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皆様こんにちは、アジャストの青木と申します。
今回から何度かにわたって、昨年末に当社で行った「国内における、PC・スマートフォン・タブレットを利用した動画視聴の実態調査」から見えてきたデータを交え、国内の動画視聴に関するポイントを簡単にまとめていきたいと思います。
今回のテーマは「スマートフォンでの動画視聴がすごい!」っていうけど、どうなの?というお話です。
昨今、スマホでの動画視聴がとても伸びている、外すことができない。というようなニュースや記事を目にすることが多くなっています動画はスマホ対応が絶対であるとか、スマホ動画をやらなかったら動画は売れないなどの論調もあったりします。
最初に書いてしまうと、必ずしもそうではないと私は考えています。
どういった動画を誰に見せるのかなどのポイントによって、スマホ絶対論は通用しないのです。
このことについて、まずは「PC、スマホで視聴されている動画の長さ」を切り口として見ていきます。
この指標は、どの程度の情報量の動画を各端末で見ているかということを理解するために重要なものです。
短い動画は少ない情報しか伝えられず、長ければたくさんの情報を動画を通じて伝えることができます。長い動画、短い動画は、たとえばこんなものが考えられます。
その他にもきっとあると思いますが、情報量の差というものは絶対的に発生しますので、動画が長いか短いかによって、コンテンツの内容差ははっきりします。
サイトで配布しております、先述の調査資料6ページをご覧ください。
国内のインターネット動画視聴者全体(※1)から見た割合(%)が記載されています。
これを見ると、
という結果が出ています。
少しイメージしてみてください。
PCやスマホで動画を視聴する場合には、以下のようなシチュエーションや特徴の差があります、
これらを考えると、先ほどの結果はうなづけます。
ここまで読んでみると、「スマホへの動画配信は必ず効果がある、絶対に対応すべき」といった論調が、すこしおかしいかな?という事に気づいていただけたのではないでしょうか。
しかし、結論を出す前にもう1つ書いておかなければならないことがあります。
これは感覚でもわかると思いますが、若い世代ではスマホでの視聴者がとても多いという結果があります。
インターネットで動画を見る15~19歳・180名のうち、162名(90%)がスマホで動画を視聴すると回答しています(図1)。
さらに15~24歳の世代では、スマホであっても長い動画を見ているという回答が多くなっています(図2)。
一方で、30~34歳の世代おいては154名のうちスマホで動画を見ると回答した方は、89名(約58%)となります(図1)。
スマホで長い時間動画を見ると回答した人もかなり少ないです(図2)。
いくつかの切り口で、動画のスマホ対応についてみてきましたが、結論としてはこうなります。
たとえば社会人層をターゲットにした、何かを学ばせるような動画コンテンツを配信・販売する場合、スマホに最適化されていない動画であってもそれほど問題ないという事です。(2015年年末時点のデータによる)
ただし、大学生ぐらいまでの世代をターゲットにする場合は、スマホ対応を重要視する必要がありますし、社会人世代にスマホで動画を見せる(!)ことが重要であるとなった場合は、しっかりと動画のスマホ最適化を行わないと、見てもらえないという事になります。
配信するコンテンツの情報量によって、長いのか短いかなども決まってきますので、配信世代などと併せて考えてどういった端末に向けて、どのように動画を作るかを考えてみましょう。
動画のスマホ対応は、「動画をスマホで見られるようにする」ということだけではないと考えたほうがよさそうです。
先ほどのデータにもありましたが、スマホではあまり長い動画の視聴は好まれません。
また、画面が小さいという端末としての欠点があります。
月ごとのデータ転送量も決まっていたりしますから、画質を落として動画のデータ量を少なくしてあげるなども大事でしょう。
ですので、きちんと動画のスマホ対応をやる場合は、なるだけ動画を短く区切ったり、1本の容量を軽くするような工夫や小さな画面でもわかりやすくする工夫などが大切になってきそうです。
先述の当社調査においては、日本の男女人口比率に合わせて回答を収集し、「若い世代はスマホが多い」といった世代の偏ったデータではなく、全世代通しての実態や傾向を理解するための調査としています。
※記事内容はすべて公開日時点の情報となります。
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