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【2018 水着】体型カバー水着がかわいい!
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はじめまして。文具好きエディターの本田あきらと申します。
新商品とアイデアが続々飛び出す事務文具の世界へようこそ!
日常のPC作業、頭も手もノンストップで走り続けられるときは気持ちいいですよね。しかしふとキーボードを打つ手が止まり、停滞してしまう瞬間は誰しもに訪れます。手が止まるのは、なにかしらのちょっとしたつまずきで集中が途切れ、思考が停止してしまったから。
そんなとき、たった数百円の投資で気持ち良く効率アップできるもの。それが、ペーパーアイテムです!
やるべきことを思い出して整理して、完了させて、次に進む。
それを助けてくれる商品をピックアップしました。
今回は、「会議室でもノマドワークでも最小スペースで展開できる」PC周辺アイテムに絞り、新作・名作を織り交ぜてご紹介します。
絶対厳守の個人情報、クラウド経由の案件増加、複雑化したたくさんのパスワード、こまめなログイン/ログアウト。
いちいち手帳も見てられないし、テキストデータを置いておくのは危険極まりない! うろ覚えで自分のサイトにアクセスできなくなったことも多々ある私には、この商品は目映く映りました……!
メーカーは、アジャストと同じ新宿区にあるペーパリー・インク社。インテリア性の高いふせんなど、洒脱なデザインとアイデア溢れたペーパーアイテムブランド『カミテリア』で注目を集めています。
今までのふせんと違うのは、モニタの端に貼っておいても丸見えではないこと。出社してから退社までは、スムーズに必要なときだけ引き出して確認、スマートに入力。
※「裏抜け」とは……
表のインクが紙に染みて裏側に表の字などが見えてしまうこと。インクが乾かないうちに重ねて転写されてしまった「裏移り」とは別の事象。万年筆ユーザーなどにとっては死活問題。
こちらも息の長い商品で、名作と言えるでしょう。今日の文具ブームの先駆けとも言える「信頼文具舗(Stationary Program)」店長の和田哲哉さんの名著『文房具を楽しく使う(ノート・手帳篇)』(初版2004/7/22 早川書房刊)で紹介されております。ほぼ同時期に、枻(えい)出版の季刊誌『趣味の文具箱』も創刊されているので、思えばこのころが昨今の文具ブームの始まりだったんでしょうね。2016年の今なお重版を重ねている名著です、バイブルです、ご一読をオススメします(2010年にハヤカワ・ノンフィクション文庫にて文庫化)。
『文房具を楽しく使う(ノート・手帳篇)』早川書房刊 第5版 2005/11/15より抜粋
「パソコンとロディアって相性がいいんですよ。……(中略、No.8の利点を語る)……ロディアをパソコンと一緒に置く習慣はその後も続き、なんとA4サイズのロディアを使うこともありました。ロディアがデスクを占領したかに見えますが、この紙面を広大なマウスパッドに見立てて使うわけなのです。このアイディアに賛同した方が結構おられ、便利であるとのメールをいただいています。
そして最近では(筆者注:2004年当時)、本家からマウスパッド仕様のロディアが登場しています。最初からマウスパッドとして作られているので、用紙の手前側を糊綴じにしてめくれあがりを防ぎ、製品裏面には滑り止め加工が施された特殊な台紙がついているなど、専用設計ならではの仕様になっています」
気が付けばそれから10年も経ったわけですが、著者の販売サイトでも「異色の存在ながら根強いファン多しとのことで、今なお販売取扱いされています。
http://www.wada-denki.co.jp/bunguho/ctlg0012.html
私が学生時代にもみ消した文具熱の火種に、静かに火を灯してくださった和田氏は、サイトでも著書でもさらりとした語り口で粋な「使いこなし」をご提案くださいます。一般にマニアックになってゆくほど、モノや情報の収集と消費のスパイラルに陥る感があるように思いますが、道具とじっくり大切に付き合っていく姿に心を洗われます。
念願叶って一昨年ついにご本人にお会いしたのですが、文体に違わずとても柔和な紳士で、ますますファンになってしまいました。
2014年に80周年を迎えた、ブロックメモの代名詞『ROHDIA(ロディア)』。フランスを代表する総合紙製品メーカー「エグザコンタ・クレールフォンテーヌ」グループの一員となった今も、フランス東部アルザス地方から高品質な製品を届け続けています。
なんといっても特筆すべきは『ロディア』シリーズ共通の上質な書き心地! 後で紹介する『ブロックロディア』と同じ、べラム紙の80gが使われています。
マウスパッドとしての用途から、裏面にはきちんと滑り止め加工が施されています。シート数は30枚。メモがいっぱいになっても汚れても、30回新品に生まれ変わる!
なお、今回の商品写真は旧デザインのもの。10年前に買ったため1シート目はやや日焼けしていたものの、1枚めくれば新品の装い。紙の端が黄ばむこともなく、真っ白な紙面で出迎えてくれました。……!!
こちらは外せない名作!! 『ロディア クリックブロック』同様に上述の和田哲哉さんの名著『文房具を楽しく使う(ノート・手帳篇)』で紹介されておりますが、デスクトップよりノートPCの活躍頻度が上がった今日こそ、当時以上に必携のアイテムと言えましょう!
何はともあれ、ノートPCの環境って机上が手狭。オフィス標準のA4書類でさえ、置き場に困る始末です。図やラフ書きには少し小さいなと我慢しながらA5ノートを開いても、身体をひねらないと書けません。
シェアオフィスでもカフェでのノマドワークでも、参照資料を拡げたらもうそれでいっぱい。机の上まで階層化してると、頭の整理もつきません……。
毎年7月に東京ビッグサイトで開催される、文具の一大見本市「ISOT(イソット)」にて、今年度の文具大賞にノミネートされた一品。ふせんを使った新しいスケジュール管理を提唱した『10 min.(テンミニッツ)』シリーズや、カードで携帯する『ココフセン』などで知られるカンミ堂の新作です。
PCのそばにちょこんと寄り添ってくれる、手のひらサイズのリスト。わずか90mmの小柄なボディに数々の工夫が凝らされています。小さいながらも、元気をくれるビタミンカラー。
下部のロールふせんを「すっと」引き出してタスクを書き込み、常に目に入る位置に「すっと」立たせる仕組み。5~6コしかないリストなので、たくさんのToDoでは途方に暮れてしまう人にオススメ。
締め切りのない仕事なんて存在しませんよね! 自分専用デスクでないときも、日程を常に俯瞰する。また、打ち合わせの最後には、みんなの目に見える形で作業日程を共有する。MDペーパープロダクトの卓上カレンダーは、そんなときに最適。ビジネス用途でこそ、ますますその「余白」の美が輝きます。
「MD(エムディー)ペーパー」とは、「ミドリダイアリー用紙」のこと。ミドリ(現・株式会社デザインフィル)が1960年代から自社工場で開発・製造してきた、オリジナルの高級筆記用紙です。
背に貼ったむき出しの寒冷紗(麻布)が目印の真っ白な糸綴じノート=『MDノート』シリーズは、独特の書き味と開きの良さで熱烈なファンも多く、それしかもう使わないと言い張る人さえいます。
以上、PC周りのペーパーアイテム5選、いかがでしたでしょうか。
ご紹介したのは、今日購入して、明日からすぐに役に立ってくれるものばかりです。
行き詰まったら、道具の力=すなわち先人の知恵を借りて乗り切ればいいじゃない/にんげんだもの。
文具は大人にも子供にも力を授けてくれる魔法の杖!
今回は紙モノに集中しましたが、デジタルとの相性がいいガジェットも無数にあります。
どのアイテムも、工夫が凝らされながら、応用の余地があるのも良いところ。
カスタマイズと使いこなしの楽しみをシェアしたくなったら、SNSにも遊びに来てね。
Facebook 『本田あきら』
https://www.facebook.com/and.b.honda
次は売り場でお会いしましょう。
文具業界のますますの発展を祈る、文具クラフターでした。
(文/本田あきら)
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