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【2018 水着】体型カバー水着がかわいい!
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こんにちは! クセっ毛がチャームポイントのサキ(男)です!
先日、思い切ってイメチェンしようと美容室に行ってきました。
実は美容の専門学校出身の私、基本的な知識はもっているので、美容師をしている学生の頃からの友人に「ここはこのぐらいでそろえて、あとはお任せする!」なんてテキトーに伝えても毎回大満足の仕上がり! お互い分かり合っている仲なのですっごく楽! なんて思えるようになった私ですが……。
そういえば、昔はうまくオーダーできず、
「なんかイメージと違う……」
「ここホントはこうしてほしいけど言いづらいなぁ……」
なんて苦い思いをしたもんです。
引きつった笑顔でお礼を言って、泣きそうになりながら知人に出くわさないようにコソコソと家路についたものでした。
そこで私は思ったのです!
今では信頼できる美容師さんを見つけることができた私。
でもあの頃の自分と同じ思いをしている人はたくさんいるはず!
そして現役でがんばっている同級生達は、いったいどんなカウンセリングをおこなっているのか!
私が架け橋となって、美容師の本音を聞いてみようと!
今回は、お二人の美容師さんをお呼びして、話を伺ってみました!
*ARROWS by strings 店長 松島慎吾さん*
学生の頃からトーク力抜群! アウトドアからアニメまで、ふり幅の広い多趣味な高身長イケメン! まわりとは“ちょっと”違う「ちょい派手髪」の提案が得意。
*Hair salon TUCCI 店長 豊福法子さん*
デッサンも得意で、芸術を愛する優しい空気を持ったステキ美容師。筆者の人生史上、最も美しく美白な女性です! 残念ながら、ご結婚されていますが(笑)
お二人ともお久しぶりです! 今日は美容室でのヘアオーダー、カウンセリングについて、たくさんお話を聞いていきますのでよろしくお願いします!
よろしくお願いします!
よろしく! 美容師としてもなかなか難問だけど、答えていきます(笑)
Q. 早速ですが、単刀直入に「ダメなオーダー」、と言うと答えづらいと思いますが(笑)
お客さんのイメージを汲み取りづらい、「美容師泣かせなオーダー」ってありますか?
あまりないけど、逆に“オーダーがない”みたいな(笑)
髪の毛に興味がないのかフワフワしてるというか。「これもちょっとなぁ……あれもちょっとなぁ……」みたいな方が、たまーにいらっしゃる。
いる。全部ピンと来てない感じ(笑)
そうそう。「じゃあ……とりあえずこうしましょう」って言うしかない。
なにか提案してみて「良いですね!」ってリアクションがあれば二人で作り上げられるけど、何もないと美容師さんも決められないですよね。
でも、そういった性格なのかもしれないけどね(笑)
Q. 逆に「嬉しいオーダー」ってありますか?
やっぱりお任せというか、「こういう感じであとはお任せ!」が一番やりやすいというか、燃える!
なるほど(笑)
僕もお客側で、お任せの時の方が上手くいく気がするんだよね。
松島さんはどうですか?
やっぱりフワッとしてるのは困るというか難しい。ある程度方向性が決まってると良いかな。
きっと、何も考えず美容室に来る人はいないと思うんですよ。生活のなかで何かを感じたからこそ、髪を切りに来たと思うんで。それを伝えてほしい。
なんでもいいんだけどね、伝えてほしい。
僕らがカウンセリングする前に、それを持っていてくれると嬉しいですね。
Q. 高校生の頃、写真を持っていったら「君とこの人は違うから」ってカウンセリングで言われたことがあって、それから「あぁ写真は良くないんだな」って印象なんですが、実際どうですか?
僕は逆に、写真からのカウンセリングの切り口めちゃくちゃ多い!
あったほうがヒントとして探しやすくなる?
好きなジャンルが絞れるからね。
なぜ美容室に来たのか、目的を具体的にしておこう!
できるだけ情報は多い方が、美容師さんともイメージを共有しやすい!
そのための写真や画像はすごく便利に伝えられます!
「お任せ」に挑戦してみるのもおススメです! 知らなかった自分に出会えるかも!
Q. コンプレックスや、気にしているところがありつつも口にしづらいのが女心かと思うんですが、女性のお客様のカウンセリングに対して心がけていることなどありますか?
やっぱり女性美容師の一番の強みは「共感力」かな。コンプレックスに共感したり、逆にそれを褒めたり。くせ毛で悩んでいても、それがすごくチャームポイントだったりすることもあるし!
あとカウンセリングで気を付けることは、逆に“なりたくないやつ”を聞き出す(笑)
「フェミニンにはなりたくない」とか、“こういうのは嫌だ”とか、NGを聞いた方が、パって入りやすい。
僕が基本心がけてるのは、来てくれたきっかけ、ヒントを見つけていけるようなカウンセリングですね。やっぱ共感力は女性スタイリストの方が高いと思うんで。僕はもっと、「なぜそのヘアスタイルにしたいのか」っていう理由の深堀りとか、そこからの異性目線だったり僕ならではの「提案力」を大事にしてます。
Q. 今では、男性が美容室に通うのも当たり前になってきました。それでもまだまだ、どうオーダーすればいいかわからない方はたくさんいると思うんです。そういった方へのカウンセリング、提案などはどうされていますか?
やっぱり女性と逆で、イメージで伝えるよりも理論立てて聞くかな。こうした方がこう見える、とか。あとは仕事やライフワークを聞いたりね。
僕もライフスタイルからの提案が多いかな。例えば朝セットするのかしないのか、でも本当は“したいのかしたくないのか”(笑)セットの仕方がわからないってこともあると思うんです。
そんな風に、男性は2択のチョイスの方が答えを出しやすいし話が早く進んだりする。切る、切らない。パーマかける、かけない。みたいに、選択肢をなるべく減らしていくよう心がけてます。
Q. いろんなタイプの美容師さんがいる中で、好みやクセ、似合うヘアスタイルを理解してくれる「マイベスト美容師」を見つけるのは、人生の伴侶を探すくらいに大変だと思うのですが。お客側から意識すると良い点、こうすれば見つかるというプロからのアドバイスなどがあれば、お聞きかせいただけますか。
ひとつの選択肢として、今ってSNSとかもたくさんあるので、お客さん側から、美容師さんてどんな人なんだろうって知れる機会が昔よりはるかにあると思うんですよ。
SNSをやってる美容師さんいっぱいいるもんね。
お客さんが「自分の感性に合いそうな美容師」を見つけられる時代なので、そのあたりで探すとリスクが少ないかなと。だから、Instagramを見て「この人の上げる画像の雰囲気が好きだなぁ、スタイルが好きだなぁ」っていう美容師さんのところに行けば、あまりズレることはないと思う。それに、自分の投稿を見て来てくれたお客様に対して、僕らもすごく提案がしやすいので、結構「マイベスト美容師」になる確率が高いんじゃないかな。
技術面とかは、すごく上手い人とかもいるけど、ある程度いったら、みんなそんなに差はないかもしれない。そうしたらホント、“中身”が大事になってくるかな。
「ここのこのカットが上手い」だなんて、ほとんどのお客さんわからないもんね。
そう。まぁそれが上手かったからって一生通うかというと、どうなんだろ。どっちかっていうと気が合う相手だったり、同じ趣味があったり、とかの方が長い付き合いになるんじゃないかな。
それ大事だよね。その切り口として、SNSはプライベートとか雰囲気が出やすいんじゃないかな。
Q. 実際に、そういった気の合うお客さんはいらっしゃいますか?
僕のお店は地域の人が多くて、特に男性のお客さんも多いんですよ。その中に、僕ごはん好きでいろんなとこに食べに行くんで、最近のグルメ事情を聞きに来るお客さんがいます。
へぇ(笑)
髪とかどうでもいいんですよ(笑)。カウンセリングで「今日どうしますか?」って言うと、「あぁじゃあこの前と同じで! それより最近どっかごはん行った?」って二言目にすぐ(笑)。そこからお帰りになるまで、ずーーっとごはんの話ししかしない。
わかる。むしろそのために来てくれるみたいな(笑)
だから僕は、それをずっと感じていて。結局お客様の“ライフスタイルパートナー”なんだなと。
休日の過ごし方だったり、旅行をするときに、「どこがおススメ」って提案できるのも良い美容師だし。それがきっとその人にとっての「マイベスト」にもなるだろうと。
なんか、髪のことだけじゃなく「あの人に会いたい」になってくれたら
良いなって思いますね。
いろんな人と繋がれる時代! SNSを活用している美容師さんもたくさんいます! 投稿しているヘアスタイルやプライベートの様子をチェックすれば、趣味や価値観の合いそうな“ライフスタイルパートナー”に巡り合えるかも!
お二人とも、本日は貴重なお時間とご意見ありがとうございました!
ARROWS by strings 桜新町
〒154-0016
東京都世田谷区弦巻3-12-14
TEL:03-3429-8310
HP:http://www.strings.co.jp/salon/sakurashinmachi/
Hair salon TUCCI
〒153-0043
東京都目黒区東山1-3-1 2F
TEL:03-5768-3633
HP:http://www.tucci.jp/index.html
専門学校の時から、仲間達や先生を含め、美容に関わる人達はみんな熱い人ばかりでした! もちろん今なお継続して働いている彼らは、その情熱を絶やさず頑張っています!
「たかが髪かもしれない、でもそれが人生を変えることもある」
美容師さんは本気でそう信じています。そのために日々、勉強や研究を続けています!
美容室ではあまり話しかけられたくない。そんな方もいらっしゃると思います。でも少しでもいいので、あなたの情報を伝えてみてください。美容師さんはそこからたくさんのことをくみ取ってくれます! お互いのコミュニケーションが、思い違いや失敗を減らしてくれるはずです!
情報化社会の現代、美容師さんもいろんな情報を提供しています。
自分の“好き”を共有できる相手を探し出せる時代です。ぜひ活用してみてください!
趣味や価値観、人間性の合う美容師さんが見つかれば、その人が「ビジネス」の関係を超えて「新しい人生のパートナー」になるかもしれません!
この記事が、あなたにとって、美容師さんと良い関係を結べるきっかけになることを願っています!
(文/サキ)
※記事内容はすべて公開日時点の情報となります。
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