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PC周りの文具たち
~すぐに使えるペーパーアイテム5選~

PC周りの文具たち・タイトル画像

めくるめく事務文具の世界へようこそ

はじめまして。文具好きエディターの本田あきらと申します。

新商品とアイデアが続々飛び出す事務文具の世界へようこそ!
日常のPC作業、頭も手もノンストップで走り続けられるときは気持ちいいですよね。しかしふとキーボードを打つ手が止まり、停滞してしまう瞬間は誰しもに訪れます。手が止まるのは、なにかしらのちょっとしたつまずきで集中が途切れ、思考が停止してしまったから。

そんなとき、たった数百円の投資で気持ち良く効率アップできるもの。それが、ペーパーアイテムです!

あくまで(価格/スペースともに)手の届く範囲の、ペーパーアイテム5選

やるべきことを思い出して整理して、完了させて、次に進む。
それを助けてくれる商品をピックアップしました。

今回は、「会議室でもノマドワークでも最小スペースで展開できる」PC周辺アイテムに絞り、新作・名作を織り交ぜてご紹介します。

パスワードうっかりさん必携!
①『カミテリア ふせん pull+push(プルプシュ) deux』 ¥ 518(税込み)

もう閉め出されたりしない

プルプシュph_メイン

絶対厳守の個人情報、クラウド経由の案件増加、複雑化したたくさんのパスワード、こまめなログイン/ログアウト。
いちいち手帳も見てられないし、テキストデータを置いておくのは危険極まりない! うろ覚えで自分のサイトにアクセスできなくなったことも多々ある私には、この商品は目映く映りました……!

だけど丸見えじゃない

パスワードのひきだし

メーカーは、アジャストと同じ新宿区にあるペーパリー・インク社。インテリア性の高いふせんなど、洒脱なデザインとアイデア溢れたペーパーアイテムブランド『カミテリア』で注目を集めています。

今までのふせんと違うのは、モニタの端に貼っておいても丸見えではないこと。出社してから退社までは、スムーズに必要なときだけ引き出して確認、スマートに入力。

 
ふせんボード
繰り返し貼ったり剥がしたりできるので、退社時にはお持ち帰り可能。そのための透明ボードが付属しているのも嬉しい心配りです。
サイズとカラバリ
今回はシックなモノトーン/大きめサイズのdeux(デュー)を使いましたが、カラーバリエーションと小サイズもあります。
 
繰り返すTODO
パスワード以外にも、繰り返す業務のTo Doリストにも向いてます。毎回書き直す必要がなくて便利。
裏面_スット
筆記テスト。ふせんの宿命として、裏面に糊が塗布されている部分はインクをはじいて水性ペンでの筆跡が薄くなりがちですが、外袋の裏面に両面シールがあるので、袋の表と中の紙の筆記には何の問題もありません!

<CAUTION!>

コスレ注意
中の紙は厚手で、たびたび出し入れしてもヘタらない安心感あり。裏抜けもしません! ただ、外袋よりインクの渇きがやや遅いので、書いてすぐに収納すると悲しい結果に・・・よく乾かしてから入れましょう。
はみ出しも注意
もうひとつご注意。こちらのdeuxのサイズの場合、右端12mmは表から見えるので書き込まないよう! パスワードの最後の一文字が見えてしまい、うっかりさんを自ら暴露しちゃいます。
 

※「裏抜け」とは……

表のインクが紙に染みて裏側に表の字などが見えてしまうこと。インクが乾かないうちに重ねて転写されてしまった「裏移り」とは別の事象。万年筆ユーザーなどにとっては死活問題。
必携度
★★★★☆
うっかりさんには必携。しっかりさんには、ぜひ新しい使い方を。
コスパ
★★☆☆☆
繰り返し使えますが、1枚あたりの単価はそれなりにするので、書き損じにはご注意。(deuxは10枚入り税込み518円)
応用自由度
★★★★★
オリジナルの活用法を考える楽しみもあります!
書きごこち
★★★★☆
外袋と中の紙の、インクの吸い込み具合(による色合い)が多少違うのはご愛嬌。
裏抜けしない度
★★★★★
本文のとおりばっちりです。
メーカーサイト
http://kamiterior.jp/
Amazon.jp
ご購入はこちら

更新できるマウスパッド
②『ロディア クリックブロック マウスパッド 5mm方眼』 ¥ 734(税込み)

PC×文具の先駆け

クリックブロックph_メイン

こちらも息の長い商品で、名作と言えるでしょう。今日の文具ブームの先駆けとも言える「信頼文具舗(Stationary Program)」店長の和田哲哉さんの名著『文房具を楽しく使う(ノート・手帳篇)』(初版2004/7/22 早川書房刊)で紹介されております。ほぼ同時期に、枻(えい)出版の季刊誌『趣味の文具箱』も創刊されているので、思えばこのころが昨今の文具ブームの始まりだったんでしょうね。2016年の今なお重版を重ねている名著です、バイブルです、ご一読をオススメします(2010年にハヤカワ・ノンフィクション文庫にて文庫化)。

『文房具を楽しく使う(ノート・手帳篇)』早川書房刊 第5版 2005/11/15より抜粋

「パソコンとロディアって相性がいいんですよ。……(中略、No.8の利点を語る)……ロディアをパソコンと一緒に置く習慣はその後も続き、なんとA4サイズのロディアを使うこともありました。ロディアがデスクを占領したかに見えますが、この紙面を広大なマウスパッドに見立てて使うわけなのです。このアイディアに賛同した方が結構おられ、便利であるとのメールをいただいています。

そして最近では(筆者注:2004年当時)、本家からマウスパッド仕様のロディアが登場しています。最初からマウスパッドとして作られているので、用紙の手前側を糊綴じにしてめくれあがりを防ぎ、製品裏面には滑り止め加工が施された特殊な台紙がついているなど、専用設計ならではの仕様になっています」

「使いこなし」に憧れて

気が付けばそれから10年も経ったわけですが、著者の販売サイトでも「異色の存在ながら根強いファン多しとのことで、今なお販売取扱いされています。
http://www.wada-denki.co.jp/bunguho/ctlg0012.html

私が学生時代にもみ消した文具熱の火種に、静かに火を灯してくださった和田氏は、サイトでも著書でもさらりとした語り口で粋な「使いこなし」をご提案くださいます。一般にマニアックになってゆくほど、モノや情報の収集と消費のスパイラルに陥る感があるように思いますが、道具とじっくり大切に付き合っていく姿に心を洗われます。

念願叶って一昨年ついにご本人にお会いしたのですが、文体に違わずとても柔和な紳士で、ますますファンになってしまいました。

きちんと本気で専用設計

オレンジ表紙
(画像は公式サイトより引用)

2014年に80周年を迎えた、ブロックメモの代名詞『ROHDIA(ロディア)』。フランスを代表する総合紙製品メーカー「エグザコンタ・クレールフォンテーヌ」グループの一員となった今も、フランス東部アルザス地方から高品質な製品を届け続けています。

なんといっても特筆すべきは『ロディア』シリーズ共通の上質な書き心地! 後で紹介する『ブロックロディア』と同じ、べラム紙の80gが使われています。

べラム一般
「べラム」とは、写本や教典などの古典的製本で、本文用紙や表紙装丁に用いられた子羊や仔牛の革(羊皮紙と呼ばれるが紙ではない)。インクの乗りや発色も良いものの、手間のかかる貴重品でした。(画像は東京製本倶楽部「製本ブログ」より引用 )
べラム紙
いっぽう、べラム紙とはそのような特長を持たせて作られた紙で、なめらかな筆記特性と裏抜けしない緻密さを兼ね備えた高級紙です。『ロディア』シリーズでは系列のクレールフォンテーヌ社のべラム紙を採用。
筆記テスト
筆記テスト。クレールフォンテーヌ社のべラム紙は、サテンのような艶をもちつつ、真っ白なのにまぶしくないと人気の紙。鉛筆もボールペンも万年筆インクも、裏抜けせずオールラウンダーな書き心地。
ショートカット
何も手元にないときのちょっとしたメモはもちろん、チラ見したいけど画面横では目障りなショートカットを書いておくときなどに活躍。覚えたら次のページに行きましょうか。
 

マウスパッドとしての用途から、裏面にはきちんと滑り止め加工が施されています。シート数は30枚。メモがいっぱいになっても汚れても、30回新品に生まれ変わる!

なお、今回の商品写真は旧デザインのもの。10年前に買ったため1シート目はやや日焼けしていたものの、1枚めくれば新品の装い。紙の端が黄ばむこともなく、真っ白な紙面で出迎えてくれました。……!!

二辺留めめくる
必携度
★★☆☆☆
光学式マウスの恩恵できれいなマウスパッドの必要性は薄れた昨今ですが(ボールの掃除をしたことない方もいるのかも)、黒い机とかだと役立ちます。
コスパ
★★★☆☆
値段はそんなに高くないので、ふたつの用途があることを考えると。
応用自由度
★★★☆☆
備えあれば憂いなし。マウスの下にいつもある安心感。使いこなしについてはまだまだある気もします。!
書きごこち
★★★★☆
こちらはきちんと本家のブロックメモと同等なのでばっちりです! 文字も見やすく、主張しない淡グレーの5mm方眼罫。
裏抜けしない度
★★★★★
二辺が糊留めなので裏面を使うのは切り離してからですが、上記の理由でばっちりです!
メーカーサイト
http://www.bloc-rhodia.jp/
公式オンラインショップ
http://shop.quovadis.co.jp/shopdetail/002001000038/010/Y/page1/recommend/
Amazon.jp
ご購入はこちら
書籍
『文房具を楽しく使う (ノート・手帳篇)』 和田 哲哉(著) ハヤカワ・ノンフィクション文庫 刊 2010/1/30 

キーボードとあなたの間の特等席へ
③『ブロックロディア』 No.08 (210×74mm) ¥ 345(税込み)

WEB担当者にこそ薦めたい

ロディアNO-8_ph_メイン

こちらは外せない名作!! 『ロディア クリックブロック』同様に上述の和田哲哉さんの名著『文房具を楽しく使う(ノート・手帳篇)』で紹介されておりますが、デスクトップよりノートPCの活躍頻度が上がった今日こそ、当時以上に必携のアイテムと言えましょう!

最小スペースで最大効果

オレンジ表紙

何はともあれ、ノートPCの環境って机上が手狭。オフィス標準のA4書類でさえ、置き場に困る始末です。図やラフ書きには少し小さいなと我慢しながらA5ノートを開いても、身体をひねらないと書けません。

シェアオフィスでもカフェでのノマドワークでも、参照資料を拡げたらもうそれでいっぱい。机の上まで階層化してると、頭の整理もつきません……。

べラム一般
そこでこのNO.8。ノート全体がA4の四つ折りサイズ(長辺がA4の短辺210mm)なので、ノートPCのキーボード手前に置いても両手の間に収まるサイズ。横長に使えば、段取りメモにも最適ですね。
べラム紙
マウスと自分の間に忍ばせて縦使い。リストや箇条書きメモもたっぷり書けます。さらに、縦長スクロールでレイアウトを考えるにも持って来い!
筆記テスト
こちらオレンジ表紙の『ブロックロディア』(通常版)は、クレールフォンテーヌ社のべラム紙80g/m2を使用。真っ白な紙面にフランスらしい鮮やかなラベンダー色の5mm方眼罫が並びます。図もテキストも使うクリエイティブ用途にはやっぱり方眼が定番ですよね。
 
ショートカット
現在はべラム紙90g/m2の少しリッチなシリーズ『BLOCK R』もありますが、そちらは穏やかなアイボリーの紙面に淡グレーの横罫。残念ながらNo.8のサイズはなし。(画像は公式サイトより引用)
ショートカット
『ブロックロディア』の快感ポイントとして外せない、マイクロカットのミシン目。1アクションで「ピッ!」という音とともに心地良く切り取れて、気持ちの切り替えにも効き目あり。
ショートカット
筆記テスト。特にクレールフォンテーヌ社のべラム紙は、サテンのような艶をもちつつ、真っ白なのにまぶしくないと人気の紙。鉛筆もボールペンもインクも、裏抜けせずオールラウンダーな書き心地。紫の罫が鮮やかなので、インク色で遊ぶのも一興ですね。
必携度
★★★★★
ノートPCユーザーには必携でしょう! 同じ『ブロックロディア』のA4サイズ(No.18)の1/4のサイズなので、持ち歩きにも軽量コンパクト!
コスパ
★★★★★
驚くことに、価格もA4サイズ(No.18)の1/3程度と良心的! たった345円ですが80枚あるので使いでもあります。
応用自由度
★★★★★
縦使い/横使いの自在度、方眼罫の自由度。さらに、切り取った紙片は185mmなので、A4ノートに貼り込んでもはみ出しません!
紙片を半分に折れば、『ブロックロディア』の主力、No.11(74×105mm)とほぼ同サイズなので伝言メモにも使いやすい!
書きごこち
★★★★★
ロディア創始者のヴェリヤック兄弟がこだわり続けた紙の品質は、100円のメモ帳とは一線を画します。
裏抜けしない度
★★★★★
「鉛筆にはやわらかいタッチを、ボールペンにはあざやかな発色を、万年筆にはインクにじみの無いスムースな書き味を保証します」←メーカー説明より。本当です!!
メーカーサイト
http://www.bloc-rhodia.jp/
公式オンラインショップ
http://shop.quovadis.co.jp/shopdetail/002001000007/010/Y/page1/recommend/
Amazon.jp
ご購入はこちら

小タスクの達成感をアゲるチアリーダー
④『カンミ堂 ふせん スット』¥ 669(税込み)

フセンと言えばカンミ堂

スット_ph_メイン

毎年7月に東京ビッグサイトで開催される、文具の一大見本市「ISOT(イソット)」にて、今年度の文具大賞にノミネートされた一品。ふせんを使った新しいスケジュール管理を提唱した『10 min.(テンミニッツ)』シリーズや、カードで携帯する『ココフセン』などで知られるカンミ堂の新作です。

目の前の敵を倒す「各個撃破」

PC脇アップ

PCのそばにちょこんと寄り添ってくれる、手のひらサイズのリスト。わずか90mmの小柄なボディに数々の工夫が凝らされています。小さいながらも、元気をくれるビタミンカラー。

下部のロールふせんを「すっと」引き出してタスクを書き込み、常に目に入る位置に「すっと」立たせる仕組み。5~6コしかないリストなので、たくさんのToDoでは途方に暮れてしまう人にオススメ。

針金回す
工夫その1。書き込むときにはスタンド部の針金をこれまた「すっと」回転。裏面には滑り止めがついているので、書きやすい。
ボードのマット
工夫その2。ボールペン等での書き心地にこだわり、ボードには少し弾力のあるマットが挟んであります。
筆記テスト
どんな大仕事も小さなタスクの積み重ね。ひとつひとつの「各個撃破」こそ基本、と尊敬する某先生も仰ってました。
その撃破を祝うささやかな儀式として……
ショートカット
工夫その3。完了したタスクの1行を切り離しましょう! ロールから引き出すと1行分でピタッと止まる快感。マイクロミシンできれいに切れる快感。裏面全面接着で、切り離した1行もぴったり貼れる快感、がそこにあります。
ショートカット
つめかえのロールふせんは、昨年話題をさらったペン型ふせん『ペントネ』と共通。1行切り取りの特性をさらに一歩進めた使用法が、こちらの『スット』です。フィルムの端を剥がしやすいよう、角が欠けたボードが心憎い!(画像は公式サイトより引用)
ショートカット
筆記テスト。商品裏面の注意書きにあるとおり、このロールふせんは「フィルムふせん」なので、万年筆等の水性インクははじきます。またフィルムゆえに、水性顔料系のペンも、きれいに書けますが渇きは遅め。
ショートカット
フィルムですがさらりとマットな質感のため、書き味は良好。OHTO社のニードルポイント(細字)だと少しボードに食い込むものの、油性ボールペンもかすれません。
ショートカット
摩擦熱で消せるインクの『フリクションボール』は、紙と違って染み込まないため、かえって綺麗に消せました!ベストマッチングかも。
必携度
★★★★☆
「各個撃破」をこころがけ、自分を鼓舞しながら進むのをアシストしてくれます! 気の進まない仕事のとき、きっと力になってくれるでしょう。
コスパ
★★★★☆
リフィルは1ロール70枚分で、3本入り¥486(税込み)。1ロール使うのにどれくらいかかるかによりますが、良心的。
応用自由度
★★☆☆☆
タスク管理や進行以外の使い方ができれば応用範囲が広がりそうです。
書きごこち
★★★★★
フィルムふせんだという前提を忘れずに! 筆記具を選びます。ぺんてる社の『ENERGEL』のようなインクこってり系の顔料ボールペン1時間後でもこすれて汚れてしまいました。フリクションボールは渇きが早く、消えもいいのでおすすめです。
裏抜けしない度
★★★★★
インクの抜けはもちろんありません(フィルムがそもそも透けてます)。
メーカーサイト
http://www.kanmido.co.jp/
商品
http://www.kanmido.co.jp/products/sutto.html
Amazon.jp
ご購入はこちら

余白が生み出す生産性に括目
⑤『ミドリ 2017年カレンダー 卓上リング MDカレンダー』 ¥ 756(税込み)

プライベートが真っ白はイヤだけど

MDカレンダー_ph_メイン
(画像は公式サイトより引用)

締め切りのない仕事なんて存在しませんよね! 自分専用デスクでないときも、日程を常に俯瞰する。また、打ち合わせの最後には、みんなの目に見える形で作業日程を共有する。MDペーパープロダクトの卓上カレンダーは、そんなときに最適。ビジネス用途でこそ、ますますその「余白」の美が輝きます。

仕事にはまっさらな気持ちで

PC脇アップ

「MD(エムディー)ペーパー」とは、「ミドリダイアリー用紙」のこと。ミドリ(現・株式会社デザインフィル)が1960年代から自社工場で開発・製造してきた、オリジナルの高級筆記用紙です。

背に貼ったむき出しの寒冷紗(麻布)が目印の真っ白な糸綴じノート=『MDノート』シリーズは、独特の書き味と開きの良さで熱烈なファンも多く、それしかもう使わないと言い張る人さえいます。

針金回す
MDペーパープロダクトは、その「音のする書き味」と「余白の美」にこだわったシリーズ。卓上カレンダーも、人気の手帳シリーズと同様に、シンプルなブロック罫と天地左右に広めの余白。
ボードのマット
特に月表示の下、右の大きめの余白はふせんスペースにぴったり。思いつきを書き込むのも良いですが、殊にビジネス用途では、流動的な予定をふせんで管理したり、持ち越したToDoを貼っておくボード使いをオススメします。
先述のカンミ堂『スット』との連動もかなり良い具合!
筆記テスト
構造もまたシンプルの極み。1本の糸で自立し、筆記時はパタンとフラットに。ノートPCと一緒に会議室に運ぶのも、ノート類と一緒に毎日持ち運ぶにも邪魔になりません。
ショートカット
目にも優しい乳白色の紙面とグレーの文字。ちょうど鉛筆で書いたときのような絶妙な濃度です。モニタの横に常設していても、集中力を削ぐような圧迫感がありません!
必携度
★★★☆☆
仕事専用と割り切ってスケジュール管理するには最適。ひとつだけ、持ち歩きのために表紙用の1頁だけは追加して欲しかったところ。
コスパ
★★★★☆
価格は抑え目なので、コスパは良好。
応用自由度
★★★★☆
1月~12月のほかに、無地のシートが巻末に4枚ついています。プロジェクトの概要を書いたり、年間予定を書いたり。
書きごこち
★★★★★
MDペーパーゆえの紙の色、筆記の音、すべりとひっかかりの程よい加減はクセになります。ふっくらしているので、細字は少し食い込むかも。
裏抜けしない度
★★★★★
うっすら文字が透けはするものの、抜けやインク染みはありません。
メーカーサイト
http://www.midori-japan.co.jp/md/
商品
http://www.midori-japan.co.jp/md/products/mdcalendar/
Amazon.jp
ご購入はこちら

まとめ

ちなみに5点まとめて¥3,022(税込み)

以上、PC周りのペーパーアイテム5選、いかがでしたでしょうか。
ご紹介したのは、今日購入して、明日からすぐに役に立ってくれるものばかりです。

行き詰まったら、道具の力=すなわち先人の知恵を借りて乗り切ればいいじゃない/にんげんだもの。
文具は大人にも子供にも力を授けてくれる魔法の杖!

今回は紙モノに集中しましたが、デジタルとの相性がいいガジェットも無数にあります。
どのアイテムも、工夫が凝らされながら、応用の余地があるのも良いところ。
カスタマイズと使いこなしの楽しみをシェアしたくなったら、SNSにも遊びに来てね。

Facebook 『本田あきら』
https://www.facebook.com/and.b.honda

次は売り場でお会いしましょう。
文具業界のますますの発展を祈る、文具クラフターでした。

(文/本田あきら)

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