GLUE

暮らしと仕事にちょっと役立つかも知れないエンタメ系情報サイト

  • 株式会社アジャスト
カルチャー

のんびりママが見た! 子供の体育会系習い事
衝撃体験記 【新体操クラブ】

子どもの体育会系習い事

はじめまして。
男子高校生&女子中学生、2人の子持ちでのんびり屋の、るーママです。
みなさん、子供の習い事はどう決めていますか。
ほとんどのママが、「近所に教室があったから」など、気軽に決めることが多いのではないでしょうか。
その気軽に始めた習い事で、家族の生活まで変えてしまうことがあるなんて考えたことありますか!?
のんびり生きてきた私が、子供の習い事によって、のんびりなんてとても出来ない、目からうろこ体験だらけの、数年間を過ごすことになろうとは……思いもしませんでした。

きっかけはこの日から……

子どもの体育会系習い事

目からうろこ体験のはじまりは、娘の「ひめ」と一緒に誘われて見に行った、友人の娘さんの新体操発表会でした。
ひめが華やかな衣装の虜になりまして、
姿勢がいい女の子になってほしいという親の願望も絡み、
新体操クラブが家から近かったので、気軽に体験に参加しました。
ひめは「身体やわらかーい!」 なんてほめられて、モチベーションも上がり、小学3年の終わリに入会を決めました。

「一般クラス」は“イメージ通りの習い事”という感じで
ひめは、みんなと楽しく週に1回通い、親も、発表会で子供の成長を見ることが出来、うるうるしたりして満足感100%でした。

ひめの学年は人数が少なかったせいか詳しい説明もないまま、みんな「選手クラス」に入れられていました。
今考えるとおかしいのですが、みんなで入ったので当たり前のことなのだと、何の疑問も持ちませんでした。

ここからです!
そこは、習い事のイメージとは少しかけ離れた、目からうろこな事件が続出の世界でした。
のんびりのほほんと生きてきた親子が、気がつくと体育会系の仲間入りをしていたのです。汗 

のんびり屋のるーママが体験した衝撃体験!

先生はスター?! 事件

子どもの体育会系習い事

初めて参加した大会で、表彰式も終わり、やっと帰れる~と思った19時半頃。
にわかに先輩ママたちの動きが慌しくなりました。
出口の数をチェック、どこから先生方が帰るのか、情報収集に駆け回る……。
場所が絞れると、出口まで20人近くのママたちが小走りで向かいます。
私もわけがわからいまま後ろからついていく。汗
そして、特定した体育館出口のすみに、全員2列で整列しました。
そう、見た目はまるで宝塚やジャニーズの出待ちです。
トキメキのない出待ちって、なんか切ないんですが。笑
季節は2月、寒い暗闇の中、”御礼”を持ってひたすら出口で待つママの集団……。
この“御礼”とは、前日に集金された「お金」と、先輩ママの選んだ「気の効いた小物」です。
先生が出てくると、一番上の先輩ママがすすーと先生の脇に近寄り、”御礼”の入った紙袋を、そっと渡します。
そしてそれを見届け、お見送りするママ集団。
独特の風習ですよね。

今、何位ですか!? 事件

子どもの体育会系習い事

新体操は、何人かの審判によって点数がつけられて、合計点で争います。
個人は何十人も出るし、団体も数が多いですから、パンフレットに合計点を記入していても、誰が何位なのかが、なかなかつかめません。
いまいち素人にはわかりにくい。涙
そして、その審判というのが、大会に出場しているクラブチームの指導者の方々なのです。
素人からすると、なんだか公平性が……と感じたり。汗
そしてのんびり屋のるーママは、勝敗の感動が、どうしてもワンテンポ遅れてしまいました。笑
時間差で、Webサイトに順位が出るまで、私にはわからないためです。

家庭科苦手なんですけど~ 事件

子どもの体育会系習い事

衣装は、親がきらきら光る小さな石を1つ1つボンドで貼りつけて模様を作っています。
髪飾りや、発表会の衣装を作ることもあります。

るーママは、手芸が本当に苦手。汗
みんな同じ形や、模様に仕上げないといけない……。
プレッシャー、そして冷や汗です。
子供の頃、まじめに授業に取り組まなかった罰を、この年になってうけるなんて。涙

ひめの珍しい特技 事件

子どもの体育会系習い事

大会が多い期間中は毎週末、全国いろんな体育館へ出向きます。
体育館滞在時間15時間なんてこともしばしば。もちろん親子ともども。
ひめは観光地よりも体育館に行くことのほうが多いので、
「地名が出ると体育館名を反射的に言える」という、不思議な特技を身につけました。笑

知らないってこわい 事件

子どもの体育会系習い事

「一般クラス」から「選手クラス」に入ったとたんに、請求書の数が……。汗
年間通してパラパラ届く請求書。
その時は、あまり深く考えることなく支払いました。
のんびり屋のるーママですから、1年過ぎてから気がつくわけです。
あるはずのお金が無い?? なぜ??
しっかりママの「新車買えるよね」の一言に凍りつく、るーママ。
合宿代、遠征費、大会参加費、衣装代、音楽代、手具代、シューズ代……。
引退するまでは計算しないでおこう……変な決意をした、るーママなのでした。

目からうろこ体験だらけの「体育会系習い事」を経て

子どもの体育会系習い事

泣いたり笑ったりしながらの、約5年間の体育会系習い事生活でした。
のんびり親子も、何か少し変わったかしら。
体育館に行くと、習ってる子ってこんなにいるんだ! と驚くくらい、選手が集まってきます。
ひめが新体操クラブに入らなければ一生知らなかっただろう世界です。
習い事は、本当に奥が深いですね。

(文/るーママ)

※記事内容はすべて公開日時点の情報となります。

記事をシェアする!