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【体験ルポ】新宿にできた巨大VR施設「VR ZONE SHINJUKU」に行ってみた!

VR ZONE SHINJUKUアイキャッチ画像

待ち合わせ

立ち姿の画像
16:00、新宿。歌舞伎町

こんにちは! 私は都内で大学生しているラブリコです!
やっと期末テストが終わり、今日から晴れて夏休みなので、サークルのみんなを誘ってVR ZONE SHINJUKUにやってきました!

ラブリコ 「それにしても、おっそいなー……。皆どうしたんだろ?」

??「ラブリコく~ん」

ラブリコ 「あっ!」

振り向いた画像
ん?
待ち合わせの画像
やっときた!!

こーすけ 「いやー、ちょっとあやかさんを待ってたんだよ」

あやか 「ごめんねラブリコ君。ここらへんあんまり来たことないから迷っちゃった」

こーすけの画像
こーすけ:心理学科2年。高校の時から友達。
相も変わらずさわやかだなぁ……
あやかの画像
あやかさん:同じサークルの4年生。就活が終わって、今はちょっとだけ暇らしい。
珍しくワンピース姿です

ラブリコ 「あ、いえいえあやかさん大丈夫ですよー!」

(あやかさん……。彼女はあと、半年程度で大学を卒業してしまう……。)

メラメラしている画像
メラメラ

ラブリコ (だから、今日こそは、このVR ZONE SHINJUKUで、あやかさんに告白を決めたい!!)

さゆっぺ 「にしてもさ、ダブルデートの場所に、このVR施設を選ぶとはねー」

ラブリコ 「い、いやダブルデートとか違うからね?!

ここVR ZONE SHINJUKUって言って、前から個人的に来たかったんだよ。

実は、去年お台場で期間限定開催された『VR ZONE Project i Can』という施設が、パワーアップして新宿にオープンしたんだ!

いやなんか、外国人にもかなり注目されてて、
ほら、ドラゴンボールとかエヴァンゲリオンとかの体験をめっちゃクオリティ高く再現できるらしくて……」

の画像
さゆっぺ:こーすけと同じ学科の2年。こーすけの彼女。
なんで、いつも上から目線なんだろうか

さゆっぺ 「そんなの知ってるよ。だってうちの親、ここの関係者だもん」

ラブリコ 「へっ?」

ボーっと立っているの画像
知らなかったわー……

さゆっぺ 「今日のために色々教えてもらってきたからね。まー結構紹介できると思うよー」

ラブリコ 「やるじゃん……! さゆっぺ。でも負けねぇからな……?」

ゴゴゴゴと音を立てているの画像
おもしれーじゃん……!

こーすけ 「お前ら、なんだってそう闘志むき出しなんだ……?」

いざ、中へ

というわけで早速、私たちは館内へと入りました。

館内で集合写真を撮っている画像
入り口での記念写真です

ラブリコ 「ヘ~!! 中って結構暗めなんだ。あとやっぱ平日だからそんなに混んでない!」

館内をウロウロしている画像
入り口付近
センターツリーの画像
館内中央にはプロジェクションマッピングにて光り輝くセンターツリーと呼ばれるモニュメントが

さゆっぺ 「大体どのアクティビティも20~30分以内には乗れる感じだね。電光掲示板に待ち時間が載ってるんよ」

あやか 「なんかおしゃれだね~」

こーすけ 「1セット4枚のチケットということは、4つ体験できるんだね」

チケット料金の画像
上記、1day4チケットセットの値段は¥4,400 (税込み)です

通常は1day4チケットセットを買ってアクティビティを体験します。チケットは4枚つづりで赤、青、黄、緑の色に分かれており、それぞれの色に対応するアクティビティ1つを、体験することができます(もっと遊びたい場合は、場内にて追加でチケットを買うことができます)。

さゆっぺ 「VRが初めての方だと、『高所恐怖SHOW』『ドラゴンボールVR』『ハネチャリ』とかの順で行くのがおすすめらしいですよ先輩っ!」

館内マップ画像
行こうとしているアクティビティの地図です

あやか 「あー、私、高いところほんと苦手なんだよね。『高所』は、ちょっとパスかな~」

ラブリコ 「それなら、『GIJIESTA』っていう釣りのゲームから始めて、『マリオカートVR』『ドラゴンボールVR』『ハネチャリ』というルートならどうですか?」

あやか 「うん! それなら大丈夫だよ。私マリオカートやったことあるし!」

こーすけ 「じゃ、そのルートで行きますか~!」

大自然の中でルアーフィッシングを体験!

釣りVR GIJIESTA(ギジェスタ)

釣りVR ギジェスタの看板画像
GIJIESTA

ラブリコ 「釣りゲーって久しぶりだなぁ。プレステの釣りコントローラをもってる友達ん家でよくやったっけ~」
(それが……。)

釣りVR ギジェスタの紹介画像
釣竿コントローラのほかにも、タモのコントローラが地面に置いてあって釣った魚をすくうことができます

ラブリコ 「こんなハイテクに進化するなんて!」

このGIJESTA、ルールは簡単。
ルアーを投げて、魚を釣って、タモですくう! とにかく大きい魚を沢山釣った者の勝ちです!

FISH FIGHT!

ルアーを飛ばしている画像
ルアーを思いっきり遠くへ飛ばしましょう

ラブリコ 「え、ここ奥多摩? 奥多摩湖にいるんか?? てかやばい! いきなりヒットしたぁ! ……ってリール回すの逆で魚が近付かねぇ!」

魚をすくっている画像
釣りしたことないんだな、っていうことが伺えます
プレイヤーを2人が眺めているの画像
二人は最初見ているだけでしたが、結局このアクティビティを体験しました

こーすけ 「なんか案外、傍から見てても楽しそうだな」

さゆっぺ 「そうだね。あと、……」

スタッフ 「さぁさぁお兄さん! やりました! ヒットしましたリールで巻き上げてくださいーーーっ!!」

さゆっぺ 「スタッフのテンションがやたら高い」

結果は、私4匹、あやかさん3匹、さゆっぺ4匹、こーすけ5匹でした! ちなみに、中には6分程度で12匹以上も釣る人もいるんだとか!

スリル満点の対戦型アクティビティにチャレンジ!

マリオカート アーケードグランプリ VR

行列の画像
やはりマリオカートは人気です

あやか 「こっちは結構並んでるねー」

こーすけ 「てか歓声がすごいなー。そんなゲームだったっけ?」

マリオカートブース全体の画像
筐体はおよそ12~16台設置されていますので、それほど待たずに乗れました!

このマリオカートでは、1セット4人がゴールを目指します。普段のマリオカートでおなじみなコースの仕掛けがあるものの、コースアウトが起こらないため、マリオカートをやったことない方でも楽しめます!

運転席に着席した画像
ペダルとシートの距離は調節することができます

ラブリコ (ドキドキ……そういえばマリオとかピーチ姫とか4つのキャラが割り振られるらしいけど、自分のキャラ、一体何なんだろう……?)

3……2……1……GO!!

アイテムをキャッチしている画像
手に装着したモーションコントローラによってアイテムをつかむことができます

このレースでは、アイテムが風船で浮いています。実際に手でつかんでアイテムをゲットしましょう!
そして相手に向かって、

投げる!

アイテムを投げているの画像
ライバルに向かってアイテムを投げましょう!

ラブリコ 「イヤッフゥー!!」

ちなみにプレイしている4人は、装着したヘッドホンマイクでボイスチャットができます。

さゆっぺ こーすけ 「ぎょああああ!! え、何これー!?」

~終了後~

ラブリコ 「すごかったわー!」

さゆっぺ 「マリオ達は、いっつもあんな死線をかいくぐってきたかと思うと感慨深いよねー」

大迫力! 悟空直伝のかめはめ波攻撃

ドラゴンボールVR 秘伝かめはめ波

さゆっぺ &こーすけ 「正直さ、ウチら、ドラゴンボールとかあんま知らないんだけど」

ラブリコ 「え? まじで知らないの?! え? どうやって今まで生きてきたの?! はい。かめはめ波ー!」

かめはめ波のポーズをしている画像
男の子なら一度はやったことがあるポーズです

さゆっぺ &こーすけ 「うぜー……」

ゲーム内容は、
最初はドラゴンボールのキャラクター(悟空、ピッコロ、クリリンなど)に修行をつけてもらいます。

そしてその後、他のプレイヤーと
気弾やかめはめ波の放ち合いバトルを行います。

そしてなんと、ここではVR仙豆という、
原作にも登場するお豆のアイテムが売っており、
それをプレイ中に実際に食べることで、
体力が回復するイベントが発生します。

VR仙豆の画像
中には実際に食べられるお豆が入っています。「史上初!食べるVR!」なんだとか

~修行編~

気弾を放つ画像
気弾を放って、つぼを割るという修行を行いました

このように手を前へ突き出すことで気弾をだすことができます。
もちろん連続して出すことも。

ラブリコ 「うりゃりゃりゃりゃりゃりゃりゃー!! ……やったか? (やっていない)」

意外に、気弾を思った方向へ飛ばすのが難しかったです。

また、両手を腰の近くへ持っていくことで気を溜め、

気を溜めている画像
気分はスーパーサイヤ人です

ラブリコ (地面が震えている……!)

構えを起こし、

かめはめ波を打つ直前の画像
かめはめ波を打っている画像
かめはめ波が、一直線に飛んだ時の爽快感といったら……

ラブリコ 「波ッー!!」

両手で溜めていた気を放つことでかめはめ波が打てるのです! そこまでするかって位リアルでした!!
そしていよいよ、バトル!!

ラブリコ 「か・め・は・め・波ぁーーーー!! か・め・は・め波ぁーーーー!……だめだ! 全然あたらない!」

あやか 「えっとぉ……。か・め・は・め波ー!」

ラブリコ (あ、かわいい声だなぁ……。)

アクティビティ内のイメージ画像
アクティビティ内ではこんなことがおこっていました

ドシャァアアア!!

勝者:あやかさん

ゲームの最後に、修行をつけてもらったキャラクターが腕前を評価してくれます。
私は、ベジータのような気を感じる、とのことでした。

ラブリコ (王子撃ちばっかしていたからかな……。)

王子撃ちの画像
王子撃ち。それは王子ベジータが追い詰められたとき、気弾を無闇に放つものの、まったく相手に効果がないという、お約束の負けパターンです

逃げ道なしのスリルを体験!

極限度胸試し ハネチャリ

極限度胸試し ハネチャリの画像
のっぴきならない状況とキャッチコピーの温度差がすごい

さゆっぺ 「てか思ったんだけどここ、あやかさん大丈夫なの?」

スタッフ 「当アクティビティでは、高いところの苦手な方には、ちょっとおすすめが~……」

あやか 「え、無理無理。絶対無理! 『堕ちるよ。頑張れ。』って他人事過ぎるでしょ!! やっぱり私無理だからね!」

ラブリコ 「うーん……。じゃぁしょうがないですねー。代わりにここ、行きましょう」

ホラー実体験室 脱出病棟Ω(オメガ)の画像
決して一人で入らないでください……

こーすけ 「高い所が怖いからって、ホラーゲームを勧める神経って一体……」

ホラー実体験室 脱出病棟Ω(オメガ)

阿鼻叫喚の画像
外まで漏れる阿鼻叫喚

さゆっぺ 「なんだか、尋常じゃないレベルの叫び声がするんだけど……」

このアクティビティは、『何か』が潜む巨大な廃墟病院から、プレイヤーは車椅子に乗って脱出するというホラーゲームです。

プレイ中のイメージ画像
このような形で部屋に入ってプレイします

参加したプレイヤー同士の協力が不可欠で、プレイヤーの誰かがゲーム中で死亡した場合、強制的に全員ゲームオーバーとなります。また、プレイヤーが乗っている車椅子は、戻るか進むかしかできません。 うん。理不尽。

さゆっぺ 「え、ちょっとまって。変なところに来ちゃったんだけどー!!」

ラブリコ 「うっわ。これ夢出そう……。てかこんな夢見たことあるわ!」

こーすけ 「えぇ~……。マジか。ちょっとこれ戻ってもいい?」

あやか 「駄目! 制限時間がどんどんせまって来てるって!」

モザイク画像
何が起こっているかはご想像にお任せします……

詳しくは書けませんが、相当なパニックになること請け合いです。その上で謎解きが求められるのでさらにパニックに。

さゆっぺ 「え、ちょっとこれってどっち選べばいいのっ?! 分かんな……」

叫び声の画像
さゆっぺは「何か」にやられた模様……

…………さゆっぺが死亡しゲームオーバーになりました。

~脱出病棟を出て~

さゆっぺ 「死んだ。本当に死んだ感じ」

こーすけ 「まぁあれはしゃーない。でもリベンジはもう勘弁かな……」

キャンプ気分で味わう特製グルメ!

あやか 「これで全部見て回ったんだね。もう7時か~」

ラブリコ 「なんだかおなか空きましたね。ごはんでもそろそろ食べに行きます?」

さゆっぺ 「そういうことなら、1階にあるGLAMPER’S(グランパーズ)がおすすめだよ! バーチャルリゾートカフェダイナーっていうコンセプトで、いろんなグランピング料理が楽しめるんだって!」

こーすけ 「グランピングって何さ?」

ラブリコ 「高級ホテルのようなラグジュアリー感あふれるサービスのあるキャンプのことだよ。glamorousとcampingのかばん語だね」

こーすけ 「今調べたろ」

ラブリコ 「はい」

GLAMPER’S

グランパーズの画像
料理の他にもアイスやドリンクが売っています。アクティビティをしない方でも入場料を払えば利用できます

奥にはちびっこが遊べるボルダリング用の壁が! それにしても、まさかここにきてアウトドアとは、仮想現実の極みですね!

料理の画像
左がパックマンムースショコラ、右がGLANPER’Sスペシャルです
今気づいたのですけど、オレンジがパックマンみたいにカットされてて他のフルーツを食べようとしているのですね

ラブリコ 「何気にこのテーブル、プロジェクションマッピングで木漏れ日を再現してるじゃん! 芸細かっ!」

さゆっぺ 「やっば! これめっちゃインスタ映えするし、おいしいそう!」

こーすけ 「目の前は海、そのとなりは滝と岩壁」

バーチャルなビーチの画像
バーチャルなビーチ。プロジェクションマッピングにより海模様が変わります
ナイアガラドロップとトラップクライミングの画像
バーチャルリゾートアクテビティ、ナイアガラドロップ(左)とトラップクライミング(右)です

こーすけ 「もうどこにいるのかわかんねぇな」

この滝とクライミングウォールは、ナイアガラドロップとトラップクライミングというアクティビティで、チケットのうちどの色でもいいので消費することで利用できます。

あやか 「あ、じゃあ私写真撮るね。はーい、チーズ!」

記念写真を撮影している画像
イエーイ

エンディング

残念ながら、あやかさんはそろそろ帰らなくてはいけないようで、私がお見送りすることとなりました。
(さゆっぺとこーすけは、お土産屋を見て回るようです。私に合わせてくれたのかな?)

お土産屋の画像
ここでしか売ってないような、仕掛けあるお菓子もあったり!
2人で帰る画像
二人で帰る事に……

あやか 「今日は、ホント楽しかった~。やっぱりみんなとここ来て正解だったね! ラブリコ君、誘ってくれてありがとう!」

ラブリコ 「い、いや~。そんな」

あやか 「 ……あの、じつはね。ラブリコ君。私、君が私のこと好きだってこと、知っていたんだ」

2人で会話している画像
え、知ってたのか……!

ラブリコ 「……!!」

あやか 「でも。でもね、ほら私たちって仮想の友達じゃない? だから、うん。そろそろ現実にもどったほうがいいんじゃないのかな、って。」

ラブリコ 「へ、へ? 現実って……? うっ……!」

頭を抱えている画像
うっ……! 頭が……!

ラブリコ 「……あ、ああ。俺なにやってるんだろ……。」

記念写真を撮影している画像
この写真も

ラブリコ 「俺、こんな仲間いないし」

記念写真の仲間が消えた画像
一人で撮ってたものだし

ラブリコ 「そもそも大学生ですらなかったわ」

涙を流している画像
うぅ……

ラブリコ 「……暑かったせいかな。確かに取り乱しちゃったよ……」

夜の街に向かって歩き出す画像
そして……
少しずつ離れていく画像
私は……
人混みの中に消えていく画像
夜の街へと呑まれていく……

さぁ、取り乱せ。

施設名:
超現実エンターテインメントEXPO 「VR ZONE SHINJUKU」
住所:
東京都新宿区歌舞伎町1-29-1
電話番号:
03-3200-8076 ※受付時間9:30~18:00
営業期間:
2017年7月14日(金)~ 期間限定
営業時間:
10:00~22:00 ※最終入場時間21:00
入場料:
1day4チケット4,400円(税込み)

©Nintendo Licensed by Nintendo 
©バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.

取材協力/ナムコエンターテインメント広報担当様

(文/ラブリコ・ラブリカ・レギュラーホリディ 撮影/Nao)

※記事内容はすべて公開日時点の情報となります。

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