変更機能がついていて、曲を自分の声に合う音域に調整することができます。これを利用すれば男性が女性ボーカル曲を歌ったり、女性が男性ボーカル曲を歌ったりすることも夢ではなくなります。こういう知識を身に着けるのもカラオケ選曲の幅を広げるのに役立ちます。
試しに男性なら女性ボーカル曲を2つか4つ下げて歌ってみる、女性なら男性ボーカル曲を4つ程上げて歌ってみると感じが掴めると思います。
世の中には万人が歌いやすいように非常に丁寧に調整された曲があります。ジャニーズやAKB48などのアイドル系ポップスなんかは大半がこのパターンです(コアな音楽ファンには下に見られがちですが、実は作詞作曲にお金と稀な才能をかけた高級な音楽を彼らは歌っているのです)。
音痴が思いっきり歌うと何故かかっこいい曲というものも存在します。ウルフルズ、ブルーハーツ、モンゴル800などのパンク系バンドなどが該当しやすいです。
あなたがもし歌がとてもうまく、完璧にハモれていたとしてもハモリを入れるのはやめた方がいいでしょう。
気持ちよく歌っている最中に急にハモりを入れてこられたら歌っている人は良い思いはしないと思います。
まず第一に採点に時間がかかるので、全体として歌える曲数が減ってしまいます。時間は有限なので大事にしましょう。
また、得点で差をつけられることで不愉快な思いをする人も多いかと思います。
変に気を使う場にしたくないなら採点機能はやめておく方がよいでしょう。
音程が気になる場合はガイドメロディー機能が便利です。
これも時間を有効活用するためです。また経験上、後奏が長いと、その間微妙な空気になりやすいです。
歌っている最中に席を立たれるのは誰にとってもあまり良い気分ではありません。
ましてや上司の番にトイレに立つなんてもってのほか!
同期や年の近い先輩ならわかってくれるはずなので、安心してお手洗いに行きましょう。
歌を歌う人は喉のコンディションに気を使うものです。
喉の潤滑剤になってくれる油分を取り去ってしまい、利尿作用で水分をも奪うカフェイン、アルコールなどは喉に悪いとされています。炭酸飲料も油分を洗い流してしまうので良くないそうです。
僕はカラオケ時にはカルピスウォーターを愛飲していますが、これも人によっては成分が口に残って邪魔という人もいますね。
定説では、「適度に揚げ物などの食事をとりつつ、飲み物は常温の水」が理想とされています。
選曲に対する基本的な考え方の話に移っていきましょう。
有名曲でも言語の壁で、盛り上がりどころが難しい場合が多いです。
たとえ有名アーティストだろうが知っているのはあなただけだと思うべきです。
序盤は場を温めるためにアップテンポな曲だけで攻めるべきです。
バラードを歌っていい場面というのは見極めるのが難しいので、バラードは入れないでおくのも手。
ギャグっぽい歌詞の曲は最初はウケても、せいぜい1分で「慣れ」が襲ってきます。それ以上続けば歌う人にとっても聞く人にとっても地獄が待っています。
あまり推奨はしませんが、「マズい!」と思ったら演奏中止も手です。さっさと終われば皆がハッピー。
これも「慣れ」の問題です。人間は同じような刺激が続くと飽きる生き物なのです。
アニメソングは同世代にとっては鉄板だとしても、上司にとっては全く聞いたことがない曲になってしまいがち。懐メロ系ならその心配はしなくてもよいでしょう。
今の若い世代は趣味の多様化が進み、音楽遍歴もそれ以上の世代と比べてまちまちです。
例え20代までの若い集まりだとしても、VOCALOID曲は全く知らないなんてことは当然ありえます。
※ボカロとは……。
ボーカロイド(VOCALOID)の略。ヤマハが開発した音声合成技術、及びその応用製品の総称。
また、それらの製品に設定されているキャラクター群の事。
キャラクター例:初音ミク
若者のテレビ離れが叫ばれる昨今ですが、まだまだテレビCMはパワーがあります。誰でも聞き覚えがあるというのはカラオケにおいても強いです。テレビの力を存分に使ってやりましょう。
異性ボーカルの曲はうまくハマればいいのですが、中途半端な出来栄えで挑むと、職場カラオケという場では奇異の目で見られてしまうことも……。
歌うのは自由ですが、男性が女性アイドル曲でウケを狙いに行く、歌唱力、ノリの良さ、気迫で圧倒する、などの「サブウェポン」は備えていて欲しいところです。
以上を踏まえて、悩める会社員の皆さんに向けて、「自意識と一般ウケ」の狭間を漂い、
なおかつその世代の上司には「おっ」と思われるような「エモい」曲をセレクトしてみました。
誰にでも100点満点ウケる曲ばかりではないですが、
刺さる人には1000点オーバーをたたき出す事もありえる珠玉のセレクトです。
あなたもこのあたりをレパートリーに加えれば、同期の間で頭一つ抜けた存在感を発揮できること間違いなし!
【女性ボーカル】
♪ポケットビスケッツ
『YELLOW YELLOW HAPPY』
♪PUFFY
『アジアの純真』
♪椎名林檎
『茜さす帰路照らされど・・・』
♪the brilliant green
『There will be love there-愛のある場所-』
♪華原朋美
『I’m proud』
【男性ボーカル】
♪T.M.Revolution
『Hot Limit』
♪ペニシリン
『ロマンス』
♪SOPHIA
『街』
♪たま
『さよなら人類』
♪hide
『TELL ME』
【女性ボーカル】
♪プリンセス・プリンセス
『Diamonds』
♪LINDBERG
『今すぐKiss Me』
♪広瀬香美
『ロマンスの神様』
♪DREAMS COME TRUE
『未来予想図Ⅱ』
♪篠原涼子
『恋しさと切なさと心強さと』
【男性ボーカル】
♪RED WARRIORS
『ルシアン・ヒルの上で』
♪小沢健二
『愛し愛され生きるのさ』
♪UNICORN
『大迷惑』
♪CHAGE & ASKA
『YAH!YAH!YAH!』
♪COMPLEX
『Be My Baby』
【女性ボーカル】
♪レベッカ
『フレンズ』
♪太田裕美
『木綿のハンカチーフ』
♪岩崎宏美
『シンデレラハネムーン』
♪荻野目洋子
『ダンシングヒーロー』
♪渡辺美里
『マイレボリューション』
【男性ボーカル】
♪村下孝蔵
『初恋』
♪沢田研二
『勝手にしやがれ』
♪クリスタルキング
『大都会』
♪尾崎豊
『15の夜』
♪浜田省吾
『悲しみは雪のように』
ここまで読んで勘違いしないでほしいのですが、
僕は自分のことを『歌がうまい人』ではなく『カラオケがうまい人』だと思っています。
歌がうまくないなりにカラオケという場を盛り上げようと真剣に考えた結果、
盛り上げ隊長の地位を手に入れたということです。
歌がうまい人は何を歌っても盛り上がるのは確かです。
じゃあ歌が下手な人は何をしてもかなわないのか? と聞かれればノーだと自信を持って言えます!
僕も道半ばですが、これからは皆さんも一緒にカラオケ選曲道をおっかなびっくり進んでいきましょう!
(文/松葉)
※記事内容はすべて公開日時点の情報となります。
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