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こんにちは! ショートヘア女子が大好きな男の子、サキです!
前回の「もう失敗しない! 現役美容師に聞く『正しいヘアオーダー』の仕方」でのインタビューからこぼれてしまった、誰もが一度は体験したことがあるかも!? な美容室での失敗をテーマにした番外編です!
今回も話題を提供してくれたのはこの二人!
*ARROWS by strings 店長 松島慎吾さん*
山登りと地下アイドルが好きなスーパーアウトドアオタク! 最近の趣味は“筋トレ”と、トークのネタが尽きません!
*Hair salon TUCCI 店長 豊福法子さん*
福岡出身の九州美人! 好きな芸能人は池松壮介。TUCCIでは、店内でアートギャラリーやワークショップもやっています!
ここからは、私が耳にした失敗談と、変わった美容師さんのお話を、同業者の意見としてお二人に伺ってみたいと思います!
パーマをお願いしたものの全然かかってない! なのに、何ともないような顔で終わらせようとしたので、「え? これかかってますか?」と聞いてみたら、「かかってますよ? こういうもんですよ?」と返答された方がいたそうで、私はこれを聞いてヒドイ話だなぁと感じたのですが……。お二人はどう思われますか?
いろんなパターンがあると思うんですけど、本当に目指してたパーマがこれだった可能性もゼロではないなと(笑) 結局それってどの段階でミスってるかっていうと、たぶんカウンセリングでミスしてるんですよ。
お互いの「今日のゴール地点を共有できていない」っていう事例がたぶんこのパターン。でもカウンセリングの時点で二人が共有したゴール地点が合っているのにもかかわらずパーマがかかっていないのであれば、これは完全に美容師のミスだと思うんで(笑)
ホントそうだよね。
「今日お時間がないようであれば、今週か来週中でも無料でお直しさせていただきたいので、もう一度チャンスください!」って言った方がよっぽど良いと思うし、かけた後にちゃんと直してくれたっていう印象も提供できる。謝った後に「もう一度させてください」ってちゃんと提案して直すべきだったと思う。
カウンセリングの時点で違ったんだろうけど、お客さんが「かかってる?」って聞いてくるくらいだから「もしかして思ってたのと違いました?」って聞いてから、違ったのならお直しの提案とかをすべきではあるよね。
そうですね。「申し訳ございません」って。
頑なに認めないってのもすごいなって思ったんだけどね。
(笑)
実際いたら怖いよね、そんな人。
相当なメンタルだよね(笑)
仕上がりが自分に全然似合ってないのに、「これが流行ですから! これがいいんですよ! こういうものですから!」とゴリ押しされた方がいたそうで。美容師さんも営業スキルや説得力が必要でしょうから、時には力技で! なんてこともあるかと思いますが、お二人はそのあたりどうでしょう?
私はあまりそういった接客はしないので、この人がどうだったかわからないですけど、わりと世代が上の美容師さんにこういう方がいるかもしれない。
あーなるほどね。絶対的な自信があってね(笑)
そう。「その人が言うなら」って納得するお客さんもその当時は多かったかも。美容師はプロだけど、今はもう一般の人でもいろんな知識持ってるから。今だとちょっと合わないのかもね。
確かに。でも「これが流行りです」とか、自分の持ってる感性とかを提案するのって、まぁ大事な部分ではあると思うんですよ。要は限度というか。あとは、お客さんを新しい美容のステージに連れていくのも美容師だと思うから、本当に自信があって勧めるのは、プロとして大事だと思うんですけどね。
僕なんかはお客さんに「安定コース」と「挑戦コース」っていうのを提案したりします。「今日いつもの安定の感じにしましょうか、でも挑戦コースでちょっとチャレンジして、今の流行を取り入れるとコレですよね」とか。ポイントでカラー入れてみません? 周りと差をつけましょうよ」とか。
確かに。その2パターン結構使うかもしれない(笑)
プロの目線から、自分の持っているものを推していくというのも大事ということですね。
そうですね。選択肢を伝えるって事かな、ゴリ押しっていうよりかは。
自分ではちゃんと理想を伝えられたつもり! でも、カットが進むにつれて「この感じなんだか不安だな……なんか違うなぁ……」という思いが生まれても、途中で素直に言えないのがお客側の心情だと思うんですが、美容師側として「そんな時はこうしてほしい!」という本音の部分を聞かせてもらえますか。
鏡をじっと見る。
(笑)
(自身の前髪を触りながら)ずっとこうやって、前髪触るとかね。
触ってると、何かあるのかなって……
あるある(笑) でもまぁ、それはお客さんがどうこうというよりも、美容師が気づけるかどうかかな。
何か「お客さんがやりやすいサインの出し方」ってありますかね?
なんか統一する?「ヤバいな」と思ったら右手上げてくださいみたいな。
歯医者さんみたいなね。
上げづらい……。だって歯医者でも手、上げたことないもん。
確かに、上げたことない(笑)
まぁ気になるとこ触ってたら気づいてくれるのかな。見てるもんね? 美容師さんは。
ちょっとお客さんから離れた時に、遠くから見てたりする。
わかる(笑)
一人になった時に、髪の毛触ってると、あのあたり気になるのかな? みたいな。
僕は違うお客さん切ってる時に、鏡越しで見る。
そうそう。
雑誌読んでたら安心(笑)
確かに。
あと「お直し行きづらい」っていう意見も結構耳にします。「現状失敗されてるから、もうやってもらいたくない」っていうのもあるし、お直しをお願いするにも気を使う。でも美容師さんとしてはやっぱりガンガン……
来てほしい!
僕は新規のお客様には必ず「初めて担当させていただくので、まだ髪質とか把握できない部分があるので何でも言ってください」って言うのと、10日間の保証期間を設けてます。だから、本当に来てもらった方が良い。僕ら美容師からすると、すぐ直せる部分だったりとかもするんで。
うーん、そうだよね。小さな事でも言ってもらえたら美容師さん的にも助かるもんね。
そうですね。本当に。
みなさんいかがでしたか?
いろんな美容師さんがいますから、時にはうまく噛み合わずに失敗してしまう、なんてこともあると思います。
しかし、すべては“最初のカウンセリング”から。スタートを間違ってしまうと、ゴールも変わってしまいます。
できるだけ、イメージを共有できるようなオーダーをしてみましょう。
もし、始まりが上手くいかなかったとしても不安になることはありません。
途中からでも何かあれば、気にせずすぐに相談してみてください!
どうしても言えない場合は、“小さなサイン”を出してみるのも良いかもしれません。
美容師さんは細かなとこまで見てくれています!
もちろん、お直ししてほしい時も、気兼ねなくお願いしましょう!
その方が美容師さんも嬉しいのです!
お二人ともありがとうございました!
ARROWS by strings 桜新町
〒154-0016
東京都世田谷区弦巻3-12-14
TEL:03-3429-8310
HP:http://www.strings.co.jp/salon/sakurashinmachi/
Hair salon TUCCI
〒153-0043
東京都目黒区東山1-3-1 2F
TEL:03-5768-3633
HP:http://www.tucci.jp/index.html
(文/サキ)
※記事内容はすべて公開日時点の情報となります。
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