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こんにちは。埼玉県に生まれ育って20年以上のタッキーです。
昨年、埼玉県を自虐的に描いた映画『翔んで埼玉』が大ヒットを記録。
地元への差別に立ち向かう、埼玉県民の姿に感動しました!
しかし、現実ではそうはいかないもの。
県民自身が埼玉の魅力を知らない、関心がない、地元愛が足りない。
他県の人から「ださいたま」と笑われたとしても、何も言い返せません……。
そんなときの切り札こそ、「郷土かるた」です!
「郷土かるた」を使えば、地元の魅力を再発見することができますよ!
今回は、埼玉県民が他県の人から様々な理由でイジられたときを想定。
『埼玉郷土かるた』を使って、県の魅力をアピールしていきます。
埼玉県の歴史や自然、産業、人物などをテーマにしたご当地かるたです。
読み札と絵札は埼玉県内の小中学生によって制作され、
の2種類があり、新旧で内容も異なります。
「シラコバト」や「草加せんべい」など、『翔んで埼玉』に登場する小ネタも登場するので映画の予習・復習としても役立ちますよ!
次の章から、『埼玉郷土かるた』を使って「ださいたま」のイメージを変えていきます。
埼玉って海ないよね
海なんていらないぜ!
荒川の『あ』!
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出典:埼玉県立図書館
『さいたま郷土かるた』(1982 年 11 月発行)
埼玉県公式ホームページによると、
鴻巣市と吉見町の間を流れる「荒川」の川幅は約2.5kmで日本一。
また、県土に占める河川面積の割合が3.9%で全国2位。(2020年2月時点)
埼玉県は日本を代表する、「川を有する県」なんです!
全然、知りませんでした(笑)。海に憧れる前に、まずは川を愛そうと思います。
長年染みついた海への憧れは、そう簡単に消えるものではないですが……。
埼玉って観光名所ないよね
都心からも行きやすいよ!
川越の『か』!
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出典:埼玉県立図書館
『彩の国 21 世紀郷土かるた』(2002 年 3 月発行)
川越市公式ホームページによると、
2019 年の観光客数は 775 万 7 千人で過去最高を記録。
街のシンボル「時の鐘」、美しい石畳と懐かしい駄菓子を堪能できる「菓子屋横丁」、縁結びの神様「氷川神社」、1200mに渡る商店街「川越クレアモール」など、見所が満載です。
また最近では、食べ歩きグルメの宝庫としても話題に。
名産のサツマイモを使った「おさつチップ」、インスタ映え抜群の「あめのフウセン」、鰹節がたっぷり「ねこまんま焼きおにぎり」、名物のうなぎを串に刺した「ミニ蒲焼」など、バラエティー豊かな美味しいグルメが楽しめます。
池袋から 30 分ほどで行けるので、ぜひ都民の皆さんにも来ていただきたいです。
いつもは埼玉県民が池袋に行ってばかりなので……。
昼間からクラフトビール『COEDO』を飲みながら食べ歩き。最高ですよ!
埼玉出身の有名人っていないよね
今話題のあの方がいる!
日本の『に』!
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出典:埼玉県立図書館
『さいたま郷土かるた』(1982 年 11 月発行)
新 1 万円札の肖像画として採用されることが決定した渋沢栄一。
「日本資本主義の父」と称される彼は、埼玉県の深谷市で生まれ育ちました
日本で初めて株式会社制度を実施したほか、日本初の銀行や鉄道会社、保険会社などを設立。
明治以降、500 以上の会社設立に携わり、今に続く日本経済の土台を築いた人物です。
また、教育や社会事業にも力を入れ、生涯で 600 以上の教育・社会事業に携わったとされています。
渋沢栄一は『埼玉郷土かるた』旧版だけでなく、新版にも登場します。
この後、紹介しますよ!
埼玉のグルメってないよね
あの方も好きだった!
栄一の『え』!
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出典:埼玉県立図書館
『彩の国 21 世紀郷土かるた』(2002 年 3 月発行)
経済産業省「平成 30 年工業統計調査」によると、
平成 29 年の埼玉県の「和風めん」出荷額は約 278 億円で日本一。
県内にはたくさんのうどん店があり、その一番の特徴は地域によってそれぞれ違う味が楽しめる点です。
渋沢栄一も好きだった深谷市の「煮ぼうとう」、加須市の「加須うどん」、熊谷の「熊谷うどん」、
県西部の「武蔵野うどん」など、紹介しきれないほどたくさんの種類があります。
最近はメディアでも取り上げられる機会が増え、年々注目度が高まっています。
「にぼうとう」に入っているネギは、深谷市の「深谷ネギ」です。
甘くて柔らかいのが特徴で、煮るとトロリとしてとってもおいしいですよ。
埼玉の名産品ってないよね
日本の伝統に欠かせないアレ!
姉さんの『ね』!
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出典:埼玉県立図書館
『さいたま郷土かるた』(1982 年 11 月発行)
岩槻市を中心に、埼玉県にはひな人形・節句人形の老舗が多く残ります。
経済産業省「2019 年工業統計調査」によると、
2018 年における埼玉県のひな人形・節句人形の出荷数は約 43 億円で日本一。
全国のひな人形・節句人形の約 44%が埼玉県で生産されました。
小学生のころ、社会科見学でひな人形の工場を訪れたのを思い出しました。
日本の伝統を支えている埼玉県、素敵ですね。
「ださいたま」のイメージは変わりましたか?
今回紹介したのは、『埼玉郷土かるた』のほんの一部です。
ほかにも意外なネタや興味深い情報がたくさんあるので、埼玉県立図書館 のホームページを覗いてみてください。
また、自分で地元について調べ、自作の「郷土かるた」を作るのもオススメです。
私も埼玉県民として一枚作ってみました。自分で作ると、もっと地元に愛着が湧きますよ!
※埼玉県公式ホームページによると、
埼玉県の過去 10 年間(2009 年~2018 年)の快晴日数の合計は 567 日で日本一。
埼玉県だけでなく、各都道府県や市区町村でも「郷土かるた」が制作されています。
例えば、群馬県の『上毛かるた』。
群馬県で生まれ育った人は、この読み札を全て暗記しているそうです。
毎年行われる「競技県大会」がとても盛んで、子供のころに自然と覚えてしまうのだとか……。
楽しみながら歴史や風土を学ぶことができるのが「郷土かるた」の魅力です。
みなさんもぜひ、地元の「郷土かるた」で家族や友人と遊んでみてください。
※ 「郷土かるた」は、各役所や書店、ネットで購入できる場合が多いですが、
詳しくは発行元のホームページをご覧ください。
(文/タッキー、イラスト/いらすとや・イラストAC)
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