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“私たち……本当に結婚してよかったです!!”
“今……心からそう言えます! ……安友さん! ありがとうございます。”
瞳をキラキラさせながら雑誌から抜け出たようにスマートな奥様がうれしそうに、
これまたイケメンのご主人と一緒に私の事務所でお話して下さりました。
実は数年前に結婚契約をしてくれたカップルとそれがご縁で仲良くしていただき、
今回も依頼されたお仕事が無事完了したのでそのお礼に来られたのです。
このカップル実は一度結婚して離婚し……また結婚したカップルです。かつて妻は傷ついて……
立ち直れないくらいズタズタになって離婚してしまいました。
でもご主人が失ったものの大切さに気が付いて……
誠意をもって自分が悪かったことを素直に詫びて、
恥も外聞もすべて出して復縁したいことを
何度も何度もくり返し申し出て……。
最終的に奥様が結婚契約することを条件に再婚された……
現在40代のステキなカップルです。
同じ人ともう失敗は繰り返せない……
そんな思いが奥さんにはものすごくありました。
「結婚契約のおかげで……僕たち夫婦は何一つ気負ったりすることなく……自然体で接することができました。
結婚契約があったからこそ結婚も出来たし……お互いに本当の夫婦の実感を一緒に得ることができたと心底思いました……!」
まるで示し合わせたようにご夫婦は私に目を輝かせて……素直でまっすぐな言葉を口にされました。
このカップルの契約は公正証書と一般契約書の二本立てでした……。
内容はもう本当に100対0いや10,000対0かもしれないくらい見事に……奥様有利にできております。
たとえば……公正証書にしたものを一部抜粋(変更あり)ですが……
(甲:夫、乙:妻)
また、第6条には万が一……離婚した場合の慰謝料についてもしっかりと決められております。
つまり損害賠償の予約というやつですね……。
さらにさらに……ご主人は特に奥様に言われたわけでもなく、ご自分で提案して遺言書も書かれております……。
普通の人ならば何もそこまでしなくても……と思われるでしょう!
私もちょっぴり感じましたから……。
でもご主人は……1ミリも迷うことなく動きました。
つい最近も、奥様が病に倒れ……仕事も出来なくなり……
大変不自由な思いをされた時も、ご主人が本領を発揮して何か月も病院での看護を厭わず……
とても忙しかった自分の仕事も会社に交渉して休職し……
すべて奥様優先の生活をしながら懸命に夫婦で苦難を超えられたのです。
これは奥様を傷つけた罪滅ぼしなんてそんなレベルの話ではなく……
ご主人は結婚契約で、自分のできる本当に限界ギリギリのところに自ら追い込んで……
ついに本当の夫婦の理想の姿を見ることができたのでしょうね……。
きっと結婚契約をされた方だけに見せてもらえる幸せの形なんでしょうね! 素晴らしいことです……!
「安友さんにはもちろんすごく感謝していますが……
それ以上に彼には感謝して感謝して……本当に言葉に表せないのが歯がゆいくらいなんです……。」
奥様が素晴らしい柔和な笑顔をして僕にそうおっしゃいました!! そして……
冒頭の言葉……
“私たち本当に結婚してよかった!!”につながるわけなんです……。
結婚契約書を作成したことで、思った以上の深いきずなを築き上げたカップルは多いです。
これは不思議なことですし、私もよくわかりません。
いやな言い方をすると結婚契約をするなんて……
そもそも約束を破りそうだからそんな契約書なんか作る
とも言う人もいますし、
お互いが信じられないとか……
自信がない……そもそも愛情が薄い……とか、一般的じゃない特殊な関係と見られてしまうこともあります。
残念なことです。
ただ言えるのは……もしかしたら誰かに見られ、同じものを第三者が保管している(注:私が作成した場合依頼によってです!)結婚契約書を協同で作成するわけですから、無意識のうちに……カップルがお互い真摯に向かい合って、一緒に本音で語り合い、作成することが影響していると思います。
だから結婚契約の作成によって……今まで考えもしなかった経験のない……特別の深い絆……
お互いに対する深く尊い愛の感情が湧き上がってくるのではないでしょうか……。
私もそうですが……
結婚契約書を一緒に作成することでお互い相手に対して大きな「手ごたえ」を感じることができた気がします。
結婚契約書を作成したカップルが感じる共通の感情って……
このお互いに対する「手ごたえ」と言えますし……この「手ごたえ」が自信につながっていくんですね……。
「手ごたえ」が実感できると……不思議不思議……魔法の「見えざる手」が作成した二人のところに降りてきて……
お互いを1つあるいは2つ上の人生レベルにスコ~~~ンと引き上げてくれるのかもしれないです……。
生意気でおごりかもしれないけど……
僕は何だか男と女というものが、この結婚契約を専門に扱うことによってチョッピリわかりました。
このご主人……条件がどうだ、奥さんの言いなりだ……
メンツがどうのなんて、しょぼいレベルの話ではないのですね……。
自分の命と同じくらい大切なパートナーだから……
その大切な大切なパートナーが思うこと……望むことを考えて考え抜く……
間髪いれずに動く……それだけです……。
誰に見られても言われても恥ずかしくないからこそ私に依頼して契約書を書いたんです……。
理由は……
だってそれが最高の幸せであるし……
誰よりも相手が一番その幸せを理解してくれて……まるで自分の事の様に考えてくれる……
一緒に人生を歩いてくれるんですから……絶対に寂しくないし、幸せに決まってますよね……。
みなさん!!!
結婚契約にはそんな摩訶不思議なカップルレベルアップのスイッチが隠されているんですよ……。
しょせん、結婚契約書は紙切れですが……
カップルで一緒に結婚契約書を作成してこのスイッチ押しちゃいましょうね!!!
テレビ
・TBS「知っとこ」
・読売テレビ「大阪ほんわかテレビ」
・テレビ東京「たけしのニッポンのミカタ!」およびラジオ等多数
新聞・雑誌
・日経新聞日曜版
・DIME
・結婚情報誌「BRIDES」「ゼクシィ」その他地方新聞連載及びラジオ
1955年広島県生まれ 中等部・高等部を経て青山学院大学経済学部卒業
1993年横浜市に行政書士事務所開業 結婚相談業者を顧客としていたので独身男性用の婚活塾「男塾」の講師や恋愛・結婚相談を経験し、婚活やパートナーとの関係構築のアドバイスを手がけ、国際結婚の国籍問題(中国・韓国・アメリカ)や家族滞在査証(ビザ)や日本永住・招聘手続を数多く手がけている。AU ドコモ ソフトバンクの携帯スポンサーサイトにて「離婚シュミレータ」をメイン監修していた。神奈川県行政書士会 理事 広報部長を経て、現在神奈川県行政書士会副会長(業務推進本部・企画部) 特定行政書士・申請取次行政書士
(第11回につづく)
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(行政書士/安友千治)
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