GLUE

暮らしと仕事にちょっと役立つかも知れないエンタメ系情報サイト

  • 株式会社アジャスト
エンタメ

棘があるけど憎めないアロエさんの魅力
【管理栄養士もおすすめのアロエ料理を紹介】

自宅の西側の花壇で育てている魅力的なアロエ(キダチアロエ)の写真

はじめまして。今回「アロエさんの魅力」をご紹介させていただきます、植物を育てるのが好きな “yotch” と申します。
よろしくお願いいたします。

アロエ(キダチアロエ)を育てて10数年、育てた年月と共に愛着も増し、我が家では「アロエさん」と呼んでおります。

今回は、アロエさんで作ったお料理やお酒などなど、アロエさんの魅力をいっぱいご紹介させていただきます。

11月22日に GLUE でアロエさんの企画を担当することになりました。
この日(11月22日)は「いい夫婦の日」と言われていますが、実はこの日は私の30数回目の結婚記念日(ヤバイ、歳がばれそう……)ということもあり、とっても縁起のいい日になりました。

そしてアロエさんも 11月22日の誕生花なので、結び付きを感じ、よりアロエさんのことが好きになってしまいました。

ちなみにアロエさんが誕生花の日は 9月8日、9月11日、11月22日、12月20日と 4日もあります。

アロエって、よく「医者要らず」だとか言いますよね。「アロエの効能」、「驚異の効果」など、話題になりますね。
アロエさんは、薬用や食用に使われる他、観葉植物としても育てられる人気の植物です。
トゲに刺さると痛いし、味は苦いし。まるでツンとした女性のような、それでも気になる彼女のような、そんな不思議な存在のアロエさんです。

我が家では、ここ数年毎年アロエ酒を造っておりますが、養毛剤を作って使用していた時期もありました。この記事を書くにあたり、アロエさんを使ったお料理や、養毛剤をもう一度作って試してみようかと思います。
それではアロエさんの魅力をいっぱい紹介していきたいと思います。

【コンテンツ】

  1. アロエさんのプロフィール
  2. アロエさんの収穫
  3. アロエさんの下準備
  4. アロエさんとの素敵なお付き合いの仕方
  5. アロエさんの秘めている素晴らしい力
  6. いろいろなところで活躍してるアロエさん
  7. まとめ +注意してほしいこと

1.アロエさんのプロフィール

アロエさんのことをよく知らない方もいらっしゃるかもしれないので、簡単なアロエさんのプロフィールからご紹介します。

《生物学的な分類》

「アロエ」は、ツルボラン亜科アロエ属の多肉植物の総称です。

アロエ属の科は分類体系が変遷していて、現在ススキノキ科とされてるようですが、過去にはユリ科、アロエ科、ツルボラン科とされたことこともあったようです。

生物学的にも謎を秘めている、アロエさんの不思議な魅力にも惹きつけられます。

《出身地》

アロエさんの出身地(原産国)は、南アフリカ共和国あたりと言われています。

南アフリカ共和国っていうと、私が 20年近くも愛飲しているルイボスティーも同じく南アフリカ共和国が原産国なんですよ。

(ルイボスティーは、赤味がかった美しい茶色で、冷たくして飲むと、清涼感を感じるとてもおいしいお茶です。お料理の写真のところで共演しています)
ホントに、南アフリカ共和国には大変お世話になっております。

ちなみに日本には、鎌倉時代あたりに伝来されたと言われており、江戸時代くらいから薬用として重宝されていたみたいです。

《名前について》

アロエ(Aloe)さんのお名前は、アラビア語で “苦味ある” を意味する「alloeh(アロエ)」が語源だそうですが、ホントにマジ苦いんですよ。これが……。

《漢字で書くと》

ついでにアロエさんに漢字がないかダメモトで調べてみました。そしたら何と、ありました。 蘆薈って書くみたいです。アロエの「ロエ」を漢字で音訳(当て字)したもので、古くは「蘆薈」の読みを変えた、「ろかい」と称していたそうです。

《花言葉》

アロエさんも一応花を咲かせます。我が家でも 2 ~ 3度咲きましたよ。なので、花言葉もないか調べてみました。

あるにはあったのですが、花言葉は「苦痛」「悲嘆」なんだって。なんか悲惨。その由来は葉の縁にトゲトゲがあることにちなむのだそうな。でも手の甲なんかに当たるとほんとに痛いんですよ。
今回もアロエさんを収穫するときに、かなり引っかき傷ができてしまいました。

でも、家で育てているミニパイナップル(観賞用)の葉っぱは、もっと痛いです。

キダチアロエの花の写真(オレンジ色の花です)
出典:pixaboy

それでは、気性の荒いアロエさんを収穫しつつお料理に初挑戦です。

2.アロエさんの収穫

我が家のアロエさんは、2ヶ所ですくすくと育っております。

家の南側のものは、十数年前にお隣さんから 2株いただいて植えたもの。いつもこちら側のアロエさんを収穫しておりますが、ちょっと……というか、かなり荒れ放題って感じです。 テヘッ……。
西側のものは、2年前に株分けして植えたものです。

地植えしてあるキダチアロエの写真(南側の狭いスペースのところで育てています)
南側のアロエさん
地植えしてあるキダチアロエの写真(西側の花壇に2年前に株分けして植えたもの)
西側のアロエさん

それでは、南側にいるアロエさんを収穫しつつ、大幅に株を整えることにしました。

あまりに強烈に育っているので、腰を抜かしてしまいました。

軍手をしないで収穫しようとすると、やっぱりアロエさんはトゲトゲで、私の手を傷めつけます。手がもうチクチク、ヒリヒリです(軍手をつけてアロエさんを切ろうとするとすぐにトゲトゲに引っかかって、作業がしづらいんですよ)。

南側のアロエの枝を思い切って切り落とした後の写真
随分とスッキリとした南側のアロエさん(ちょっと切り過ぎたかも)
収穫したアロエの写真(デッキの上に置いて並べたところ)
収穫したアロエさん
アロエのトゲの写真
棘だらけのアロエさん
アロエのトゲでひっかき傷だらけになった手の写真
アロエさんのトゲトゲで傷だらけの手

3.アロエさんの下準備

収穫したアロエさんの葉を一枚一枚ていねいに水洗いして、きれいにします。
次にアロエさんの葉の先っちょと、痛たいトゲトゲをはさみで切ります。

1枚づつ丁寧に洗ったアロエの葉の写真
水洗いでスッキリとしたアロエさん
アロエの葉のトゲや不要な部分を切り落としている作業中の写真
作業中の風景
アロエの葉のトゲが付いているものと、トゲを切り落としたものを並べて比較している写真

左側の 2本は、トゲトゲのついている、かなりツンとすました感じのアロエさん。右側の 2本はトゲトゲがなくなってツルツルになったアロエさん。ちょっと恥ずかしげに見えます。

次はアロエさんの葉肉のゼリーを取り出します。概ね 5cmくらいの長さに切り、外側の緑の衣を包丁で剥いでいきます。
葉肉を切ると、その切り口からぬるっとした粘液があふれ出してきます。

アロエの葉をキッチンバサミで5cmに切った後、包丁でゼリー部分を取り出す作業をしている写真
アロエさんの衣を剥いでいるところ
取り出された半透明のアロエのゼリー部分の写真
一糸まとわぬ色白のアロエさん

衣を全部剥がして、一糸まとわぬ姿の色白ゼリーのアロエさんになったら、お鍋にお湯を沸かして2 ~ 3分湯がきます。
これでアロエさんの調理の下準備は OK です。それでは、アロエさんを使った料理を作ってみましょう。

お鍋でアロエのゼリー部分を湯がいている写真
アロエさんを湯がいているところ
湯がき終わったアロエのゼリー部分をザルに移した写真
湯がき終わったアロエさん
湯がき終わったアロエのゼリー部分を氷水の入ったステンレスボウルで冷やしているところの写真
氷水で冷やされているアロエさん
下準備が終わったアロエのゼリー部分の写真
これで下準備完了

※アロエさんのゼリーを使った料理は、アロエベラのほうが、葉肉の大きさや苦味が少ないという点で向いているといわれています。我が家で育てているキダチアロエでは、はたしてうまくいくのかと心配してたのですが、思ったよりも大きくゼリーを取ることができたのでホッとしています。

4.アロエさんとの素敵なお付き合いの仕方

(1)アロエ料理の作り方、いただき方

アロエさんて、お酒やジュースにして飲むことはもちろん、食べることだってできるし、化粧水やお薬として塗布することもできて、ホントに凄く魅力満載なんです。

今回は、自称ペーパー管理栄養士のKさんにも手伝ってもらい、アロエ料理に初挑戦です。

1)アロエさんのお刺身

ゴブレットに入ったルイボスティーと小皿に載せた透明なアロエの刺身がランチョンマットの上にセットされている写真

下準備で調理したアロエさんをそのままいただいてみます。

今回は、わさび醤油でいただきましたが、ポン酢なんかもいけそうです。薬味が準備できなかったのが残念です。

アロエの刺身をわさび醤油でいただいている女性の写真
Kさんが初めてのアロエ料理を口にしているところ

ツルツルでひんやりとした食感がなんとも言えません。心配していた苦味は、全くないとは言えませんが、それほど強くはなかったので十分おいしくいただけました。

※ちなみに、ゴブレットに入っているお茶は先ほど紹介させていただいた、ルイボスティーです。毎回共演していただきました。

※脇役の植物は、「ライムポトス」です。

2)アロエさんのワラビ餅風スイーツ

ゴブレットに入ったルイボスティーと小皿に載せたアロエのわらび餅風スイーツがランチョンマットの上にセットされている写真

アロエさんのゼリーにきな粉をまぶして、黒蜜をかけていただいてみます。

カメラの準備に手間取ってしまい、撮影するときには、ちょっと水っぽい感じになってしまいました。

きな粉をまぶし、黒蜜をかけて速攻でいただくと、バッチグ~です。おいし~ぃ。

アロエのわらび餅風スイーツをいただいている女性の写真

でも、作ってから間髪いれず、いただかなくてはいけないところが、ちょっと難点でした。

※脇役の植物は、「斑(ふ)入りのポトス」です。

3)アロエさんのフルーツポンチ

ゴブレットに入ったルイボスティーとミニガラスボウルに載せたアロエのフルーツポンチがランチョンマットの上にセットされている写真

今回用意したフルーツは、ミカン・パイナップル・黄桃の缶詰と、チェリーのシロップ漬け。見た目はカラフルで、ふつ~のフルーツポンチができあがりました。

アロエのフルーツポンチをいただいている女性の写真

このときのアロエさんの食感は、ナタデココをもう少し柔らかくした歯ごたえです。

アロエさん自体にはほとんど味はないので、フルーツと一緒にいただくことにより、フルーツの味をやさしくして、とても上品な味になります。

フルーツやアロエさんがのどを通っていく感じはなんとも言えませんし、お口の中がさっぱりとした感じになるので、食後のデザートにぴったりです。

4)アロエさんのサラダ 2点

ゴブレットに入ったルイボスティーとミニガラスボウルに載せたアロエサラダ(1品目)がランチョンマットの上にセットされている写真

アロエさんのサラダを2点作ってみました。

いずれもレタスをベースにアロエさんを適量入れ、色味に赤と黄のパプリカを加えました。

1つ目は、そのまま市販のドレッシングをかけていただきました。

ゴブレットに入ったルイボスティーとミニガラスボウルに載せたアロエサラダ(2品目)がランチョンマットの上にセットされている写真

2つ目は、蒸し豆をトッピングし、ポン酢とオリーブオイル1:1に粗引き胡椒を少々加えたドレッシングをかけたもの。

2品目のアロエサラダをおいしそうにいただいている女性の写真
K さんが馬鹿受けしながらアロエサラダを食べているところ

ペーパー管理栄養士のKさんが「おいし~っ!」って言って、馬鹿受けしながら食べてました。

5)アロエさんのお料理のまとめ

お刺身を含め、4つの品目に挑戦しましたが、いずれも大変おいしくできました。アロエさんがまとっている緑の衣はとても苦いので、調理中にその苦みがゼリーに浸みないか、そしてほんとに食べられるのか、とっても心配だったのですが、ほんとにほんとに大成功。食感はいいし、のど越しもいいし、みなさんにも味わってもらいたいな。

しかし、「2.アロエさんの収穫」、「3.アロエさんの下準備」でご紹介したとおり、アロエさんの収穫や、下準備をしてからのお料理は、結構大変です。アロエさんの色白なゼリーをいただくのであれば、生食とは明らかに違うかもしれないけれど、キダチアロエではなく市販のアロエベラのシロップ漬けを買って料理に使うほうが楽かも……。

(2)アロエ酒の造り方、いただき方

今年の 7 月に造ったアロエ酒をご紹介します。
残念ながら作っているところの写真がなくてごめんなさい。

《アロエ酒の造り方》

1)「3.アロエさんの下準備」で説明した、トゲトゲを切るところまでは同じです。

2)アロエさんを 3cmくらいに切って、3日程度陰干しします。

3)4リットルのウィスキーの空きボトルなどに、きざんで陰干ししたアロエさんを 500g ~ 1kg入れます。

4)氷砂糖 100~500g を好みに合わせて入れます(我が家の場合は、甘さ控えめが好きなので 150gくらい)。

5)ホワイトリカー 1.8リットルを入れます。

6)3ヶ月間常温保存すると、きざんだアロエさんからエキスが溶解し、ウィスキーのような色に変わります。

7)澱が出ないよう、3ヶ月程できざんだアロエさんを取り出します。

4リットルのウィスキーのボトルに入っているアロエ酒(きざんだアロエを取り除いた後)の写真
きざんだアロエさんを取り出したアロエ酒

※お酒は常温保存ですが、日光のあたらない、家の中で一番温度変化が少なそうな場所がよいかもしれません。我が家の場合は、北東側の納戸に置いています。

《アロエ酒の飲み方》

アロエの成分 はとても強いので、一度にたくさん飲んではいけません。我が家では、ガラスのおちょこに氷を 2個入れて、そこにアロエ酒を注ぎます。ビール 500ml、もしくはウィスキーを 1杯飲んだあとに、氷が少し解けているくらいのアロエ酒を 1杯いただいております。

かすかに青臭い感じで、カンパリーを少し苦くしたような味わいかな。レモンサワーなどにするとかなり飲みやすくなります。

アロエには、薬事法により医薬品として指定されている成分も含まれています。効能や副作用は、「5.(1)アロエさんの主な成分やその効能と副作用」を参照してね。

ガラスのおちょこに入っているオンザロックのアロエ酒の写真
ガラスのおちょこにアロエ酒のオンザロック

《アロエ酒から取り出したアロエさん》

取り出した、きざんだアロエさんですが、もったいないので、これも保存容器に入れて、1日 3 ~ 5切れ食べます。

ホワイトリカーに漬けてあったものだから、かなり苦みは軽減しています。氷砂糖とホワイトリカーが浸みてしるので、ほんのりした甘さと、アルコールのビリッとした感じで、歯ごたえがシャキシャキしてます。葉の大きいところより少し先の小さいところの方が、多少やわらかくて食べやすいです。

アロエ酒に漬けてあったきざんだアロエをプラスチック容器に移し換え、その隣に醤油小皿にきざんだアロエを4切れ載せた写真
アロエ酒から取り出した、きざんだアロエさん

(3)アロエ養毛剤の作り方・使い方

最近、髪が激減したこともあり、再度挑戦してみることにしました。前回はアルコール配合のものを作ったのですが、今回は無アルコールの養毛剤に挑戦です。

《作り方》

1)「3.アロエさんの下準備」で説明した、トゲトゲを切るところまでは同じで、500g のアロエさんを準備します。

2)アロエさんを 5mm 幅くらいの大きさにきざみます。

3)フードプレセッサー、もしくはミキサーにかけます(我が家には現在いずれもないので省略。後で気が付いたのですが、機器がない場合は、おろし器ですりおろせばよかったと後悔しています)。

4)すり鉢でアロエさんをすります。

5)なべに移し、水を入れないで 30 分ほど煮出します(煮詰まらないよう、火加減に注意してください)。

6)余熱をとってからガーゼで濾して完成。若草色の液体が概ね 100ml 抽出できました。

7)200ml のスプレー容器に入れて冷蔵庫に保管しながら使用してみることにします。

すり鉢の中にある5mm幅にきざまれたアロエの写真
5mm 幅にきざんだアロエさん 500g
30分煮だしたアロエさんをガーゼで濾している写真
30分煮だしたアロエさんをガーゼで濾すところ
ガーゼで濾して抽出された液体の写真
ガーゼで濾して抽出された液体
200mlのスプレー容器に入れたアロエ養毛剤の写真
200mlのスプレー容器に入れたアロエ養毛剤

《使い方》

初めて使うという方は、まず腕の内側の柔らかい部分で、パッチテストをしてから使用しましょう(塗布して 10分くらいして異常がなければ問題はないと思います)。

1日 1回、お風呂上りに頭皮をマッサージするように使ってみたいと思います。植物性だからか、毛染めに使われているヘナのにおいに似ています。

※自家製なので、もし何か異常を感じたときは、ただちに使用を中止してください。

《保存期間》

冷蔵保存で 1 ヶ月程度を目安に使いたいと思います。

《アロエ養毛剤に関するトピック》

2016年10月の『ザ!鉄腕!DASH!!』の放送で、TOKIO の城島さんがアルコールの入っていないアロエ養毛剤を作って体験していましたよ。

(4)アロエさんとの親交をもっと深めるために

魅力的なアロエさんにメロメロの私としては、アロエさんともっと親交を深めたいので、アロエ茶、はちみつレモン・アロエジュース、アロエ化粧水などにもチャレンジしたいと思っています。

5.アロエさんの秘めている素晴らしい力

4. アロエさんとの素敵なお付き合いの仕方」では、アロエ料理を作って食べたり、アロエ酒を造って飲んだり、養毛剤を作って試してみたりしたことを紹介しましたが、ここでは、アロエさんの素晴らしい効能について、(1)アロエさんの主な成分やその効能と副作用、(2)私の経験からの感想、といった観点でまとめてみました。

(1)アロエさんの主な成分やその効能と副作用

アロイン※1
・胃腸の活動を活発化する作用がある
・抜け毛を促進する悪玉酵素(5 アルファリダクターゼ)の働きを抑制する効果がある
◎健胃効果(内用) ◎便秘解消(内用) ◎二日酔い改善(内用) ◎抜け毛抑制効果(外用)
▲過剰摂取は、子宮の圧迫や、お腹をゆるくする
アロエエモジン※1
(苦味成分)
・胃腸の活動を活発化する作用がある
◎健胃効果(内用) ◎二日酔い改善(内用)
▲子宮を直接収縮させる作用がある (妊婦が摂取すると早産や流産を引き起こす恐れがある)
アロエニン※2
・胃酸の働きを正常化する効果が期待できる
◎健胃効果(内用)
アロエウルシン※2
・組織の再形成を促進する作用や抗潰瘍作用がある
◎火傷や傷の修復を早める効果(外用) ◎潰瘍等の修復効果(内用) ◎健胃効果(内用)
アロエシン
・殺菌作用および抗菌作用がある
・チロナーゼ酵素(シミやそばかすの原因となる物質)の作用を阻害
◎美白効果(外用) ◎シミ・そばかすを緩和する効果(外用)
アロエチン
・高い殺菌力と解毒作用がある
・腸内環境の正常化といった作用がある
・シミやそばかすの原因となるメラニンの合成を阻害する作用がある
◎切り傷・火傷修復効果(外用) ◎ニキビ・吹き出物の改善効果(外用) ◎美白効果(外用) ◎シミ・そばかすを緩和する効果(外用) ◎腸内環境正常化(内用) ◎風の予防(内用)
アロミチン
・抗がん作用や抗腫瘍作用、抗ウイルス作用がある
◎がんを抑制する効果(内用) ◎風邪の予防効果(内用) ◎腫瘍を抑制する効果(内用)
アルボラン
・インスリンの分泌を促進して血糖値を下げる作用がある
◎血糖値を下げる効果(内用)
アロエマンナン
・皮膚の老化防止作用や抗腫瘍作用などがある
◎腫瘍を抑制する効果(内用) ◎皮膚の老化防止効果(外用)
サポニン※3
(えぐみ成分)
・脂質の合成や吸収を阻害する作用がある
・血中のコレステロールや中性脂肪を減少させる作用がある
・腸管の組織を活性化させる作用がある
◎ダイエット効果(内用) ◎動脈硬化の予防(内用) ◎去痰作用(内用) ◎アレルギー体質の改善効果(内用)
ムコ多糖類
・保水性に優れ、肌の健康や関節痛の緩和などの作用がある
・血液をサラサラにする作用がある
・コレステロール値の低下させる作用がある
◎肌の健康維持 ◎動脈硬化の予防(内用)

※1 薬事法により、医薬品として指定されている成分です
※2 アロエベラには含まれていない成分
※3 キダチアロエには含まれていない成分

(2)私の経験からの感想

アロエさんの効能について調べてみると、本当にたくさんの効能があるのでびっくりします。

キダチアロエの「医者要らず」とはよくいったものですね。次に、私がアロエさんとお付き合いをして感じたことを書いてみます。

火傷や傷の修復
軽いやけどをしたときは、葉肉のゼリー部分を、塗布します。ヒリヒリとした痛みを和らげて熱を取ってくれるような感じがします。塗布したことで悪化した記憶はありません。
便秘改善
家内がお世話になっており、それなりの効果を実感しているみたいです。
整腸作用
実感が湧きませんが、それなりに効いているのかな、どうなのかなって感じです。
血流改善
遺伝的に血圧は高めで薬は服用しておますが、ここ数年の定期健診で血液の異常値はこれといってないので、それなりに効いているのかもしれません。
免疫力向上
あまり風邪とかはひかなくなったような気がします。
二日酔い改善
毎晩、晩酌はしますが、深酒はしないのでよく分かりません。アロエ酒は気が向いたときにおちょこに一杯飲んでいます。
美肌効果
葉肉のゼリー部分を、塗布すると気持ちいいです。塗布した時は、濡れているので多少のべとつき感はありますが、比較的に早くさらっとしつつも潤った感じになります。美白効果については、よく分かりません。
薄毛や毛髪改善
これまでにも、自家養毛剤を作って使ってたことがありましたが、これを機に再度挑戦するつもりです。「信じる者は救われる」と思って頑張ってみます。

6.いろいろなところで活躍してるアロエさん

アロエさんて本当にたくさんの効能がありますよね。いかがですか? みなさんも、アロエさんの魅力を感じていただけたでしょうか。

ここで、アロエさんに魅力を感じてくださったみなさんに、アロエさんの商品をご紹介したいと思います。

今回ご紹介させていただく商品について、売り切れとなってしまう場合や、お店の都合で価格や配送料に変動がある場合もありますので、ご注意をお願いいたします。

(1)アロエさんを育てたい方

◆キダチアロエ◆

5号ポットに入ったキダチアロエが 2ポットの写真

・5号(直径 15cmくらい)のポットが 2つです。

1,058円(税込)+配送料

※屋内でも屋外でも、ある程度日が当たる場所に置くのがいいです。
※特に鉢植えの場合は、水のやり過ぎに注意してください。

詳細を見るためのリンクボタンの画像

◆アロエベラ◆

・4号(直径 12cmくらい)のポットが 2つです。

1,345円(税込)+配送料

※アロエベラは、気温が 5度以下では越冬できません。冬にはほとんどの地域で屋内に取り込む必要があります。
※日当たりを好む植物です。
かなり魅力的な植物だと思っているので、屋外に出して育てられそうな5月頃には、私も購入して育ててみようと思っています。

詳細を見るためのリンクボタンの画像

(2)アロエさんを食べたい方

◆アロエのシロップ漬け◆

・食物繊維の豊富なアロエのシロップ漬けの袋詰めです。

1,382円(税込)+配送料

シロップ漬けになっていますので、アイスやヨーグルト、フルーツポンチなどに入れるといいですね。
1袋1kgや1.5kgの商品もありますが、当該商品のように小分けしてある(210g×10個)ほうが、使い勝手がいいと思います。

詳細を見るためのリンクボタンの画像

(3)アロエさんを飲みたい方

◆キダチアロエ原液 720ml◆

・南伊豆において栽培された良質のキダチアロエが原料です。

1,008円(税込)+配送料

便秘の人や胃腸の働きをよくしたい方によいと思います。
※妊娠中の方や生理中の方はご使用なさらないでください。

詳細を見るためのリンクボタンの画像

◆アロエ茶 40g×2袋セット◆

・高知県産100%で無農薬栽培にこだわったアロエ茶
(40g×2袋セット)

2,800円(税込) 関東への配送料は無料

苦みのあるお茶なので、苦手な方は、他のハーブティーなどとブレンドするといいかも。

詳細を見るためのリンクボタンの画像

(4)アロエさんを塗薬として使いたい方

◆アロエ軟膏◆

・間宮アロエ軟膏 50g【第3類医薬品】

912円(税込)+配送料

アロエの成分配合の油性タイプの軟膏です。
アロエの成分が、荒れて傷んだ肌のトラブル(ひび、あかぎれなど)を鎮め、治りを早めます。

詳細を見るためのリンクボタンの画像

◆アロエベラスージングジェル◆

・韓国の有名な化粧品メーカーの商品です。

1,300円(税込) 関東への配送料無料

アロエベラ葉エキス(整肌成分)を配合した全身用スージング&保湿ジェル
72%の人が★ 5 をつけています。
乾燥した肌・ほてった肌もしっとりなめらかになるそうです。

詳細を見るためのリンクボタンの画像

◆頭皮エッセンストニック(マミヤンアロエ)◆

・髪をしなやかにしながら頭皮を健やかに保つエッセンス
・漢方アロエを主体とした天然保湿成分のエッセンストニックです。

2,264円(税込) 通常配送無料

詳細を見るためのリンクボタンの画像

7.まとめ +注意してほしいこと

キダチアロエとアロエベラでは、成分等を含め含め多少違いがあります。

キダチアロエ
・東北地方は分かりませんが、それより南であれば屋外で育てられます。
(最低気温が-2度くらいまではOK)
・健胃効果や便秘解消や血糖値上昇を抑制したい人向け
・アロエ酒や養毛剤を作りたい人向け
アロエベラ
・気温が 5 度以下のところでは育てられません。
・葉肉のゼリーを食したい人向け
・ダイエット効果を期待したい人向け

いくらアロエさんのことが大好きになって、アロエさんに恋をしても、食べ過ぎ、摂取し過ぎ は NGです。アロエさんの成分はとても強いです。「過ぎたるは猶及ばざるが如し」これは念頭においてくださいね。
また効果は人によって違いますし、過度の期待も禁物です。

女性の方は、妊娠期間中や生理中はよくないそうなので、その期間中は絶対に使用を中断してくださいね。

アロエさんは魅力あふれるすごい植物です。みなさんもアロエさんとお付き合いしてみて、その魅力を堪能してみませんか。

(文/yotch)

※記事内容はすべて公開日時点の情報となります。

記事をシェアする!