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アート

【モノクロ版】
アナログな『VTuber』モデルを作ってみた

白黒! アナログなVTuberモデルを作ってみた!TOP画像
うさぎ


こんにちは。趣味で漫画やイラストを描いているユノと申します。

私は、アニメ、漫画、ゲームのオタクといわれる部類の人間なのですが、
最近流行の『VTuber』モデルって、どうやって作っているかご存知ですか?

勝手に「なんだか難しそう」と思っていたのですが
調べてみたら、絵を描いて設定をつけたら動かせてしまうみたい!
つまり、ちょっとした落書きなんかも動かせてしまうかも!

『VTuber』モデルは大体カラーで作られてますが、
今回は漫画が大好きなので……あえて白黒漫画っぽいキャラクターを作ってみようと思います!

目次

  1. 『VTuber』モデルって?
  2. キャラクターを作る
  3. 動きの設定
  4. 動かしてみた!
  5. おわりに

1.『VTuber』モデルって?

VTuberのイメージ画像
(イラスト/いらすとや


主にYouTuberとして、YouTube上で動画配信・投稿をおこなう、
コンピュータグラフィックスのキャラクター(アバター)です。
また、キャラクター(アバター)を用いて動画投稿・配信を行う人のキャラクターモデルです。

YouTubeのゲーム配信動画などで画面端にキャラクターが表示され、実況者の声にあわせて動いてたりするあの子たちですね。

YouTube以外での活動もあるそうなので、
「バーチャルライバー」と呼ぶこともあるそう。

2.キャラクターを作る

では、早速キャラクターを作っていこうと思います。

調べてみたところ、Live2Dモデル作成ソフト「Cubism 3」というものがあるそう。
今回はこちらのソフトで制作してみようと思います!




★まずは、チュートリアル動画を参考に、動かしたいパーツごとにレイヤーと呼ばれる層を分けて
イラストの描画ができるソフトで書いていきます。

パーツごとに紙を分けて重ねて、1枚の絵にする感じです。
今回は「Adobe Photoshop」と、「CLIP STUDIO」という漫画を描くソフトを使用しています。

イラスト制作肯定-人
外見年齢は『VTuber』キャラクターによくいる高校生くらい。白黒で制作するので黒髪ショートで描いてみました

難しいと思うかもしれないですが、パーツごとに絵を作ってレイヤーを重ね
イラスト表示ができれば大丈夫そう! psd形式で出力すれば、「Cubism 3」に取り込むことができます。

イラスト制作肯定-うさぎ

アニメ漫画っぽいイラストだけではなく、落書きでも作れそうだったので
ほぼ一発描きの、私の化身うさぎ(?)を作ってみました。こっちの方がわかりやすいですかね?

うまく動かすにはパーツ分け方にポイントなどがあるらしいです!
よく動く「目」や「口」などはパーツをしっかりわけるべきみたいですね。ふむふむ。

3.動きの設定

イラストデータができたので、早速、Live2Dモデル作成ソフト「Cubism 3」で動きをつけます。

「Cubism 3」での制作画面①

動かすために必要な「メッシュの生成」というものをワンクリックで自動でやってくれるのですが、
沢山点が出て、初めはびっくりしてしまいました(笑)。

パーツそれぞれに点がつくようです。

この点で動きを調整するとのこと!

「Cubism 3」での制作画面②

顔のパーツなど、細かい動きが必要なところは形にあわせて点を打ち直さないと動かしづらいとのことなので、ポチポチと編集。

ところどころ自動で設定ができます。


こういうソフトで設定して、アニメーションを制作するのは難しいことかと思っていたんですが、
チュートリアルどおりに進めていったところ、思っていたより簡単に設定ができました!

パーツごとひとつひとつ設定するので大変そうに見えますが、意外と感覚的に設定ができるかも?
チュートリアルがすごいわかりやすかったです。

ただ、動かしたいところが多ければ多いほど根気が要ります(笑)。
でも、実際どういう動きになるか見ながら作れるので楽しい!


4.動かしてみた!

制作したVtuberモデルのアニメーションGIF

ちゃんと動きました!

平面の絵だったのに、瞬きするだけでもすごいなと思ってしまいます。

カラーのものと制作課程はほとんどかわらないですが、
白黒は止め絵で見るとより平面らしく収まるので面白いですね!

表情の設定も細かくできるようなので、チャレンジしてみたら面白そう!!

ネット上でよく見る『VTuber』モデルは、カラーのキャラクターが多いので、逆に白黒だと映えそうですね!
今回はグレー部分にトーンと呼ばれるドットの点を使っていませんが、工夫すればそういう描画もできそうです。

制作したVtuberモデルの止め絵
おまけで制作したうさぎのアニメーションGIF

おまけのうさぎも動かしてみました。
このソフト、落書きが簡単に動かせてしまう……!

5.おわりに

絵は描くものの、『Live2D』には素人だった私でも、
チュートリアル通りにやれば1枚絵のイラストを動かすことができました!

ちょっとした髪の動きや装飾の動きも、こだわると奥が深い世界だと思います。

今回は『VTuber』を白黒で作ってみるという企画だったので、
ザ・アニメ! 漫画! という感じの絵でチャレンジしていますが、
一緒に描いたうさぎのらくがき同様に、簡単なキャラクターでも動かせます。

「難しいかも……」と思わず、
興味がある方は絵を描いて是非チャレンジしてみてください!

制作したVtuberモデルとうさぎの止め絵イラスト


最後になりますが、今回の制作にあたってお世話になったLive2Dモデル作成ソフト「Cubism 3」
下記からダウンロードができます。ぜひ、参考にしてみてください。

【株式会社Live2D】 公式サイト:https://www.live2d.com/ja/

それでは! またどこかでお会いできたらうれしいです。

(文・イラスト/ユノ)

※記事内容はすべて公開日時点の情報となります。

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