GLUE

暮らしと仕事にちょっと役立つかも知れないエンタメ系情報サイト

  • 株式会社アジャスト
エンタメ

シェアハウスと何がちがうの?
~「誰かと住む」って、想像以上におもしろい!~
ソーシャルアパートメントという選択。

乾杯の画像

こんにちは、”外交的な人”と言われることが多いけれど、実は”ネクラ(根暗)”なエイミーです。

“自称ネクラ”な私ですが、実は5年間もシェアハウスに住んでいます。

「えー、本当にー? 矛盾してるじゃないかー」
「ネクラなんでしょー、一人で部屋に引きこもるのが好きなんじゃないのー?」

と言われてしまいそうですが、本当です。

引きこもるの、大好きです。
時々、夜の深海魚みたいに、自分のまわりに膜を張ってじっと閉じこもっていたりします。
それでも、シェアハウス生活がやめられないのも本当です。

そんな”自称ネクラ”でシェアハウス生活大好きな私が、ずっと気になっているコトがありました。
それが、”ソーシャルアパートメント”。

アパート全体がシェアハウスになっていて、ビリヤードとかジムなどの設備があって、オシャレな人がたくさん住んでる場所……
そんな勝手なイメージはありましたが、実際のところよく分からない…….
でも、シェアハウス大好き人間の私としては、以前からとても気になる存在でした。

そんなぼんやりとした憧れにも似た疑問を解決すべく、今回実際に”ソーシャルアパートメント”でお話を伺ってきました!

ソーシャルアパートメント “ワールドネイバーズ護国寺”

今回取材をさせていただいたのは、護国寺駅から徒歩6分のところにある”ワールドネイバーズ護国寺”。

“ワールドネイバーズ「隣の住人は外国人」”というテーマのもと、住人の約20%が外国の方という、とても国際的な環境です。
また、ソーシャルアパートメントのなかでも最大規模で、現在180世帯が住んでいるとのことです。

アパート外観の画像
“ワールドネイバーズ護国寺”は、護国寺駅から徒歩6分のところにある
ワールドネイパーズカフェ外観の画像
1階は、居住者以外も利用できる”ワールドネイバーズカフェ”

駅から歩いていくと、かなり存在感のある建物が”ババーン!“とありました。

「わおー! こんなに大きいんだ。」
なんだかすごくインパクトがある建物です。

あのなかで、オシャレな人たちが英語でおしゃべりしてるんだろうか。

ちょっとドキドキして、足がすくんできました……

私が住んでいる8人用のシェアハウスとは、全然規模が違います。

玄関に着くと、笑顔の女性が優しく出迎えてくださいました。

彼女はソーシャルアパートメントの運営会社であるグローバルエージェンツの広報担当である吉田さん。ご自身もソーシャルアパートメント狛江に住んでいらっしゃった経験をお持ちで、とても温かい印象の方でした。

まず、施設全体をお話しながら案内してくださいました。

バーラウンジ

バーラウンジの画像
バーラウンジには中央にビリヤード台がある

最初に案内をして下さったのがこちら。
バーラウンジです。

ひょー。
オシャレですねー、オシャレすぎますねー。

シェアハウスで、リラックスし過ぎの部屋着について、たびたび他の住人から指摘されている私は、この部屋に入ったら高圧電流とか流れちゃうんじゃないかと心配になるくらいオシャレな空間です。

映画の1シーンから切り取ってきたような空間。
ドラマティックな妄想が膨らみます。

仕事から疲れて帰ってきても、ここでお酒を飲みながら、気の合う友達とビリヤードに夢中になって時間を過ごしたりできる。

家にこういう大人の遊び道具があるのって、とっても贅沢ですよね。

ラウンジ

ラウンジ内観の画像
アットホームな雰囲気のラウンジ

こちらは、ラウンジ。

大きなオープンキッチンとダイニングテーブル、リビングスペースにはテレビとソファーがあり、とてもアットホームな空間になっています。

キッチン

キッチンの画像
シンプルかつスタイリッシュなキッチン

ラウンジスペースのなかでも、私が一際目を引かれたのが、このキッチン。

落ち着いた佇まいで輝いているのは、憧れの「BALMUDA」のトースター!
そして、「GLOBAL」の包丁に、「fissler」や「ルクルーゼ」の鍋もあります!

まるで、どこかのセレブリティのキッチンのよう。

さらに驚くことに、これらの有名ブランドの電化製品や調理器具は、全て各企業の協賛とのこと。
実際に使用して商品の魅力を実感できるコミュニケーションの場として注目を集めているようです。

多くの人たちが住まうソーシャルアパートメントならではの、うれしいシステムですね。

毎日、本格的な調理器具でお料理ができる環境。
料理の腕も自然と上がっていきそうです!

「Good Morning !」で始まる毎日

“ワールドネイバーズ”の朝は、”Good morning!”の声があちらこちらで飛び交うんだそうです。
自然発生的に、突如、その場が英会話の勉強会になることもあるんだとか。

英会話教室に通わなくても、日常生活のなかで自然に身につく語学力と国際感覚。
この環境を求めて、”ワールドネイバーズ”に入居される方も多いそうです。

「いつかは海外に行きたい」「英語を勉強したい」「留学前の準備として」などなど。

きっかけとなる動機はさまざまでも、”ワールドネイバーズ”への入居を選ぶ方は、きっと「より多くの人と交流して、広い世界を見てみたい」という思いが共通しているからこそ、気の合う友達が見つかりやすいのかもしれません。

逆に、ここに入居される海外の方たちも、”日本の人たちと知り合う機会”を求めてくるんだとか。

そのため、”ワールドネイバーズ”はなるべく外国の方たちが入りやすいように、入居の際に礼金がなかったり、3ヶ月などの短期間でも住めるようになっているそうです。

現在は、アメリカ・ヨーロッパ・アジアなど、さまざまな国籍の方が暮らしているそうです。
まさに、”ワールドネイバーズ”!

ワーキングラウンジ

ワーキングラウンジ内観1
シックなデザインで、とても集中して作業ができそうな空間でした
ワーキングラウンジ内観2
今日からあなたも国際人?!
ワーキングラウンジ内観3

そして、私が一番ワクワクした場所がココです!
世界の主要都市の時刻を示した時計が壁に並ぶワーキングラウンジ。

世界の時刻を気にしなければならないような仕事はしてなかったとしても、
目に見えるかたちで世界の動きを感じられるのって、すごく大事だと思うのです。
特に、世界を舞台に活躍しようとしている人たちにとっては。

自分が仕事から帰ってきた時刻に、パリの人たちはランチを食べているんだなとか。
そういう想像をするだけでも、「世界を見てみたい!」という夢に、一歩近づいていく。

日本にいながら世界を旅しているような、そんなワクワクする空間でした。

マルチパーパスルーム

マルチパーパスルーム内観1
マルチパーパスルーム内観2
プロジェクターも完備されているから、映画鑑賞会などもできる

ここでは、ピラティスの先生である住人さんがピラティス教室を開いてくれたりするんだそう。
なかなかスポーツクラブに通い続けられない人も、この環境なら続けられそうだと思いませんか?

時には、住人みんなが自由テーマで発表できる会が開催されたり。

なんでもできる大きなスペースがあると、いろんな可能性が広がるなぁと思いました。
企画するのが好きな人には、最適な環境かもしれません。

「ソーシャルアパートメント」という文化

コミュニケーションの画像
みんなで集う時間がなによりも楽しい  

「ソーシャルアパートメント」とシェアハウスの違い

こんなに素敵な設備が揃ったソーシャルアパートメント。
でも、そもそもソーシャルアパートメントってなんだろう。シェアハウスとどこがちがうの?
まだちょっとボンヤリした疑問が残ります。

ここまで施設の案内をしてくれた吉田さんに、じっくりとお話を聞いてみました。

「ソーシャルアパートメントは、一人暮らしにプラスアルファの価値を提供するもの。シェアハウスのような割り算ではなく足し算の考え方です。」

つまり、シェアハウスという言葉から連想しがちな「一人の空間が確保されていないんじゃないか」「プライバシーがないんじゃないか」といった不安は不要で、なおかつ、いいとこ取りをしたようなイメージだそうです。

たしかに、今回見せていただいた各個人のお部屋は、入り口も完全に分かれていて、共用部を通らなくても自分の部屋に行くことができる設計になっていたりと、私のように引きこもるのが大好きな人でも快適に暮らして行けそうな環境でした。

「ソーシャルアパートメントって、コミュニケーションなんです」

吉田さんがお話しくださったなかで、一番印象に残ったのはこの言葉でした。

ソーシャルアパートメントに住んでいる人は、18才から70代までと年齢も幅広く、職業もIT、コンサルタント、金融、マスコミ、法律関連などさまざま。

一部デザインのコンセプトを設けている物件はあるそうですが、基本的には特別なコンセプトのようなものも設けてないそうです。

国籍も性別も職業も違う人たちが共に時間を過ごす場所を提供し、多くの出会いや可能性が生まれる場所にしたい。
そんな思いが根底にあるから、基本的には誰でも入居可能というスタンスで、住人の多様性を大切にしているそうです。

ふだんの生活環境のなかでは、きっと出会うこともなかったような人たちと一つ屋根の下で暮らすという体験。
それは、自分が知らなかった世界に一歩踏み込んでみるようなもの。

そこで生まれるコミュニケーションもまた、今まで出会ったことのないような素敵な体験になるのかもしれないと、吉田さんのお話を聞いていて感じました。

〜最後に〜 やっぱり、ぜひ実際に住んでみてほしいんです

そして、最後は吉田さんと私のぶっちゃけトークに。

「こういう暮らしをしていると、時々一人になりたい、誰にも会いたくないっていう時もありますよね。でも、そんな時があったって全然大丈夫。私も1ヶ月以上ラウンジに行かなかった期間もあったんです。だって、それでも自分のスペースはちゃんと確保されているから生活は成り立つ。そんな時でも、ラウンジの前を通ると誰かがいるっていうのはなんだか安心感がありました。特に、地震とか台風の時とかに一人じゃないっていうのは本当に心強かった!」

分かる、分かります!
だから、私もシェアハウス生活がやめられないんです。

時々、シャワー室にパンツが置き忘れているのを発見することもあります。
忙しくなると、納豆ごはんと卵かけご飯のローテーション生活をしてるのだってみんなにバレます。

でも、普段の生活のなかで、そんなかっこ悪いところを見せ合うからこそ、築かれていく関係がある。
友達以上、家族未満、わたしたちはよく「親戚みたいだねー」と言い合ったりしています。

もしかしたら、人は”一緒に暮らす”という体験を通して、家族のようになれるのかもしれない。
だとしたら、これからは”家族”というかたちも色々あって良いのかもしれないとさえ本気で思います。

最後に吉田さんと私より、ここまで読んで下さったみなさんへひと言。

「きっとこの楽しさは、実際に体験してみないと分からないと思うんです。
“自称ネクラ”なあなたにこそ、ぜひこの”誰かと住む”を体験してほしい!」

ソーシャルアパートメントの詳細情報はこちらからどうぞ。
https://www.social-apartment.com/

(文/エイミー)

※記事内容はすべて公開日時点の情報となります。

記事をシェアする!