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こんにちは、GLUE編集部です!
4/3(火)~4/7(日)、銀座博品館劇場で公演される『big the Musical』の稽古場におジャマしてきました!
トム・ハンクス主演の映画『Big』(1988年)。
この映画を元に1996年にブロードウェイミュージカルが上演され、日本でも1998年にフジテレビ主催の舞台『big~夢はかなう~』が上演。
そして今回、グランワルツカンパニーの製作による『big the Musical』として生まれ変わり、20年ぶりに日本の舞台に帰ってきます!
総合演出:澤井秀幸
出演:
赤西礼保/観月ゆうじ(W主演)
瀬音リサ/momona(Wキャスト)
福沢良一・伊藤アルフ
他
公演スケジュール:
4/3(火)プレビュー19:00 観月回
4/4(水)プレビュー19:00 赤西回
4/5(木)第1回目19:00 観月回
4/6(金)第2回目19:00 赤西回
4/7(土)第3回目13:00 観月回
4/7(土)第4回目17:00 赤西回
チケット:
8,000円(全席指定・税込)
チケット情報:カンフェティ
お問い合わせ:
坂戸エンターテイメント(公式HP)
電話番号:080-5647-1277
メールアドレス:gwmusical@gmail.com
ストーリー:
12歳のジョシュ少年は年に一度のカーニバルに足を運ぶが、身長が低いことからジェットコースターに乗ることができず落胆する。その時、カーニバルの隅の方に置かれていた願いを叶えると書かれた機械「ゾルター」を見つけ、大きくなりたいと願う。
翌朝目が覚めると、ジョシュは大人の姿になっていた!!
すっかり姿が変わってしまったジョシュだが、なんとか親友のビリーにだけは自分だと信じてもらえた。
家を出て「ゾルター」が見つかるまで、とニューヨークに向かい、おもちゃ会社に就職する。
子どもの発想でおもちゃを開発していくジョシュはマクミラン社長に気に入られ、また重役であるスーザンとは大人の恋に落ち、とんとん拍子に成功していく……。
足を踏み入れた瞬間、稽古場に響き渡るは
キャストの皆さんの澄んだ歌声とリズミカルな足音!!
稽古の様子をちゃっかり正面から拝見させていただいたのですが、大迫力の演技、歌声、ダンスに、GLUE編集部みな圧倒されてしまいました!!
稽古とは言えど、キャストの皆さんが作り出す物語の空気感にすっかり魅了され、仕事であることをしばし忘れて終始ドキドキしながら拝見しておりました……
今回特別に、稽古終わりの
主人公ジョシュ役の赤西礼保さん・観月ゆうじさん、
ヒロイン、スーザン役の瀬音リサさん・momonaさん、
マクミラン社長役の福沢良一さん、ポール役の伊藤アルフさんにインタビューさせていただきました!
作品に因んだ、キャストの皆さんの素顔に迫るお答えが、盛りだくさんです!!
観月ゆうじ(みづき ゆうじ)
大分県大分市出身。大阪芸術大学在学中に劇団四季に入団。退団後は主にダンサーとして活動。2010年全国植樹祭で天皇皇后両陛下のご臨席の下、主演で踊りを披露。
赤西礼保(あかにし れお)
東京都出身。2008年『三十九枚の年賀状』で映画デビュー。その後、様々な舞台・映画・ドラマに出演。2016年よりアーティスト活動を開始。活動の場を広げている。
瀬音リサ(せおと りさ)
東京都出身。2007年3月、宝塚歌劇団に93期生として入団。娘役として多くの舞台に上がり2度のエトワールに抜擢。2017年11月に退団後、今回初のミュージカル主演。
momona(ももな)
兵庫県出身。舞台や映画、ラジオ、ライブなどで活躍中。YouTubeチャンネル「KIDSTONE TV」初代歌のお姉さんに抜擢。ももなお姉さんとしてレギュラー出演。
福沢良一(ふくざわ りょういち)
京都府出身。俳優・声優として数々の映画やドラマ、アニメ作品に出演、ミュージカルや舞台でも幅広いジャンルの役を好演。拓殖大学北海道短期大学客員教授。
伊藤アルフ(いとう あるふ)
東京都出身。劇団ひまわり出身の俳優・モデル・歌手。子役の頃から活動し、テレビや映画など多方面で活動。近年は、舞台・ミュージカルを中心に活躍中。
ミュージカルならではの歌うシーンだったりとかお芝居だったりとか、すべてがライブなので、楽しい部分や寂しい部分、ハッピーな部分など生きた感情が見える、夢がつまったミュージカルになっているので、まずは目で見ていただけたらなと思います。
すごくミュージカルは楽しいです。
Wキャストとしてもやることは同じだし、伝え方は違うかもしれないですけど、気持ちは一緒なので。
そこをやっぱり、「big」っていう素敵な作品に全力でまっすぐぶつけて、楽しく、何か伝えられればなと思いますので、楽しみにしてください。
――ここからは、皆さんの素顔にどんどん迫っていただきたいなと思うのですが、
皆さんが実際に12歳だった時、どんな子どもでしたか?
振り返ってみると、原作の映画『big』でトム・ハンクスさんが演じていたジョシュと、同じフィルターでものを見ていたというか、似てたなぁって思ったんです。だから、12歳の時の自分を思い出しながら、ありのままの自分で演じています。なので、観月なりのジョシュ、皆さんに愛してもらえるジョシュを展開していけたらいいなぁと思っています。
いやぁ、僕……デブでしたね。
一同: ええーーーーー!!
駄菓子屋さんに行きまくってて。小学校1年生から4年生までサッカーやっててガリガリだったんですけど、なんかわかんないですけどグレて、サッカーやめて。5、6年生のとき駄菓子屋行きまくって、デブになってしまい。中学1年生からまたサッカーを始めて痩せたんですけど。
(性格は)本当に子どもでした。ずっとコンプレックスを持ってて……人と話すのがすごく苦手でした。
なんか……その後にしゃべるの嫌ですねぇ。
僕はね、すごく太ってました。そんなことない!!
一同: (笑)
僕はね、4歳から仕事をしてたんだけど、12歳という年齢は僕にとってすごく思い入れがあって。
12歳の時に、「僕はプロの役者になろう」って決めたんです。
それから早く大人になりたいなぁ~と思ってきたんですけど、いまだに思ってますね。
『big』の劇中で、スーザンがジョシュに対して「大人に子どもの友達がいるわけないじゃない」って言うセリフがあるんですけど、それを聞いて「あれ? 僕はどうなんだろう?」って思って。
僕には子どもの友達がいっぱいいるのね。よく行く温泉で、子どもがみんな僕の後についてきて、
「師匠! おしえて!」と言ってサウナの入り方とかを聞きにきて。とっても仲がいいんですよ。
……これ(『big the Musical』)を機会に大人になります!
一同: (笑)
私は小学生のとき、1時間半かけて学校に通ってたんですけど、12歳の頃も「行ってきます!」と言って家を出て、学校に着いてからランドセルを背負ってないことに気づいたりとかするボケボケの人でした(笑)
あと、モーニング娘。やSPEEDが流行っていた世代なので、ダンスの振り付けを覚えたりとか。
そのときは全然宝塚を目指しているわけではなかったんですけど、今思えばそういうところから歌や踊りが好きになったのかなって思います。
時代を感じるね。
(伊藤さんに向かって)俺たちの頃は「ザ・ピーナッツ」だもんね。
いやいやいや! 僕たちも世代がちがうじゃないですか!!
一同: (笑)
私は、めっちゃませてました! 恋をしてたし、あとなんか、調子乗ってたし。
スーザンとちょっと似てるなと思うのが、なんでもこなしちゃう子どもでした。
勉強もそうだし、学級委員長もやっていて。小学校の先生から「あんた中学に行ったら目の敵にされて、いじめられるわよ」って忠告されながらも、調子乗ってました(笑)
一同: (笑)
あと、歌が大好きで、ずっと歌ってました!
バレエもやっていて、その頃から歌って踊れる女優さんになりたいなと思って。
えっと、僕は、
ザ・ピーナッツ(小声で)
一同: (笑)
世代じゃないですから!(笑)
僕は劇団ひまわり出身なんですけど、小学生のときからお仕事させていただいていて。
中1くらいのときは、そんなにバンバンお仕事頂いてたわけじゃないんですけど、学校ではそういう人がめずらしくて、1番のモテキだったんです。
今でも忘れられないんですが、同級生の女の子たちが、何のゆかりもないんですけどミッキーマウスの絵を描いた会員証を作って、「ミッキークラブ」っていう名前で僕のファンクラブを作ってくれてたんです。
僕自身は、小学6年生から中学3年生までずっと通知表に「落ち着きがない」って書かれてました。
――ちなみに、当時バレンタインデーには、最高何個のチョコレートをもらいましたか?
え~~。いやいや、1番のモテキと言っても、そんな何百個とかじゃないですよ。20個くらいかな?
女性陣: すごい……!
ん? 僕なんかはね~、……そんなことない(笑)
一同: (笑)
すぐ張り合っちゃうね(笑)
12歳に戻りたいです。僕は年齢も公表していないので、妖精と言ってますけど(笑)
妖精になれたらっていうのと、12歳に戻れたらいいなと思いますね。
そして、今僕はこの世界に男として生まれていますけど、女性としても生まれてみたいし、動物としても生まれてみたい。うさぎちゃんになったり! そういう観月です(笑)
一同: (笑)
なんだろうなぁ……ドラえもんが欲しい!
ドラえもんにずっと永久に隣にいてほしい。
一同: あ~~(納得)
――ちなみに、どのマシンを一番使いたいですか?
「タイムマシン」
福沢は(願いは)ひとつだけです! 歌詞を正確に覚えたい!!
一同: (笑)
――間違えちゃいますか?
間違えちゃうんならアレなんですけどね~、すぐ作っちゃうんです。
ん~~なんだろうなぁ。真っ直ぐに生きていきたいですね!!
目の前にあるものをしっかりと掴んでいきたいですね。
だからドラえもんもいらない! どら焼きの方が欲しい(笑) 以上!
一同: (笑)
その後に言うのアレなんですけど(笑)
「どこでもドア」が欲しいです!
すぐ旅行に行けちゃうし、今すぐ家にも帰れるし!
――旅行だったら、今どこに一番行きたいですか?
今は、セブ島!
リゾートが好きなので。海で泳ぎたい~!
一同: リアル~(笑)
よく「もしも魔法が使えたら」と考えたときに、いつも思うことがあって。
私は「寝ないでいい能力」を身につけたいと思ってて。というのは、やりたいことが多くて、起きてたくて。
24時間じゃ足りないなと思うことが多いんです。だから、ひとつ願いか叶うんだったら「寝ないでいい能力」を身につけたいです。
え、なんか、皆さんと比べたら僕が一番、業が深いのかな? 僕は魔法使いになりたいです。
一同: (笑)
自分が魔法使いになって、いろいろできたらいいなぁって思います。
――今一番使いたい魔法は何ですか?
えっと……、セリフと歌詞を間違えない……
僕にも!!
一同: (笑)
『big the Musical』の劇中にはいろんなナンバーがありますが、
ビジュアル的に一番観てもらいたいのが2箇所あります。
1つ目は、一幕のラストにある「Cross the Line」。踊りだったり、コーラスだったり、パッションだったり、いろんなラインがひとつのキャンバスに描かれるようなシーンがあって。
それが一幕のラストで、バーン! と終わるところ。
2つ目は、二幕の中にある、おもちゃ会社の中の部分が見えてくるところでのナンバー「Coffee Black」。
『big the Musical』ならではの、ブロードウェイミュージカルらしいダンスシーンだと思うので、ぜひ観てもらいたいなと思います。
1番最初のシーンですね。ジョシュが大人になった時。もうそれだけ!
朝起きて、「え?」みたいな。そこから、ダダダダダダダっと(スピーディーに展開が)進んでいくので、見逃さないように、しっかりと目に焼き付けてほしいですね。
パンツ1枚になるシーンもあります。……そこも観てほしいですね(笑)
一同: (笑)
まぁでも、この最初のシーンが「big」というタイトルの通り、“ビッグ”になる瞬間なので、ぜひ観てもらいたいところですね。
「big」と言えば、映画でもアメリカのブロードウェイミュージカルでも、床に鍵盤が描かれた巨大ビアノの上で(マクミランとジョシュが)躍って音楽を奏でるシーンがあるんですが、今回の『big the Musical』では、床ではなく階段が鍵盤になるんです。そこはとっても楽しくて、見せ場かなと思います。
踊る方はちょっと怖いですけどね(笑)
ジョシュが一人で歌うシーンなんですけど、いつもお母さんに反抗しているジョシュが独りぼっちになって、「寂しい」っていう感情から“本当の心の奥にある自分”が出てくるんです。
それが、なんか母性本能をくすぐるというか、親心がわかるなって感じられる、好きなシーンです。
スーザンの大人目線で“ビッグ”になっていくというか、大人として成長していくところですね。
ジョシュと出会い、関わっていくことで、今まで感じたことのない感情が生まれたり。
純粋に楽しい、幸せって感じることで、今までの「大人の自分」とは違う、「新たな自分」になっていくという意味での成長していく姿を見てほしいなと思います。
全ての曲が良すぎるんですけど、僕が一番好きなのはスーザンのソロの曲なんです。
いつもマネージャーとも鼻歌で一緒に歌ったりするくらい好きなんですよね~。
あと、僕が演じるのはジョシュと対立するポールという役で、
うかうかしてると皆にどんどん嫌われていっちゃうじゃないかなと思うんですけど、徐々に心が解けていくので……嫌われないというか……僕も、愛されたい……
一同: (笑)
ポールのそういう人間的部分も表現しているつもりなので、そこも観ていただきたいと思います。
澤井秀幸(さわい ひでゆき)
グランワルツグループ代表 演出家・振付家。10代で劇団四季に入り、ミュージカルに出演。退団後も博品館劇場『ALONE』で主演を演じたほか、バレエでは日本バレエ協会他、多くのバレエ団に出演。自身が舞台に出演する他、舞台のプロデュース、演出、振付もこなし舞踊を追求し続ける一方で、新しい領域からの舞台芸術振興を積極的に試みて、活動の場を広げている。
銀座博品館劇場で公演するようになって5年経つんですけど、ずっとブロードウェイミュージカルをやりたいという話があったんです。5年経った今、「ちょうどいい作品がある」と『big』のことを聞いたとき、おもちゃ屋さんである博品館劇場でやるのにこんなぴったりなお話があるのかと思いました。
夢物語ではあるんですけど、子どもが大人になりたいと願うことは、どんな人でも望んだことのある、いつの時代も変わらない願いだからこそ、色褪せない。そして新しく観ることができるんじゃないかと思っています。
劇場とおもちゃ屋さんである博品館という建物とタイミングが揃った今は、(公演するには)すごくいい時だと感じています。
12歳っていうと、小学校6年生くらい? 小学校の児童会長だったんです。
中学校でも生徒会長になって、学園祭や体育祭などの学校行事で指揮をとるのが好きというか。
プロデュースするまではいかないですけど、今みたいな感じでした。
時を経ていますが、あまり変わっていません(笑)
ダンスシーンですね。(断言)
キャストの皆さん、総合演出の澤井さんの素顔に迫るべく、突拍子もない質問もさせていただいたのですが、皆さん気さくにまっすぐ答えてくださいました!
インタビューの最中は終始笑いが溢れ、皆さんの素敵すぎるお人柄、仲の良さが伝わってきました。
そんな皆さんがひとつになって作り上げる『big the Musical』、楽しみでしかありません!!
中身は子どものまま、大人の世界へ飛び込んでいくジョシュが繰り広げるハートフルコメディ。
子どもから大人まで、誰もが楽しめる、夢がつまった作品です。
ぜひ劇場に観に行きましょう!
私たちも、もちろん観に行きますよー!!
(撮影/加藤カトリーヌ、文/西田メルモ)
※記事内容はすべて公開日時点の情報となります。
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