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こんにちは。わかちゃんです!
わかちゃん旅行記の第1段「サハラ」、第2弾「イースター島」は読んでくれたでしょうか?
今回、わかちゃん旅行記の最終回は、キューバです!
ゆったりと我が道をゆくキューバの人々。
そこには特別な時間が流れているようです。
彼の地に移り住んだ作家「ヘミングウェイ」の暮らしぶりを追いかけて、人生の味わい方を覗いてきました。
年齢も貧富も関係なし。
今の自分の暮らしぶりと重ねて、人生の楽しみ方や感じ方を振り返ってきました。
アメリカの作家、ヘミングウェイは成功を収めると、稼いだお金をつぎ込んでキューバに移住しました。
なぜ、キューバを選んだのでしょうか?
まずは手軽に解放感を味わえるものとしては、お酒と音楽ですよね。
彼を迎えて癒してくれたのは、これだったはずです。
ラムベースのカクテル、モヒートとダイキリ。彼はそれぞれに自分の好みに合う馴染みの店に通いました。
本場のモヒートは、入れるミントの量が半端ではありません。
ヘミングウェイはダイキリはシュガーレスのドライが好みだったようで、今は「パパダイキリ」と呼ばれています。
街に溢れるキューバミュージックは、奴隷として連れてこられたアフリカンの哀愁漂う旋律と常夏の明るいリズムで人生を歌い上げます。街を歩いていてもあちらこちらから音楽が聴こえててきます。
キューバはアメリカに近いのに、みなさん我が道をゆく。違う価値観でこころ豊かに暮らしています。
キューバでは、昔の車を直しながら乗っています。メカがシンプルなので、部品が無くなっても、自分たちで作っちゃいます。
「動けばいい」という感じで、堂々とゆっくりと走っています。これも究極の省エネかもしれませんね。
宿泊先のアパートメントのマムが紹介してくれた赤いオープンのBUICK48の車、御年72歳。かっこよくて他の観光客からも羨望の眼差し。
滞在中の足として即キープしました。
宿泊するならアパートメントがおすすめ。朝ごはんをつくってくれます。
ホテルだと、設備が古くてサービスが悪く、宿泊料が高いと、評判はよくありません。
ヘミングウェイはトローリングで大物の魚を狙う釣り三昧の日々を送りました。
ホテル暮らしをやめて、郊外に移り住んだのは、この趣味のため。
遊びや趣味がヘミングウェイの人生を豊かに楽しいものにしました。それは、ホテルやバーに飾られている彼の多くの写真が物語っています。大物を釣ってとても自慢げに写っています。
遊びが人生を豊かにし、そこから学ぶ。彼はこの経験をもとに「老人と海」を書きました。
好きなことと仕事の境がない暮らしぶりだったようです。
郊外に建つヘミングウェイの家は彼のお気に入りに囲まれています。
光と緑と剥製に囲まれた明るく開放的で野性味も感じるインテリア。
お気に入りの品々が寄り添う寝室。
物見櫓のような離れの天体望遠鏡のある書斎。
すべてが、見事に自分のライフスタイルと好みを選びとって、自分の世界を築き上げているように見えました。
キューバに来る前に、メキシコの建築の巨匠「ルイス・バラガン」の自邸も訪ねたのですが、ヘミングウェイ邸と共通するところがありました。
敬虔なクリスチャンらしいお気に入りに囲まれた暮らしと天への眼差しです。
バラガン邸の屋上は高い壁で囲まれ、空しか見えません。まるで、空(神)だけを意識して地上の自分と交信する場をつくったかのように思えます。
そして、枕元にはお気に入りの祈りの品々を寄り添わせていました。
仕事に追われ、それを言い訳にして、随分好きなものに無頓着に、ないがしろにしてきた自分に気づかされました。
好きなことを追い求めるのに、時期が早いことも遅いこともないのかもしれません。ただ、「始めないと行き着かない」と思いました。
皆さんは自分を大切にして、好きなものに囲まれて暮らしていますか?
まだなら、まずは、身近な枕元だけでもお気に入りで飾りませんか?
今回、わかちゃんの旅シリーズ1~3を担当しました。
様々な旅をしてきて、好きなもの、大切なものは、人それぞれですが、しっかり向き合って人生を楽しく豊かにしたいと思わせてくれる旅ばかりでした
今はコロナの影響で規制があり、なかなか旅行に行けないですが、また旅ができるような状況になるよう心より祈っております。
(文・写真/わかちゃん)
※記事内容はすべて公開日時点の情報となります。
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