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こんにちは。「三度の飯より音楽が好き」ミマエです。
皆さん音楽好きですか? 音楽が嫌いな人は、あまりいないのではないでしょうか?
今回はデジタル全盛の中、あえてラジカセ(アナログ)で音楽を味わう魅力をご紹介します!
「今、ラジカセやカセットテープの文化が注目を集めている」と言ってもピンと来ない方も多いのでしょうか?
実は! 今、来てるんです。
最近の定額制音楽配信サービスの人気により、CDはもとより、ダウンロード販売も売上げが減少してきています。
その反面、英国における昨年のカセットアルバムの売上げは12%増加、米国では35%増加。
カセットテープの売上げが増加した要因として
有名アーティストのカセットアルバムのリリースが増えたことが挙げられ、
Taylor Swift、Jay-Z、METALLICAなどが
カセットでリリースして話題になりました。
日本でも同様の動きが起こっており、奥田民生、くるり、銀杏BOYZ、でんぱ組.inc等のアーティストが、
カセットテープで楽曲をリリースし、2015年にはカセットテープ専門店が目黒にオープンするなど徐々に盛りあがりをみせています。
ラジオカセットレコーダーは一般的にラジカセとも呼ばれ、コンパクトカセットテープレコーダーにラジオチューナーを内蔵した音響機器である。
ざっくり言うと “ラジオとカセットレコーダーが合体したもの” です。
ラジカセはデジタルと違い、カセットテープを使用することから、テープの劣化により音も劣化します。
デジタルのように自由にスキップもできません(早送り・巻き戻しは時間がかかる)。
では、なぜ今、ラジカセが注目されているのか?
ラジカセの一番の魅力は、時代が生んだ自由奔放なデザインと、
デジタルにはないぬくもりを感じる(ノイズも含めた)音質ではないでしょうか。
諸説ありますが、1966年にフィリップスから発売された”22RL962”がラジカセの元祖とも言われ、
日本では1967年にRQ231が松下電器産業から発売されました。
ラジカセファンの間では、1975-1985年までがラジカセ黄金期とされ、各メーカーがしのぎを削り、
さまざまな(時には余計な)機能を詰め込みながら、斬新なデザインのモデルが沢山誕生した時代でもあります。
その後、CDの登場により、カセットテープのラジカセは衰退していきました。
ものづくり大国、日本のラジカセは高品質、高性能を誇り、
海外(BoomboxやGhettoblasterの名称)でも大人気でした。
現在日本では、昔のラジカセは廃品回収やオークションサイトで安値で売られていますが、
海外のオークションサイト(eBey)では、日本製のラジカセが(ジャンク品でも)高額で取引されています。
日本製のラジカセは、海外の方にとって憧れのアイテムなのです。
「いくらかっこ良くてもカセットテープはめんどう」という現代っ子に朗報です。
ラジカセには、だいたいライン入力がついていますので、
スマホとラジカセをオーディオケーブルで繋げばオーディオファイルの再生(スピーカー代わり)が可能です。
ただ、ラジカセ本来の音質を楽しみたいなら、カセットテープがオススメです。
ラジカセと言っても性能やサイズ、メディア(CD、MD)等、多種多様にあるため、
今回はラジカセの中でもビッグスケール(大型タイプ)に絞ったオススメのラジカセ7点ご紹介します。
モノラル最大級の25cmのウーファーとスコーカー、ツィーターの3ウェイスピーカー搭載のインパクト大が魅力のラジカセです。
語学学習に便利なテープのスピードコントロール機能付きで、左右に謎の取っ手(?)もついています。
ステレオではありませんが、海外でも人気のモデルです。
パンフレットには「ついに山が来た」や「震える20cmの大口径スピーカー(響く山だ)」のキャッチフレーズで登場したSonyが発売した大型機エナジー99。
上部の三角がカッコイイ特徴の機体ですが、見た目の割りにパワーがなかったりもします。
そのゴツイ見た目、パワフルな音、肩に担ぐには重すぎる重量、どれをとっても”ザ・ラジカセ“というルックスが
人気の機種です。
この最上位機種GF-1000は特に人気で高値で取引されています。
中央のカバーを外すと出現する22cmのスーパーウファーがインパクト大の一台。
斜め下に向いたスピーカーから反射した音が迫ってきます。
現行品はカセット部不動が多く、修理も困難なため完動品はめったにめぐり合えない機種です。
総合出力30Wのハイパワーに6バンドイコライザー搭載のPioneerのフラッグシップモデル。
オーディオメーカーならではの最高音質です。
スタイリッシュなフォルムやホワイトコーンも含め、私の一番好きなラジカセです。
当時同モデルのプラモデルも発売されました。
ラジカセにテレビをくっつけてしまうという日本独自のキテレツ発想から生まれたラテカセ(ラジカセ+テレビ)。
カラーテレビのブラウン管をラジカセに内臓しているため、とても重いのと、背面が異様に出っ張っています。
当時その激小画面でテレビを見ようとする人がいたかは、いささか疑問です。
無名のメーカー(トリオ電子)製Mede in Koreaの超大型ラジカセです。
横幅80cmの巨大なフォルム&ド派手な電飾の割りに音質はチープです。
見た目よりも軽いので 肩に背負って街を練り歩くのにも最適(?)な一台です。(たぶん後ろ指差されますが……。)
ヴィンテージラジカセとは、高度経済成長期に当時の日本のメーカー技術者達が切磋琢磨しながら注ぎ込んだ
“珠玉の音響機器”だったのではないでしょうか。
今後デジタルのカウンターカルチャーとして、あえてアナログで音楽を聴く文化は広まっていくと思います。
手間はかかるけど、デジタルにないアナログ(カセットテープ)ならではの音をラジカセで味わってみてはいかがでしょうか?
(文/ミマエ)
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