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こんにちは。
スマートウォッチを買って「一生モノの買い物をしたな」と思っていたら、年々新しい機種が発表されて、その都度新機種が欲しくなってしまう、ライターの白木 湊です。
さて皆さん、最近『スマートデバイス』という言葉を聞いたことはありませんか?
テレビやニュースなどで、たびたび取り上げられているのを目にした方も多いでしょう。
それはインターネットを通じて、皆さんの生活をよりよく変えてくれる素晴らしい道具のこと。
今回はそんなスマートデバイスの中でも、近年特に注目を集めているものをご紹介しましょう。
皆さんは、スマートフォンをお持ちでしょうか。
近頃は持ってない人のほうが珍しいくらいになりましたね。
従来のフィーチャーフォン(ガラケー)は、通話やメール、その他元から搭載されているちょっとした機能しか使えず、Webサイトも非常に簡素なものしか表示することができませんでした。
それと比べてスマートフォンは、アプリを追加することで好きな機能を自由に増やすことができ、パソコン用のサイトも同じように表示することができます。
それ故にスマート(賢い、高性能な)と呼ばれるようになったのですね。
このように、従来の製品にインターネットを通じたデータ通信機能などを搭載し、以前よりも多種多様な機能を盛り込めるようになった電子機器のことを『スマートデバイス』と呼びます。
近年では『物のインターネット(Internet of Things、IoT)』という言葉が定着するほど、様々な家具家電に通信機能を備え、有効活用していこうとする動きがよく見られます。
家中のほとんどの物をネットで制御できてしまう『スマートホーム』なんて概念があるくらいです。
次の項目からは、様々な種類のスマートデバイスをご紹介していきましょう。
まずは2017年頃から日本で流行りはじめ、現在大きなブームを巻き起こしているスマートスピーカーから。
Amazon.comが発売した『Amazon Echo』や、Google製の『Google Home』、Apple製の『HomePod』などが有名ですね。
これらの製品のCMで、必ずと言って良いほど取り入れられているのが、「ヘイ、落ち着ける音楽をかけて」などとスピーカーに話しかけているシーン。
そう、スマートスピーカーとは、音声での制御に対応し、様々なお願いを聞いてくれるスピーカーのことです。
「今日の天気は?」「今日のトップニュースを教えて」などと話しかけるだけで、音声でそれに応えてくれます。
音楽配信サービスと連携していれば、「今週のランキング1位の曲を流して」とお願いもできますし、通信制御できる照明器具があれば、「明かりを消して」なんてことも頼めます。
家事で手が離せないお母さんは、「洗剤を買って」と言えば、通販の注文までしてくれちゃったり。
他にも、お子さんが学校から帰った際にスマートスピーカーに話しかけることで、両親のスマホに通知が届き、無事に帰宅したことが確認できる、などといった安心安全のための活用方法も。
普段の生活にプラスアルファの利便性を加えてくれるのが、スマートスピーカーの魅力です。
スマートデバイスの中でも、腕時計やメガネのように身に着けて使うものを特に『ウェアラブルデバイス』などと呼んだりします。
ここで紹介するスマートウォッチは、ウェアラブルデバイスの中で最も普及した製品です。
代表格はAppleの『Apple Watch』や、SONYの『wena wrist』、Fitbit社の各種製品など。
もしかしたら、1980年代に人気を博した、CASIOの電話帳機能つき腕時計『カシオ・データバンク』も、この仲間かも知れませんね。
スマートウォッチの多くの機種は、スマホと連携することで、スマホに届いた電話やメール、アプリなどの通知を受け取ることができます。
ポケットやカバンに入れていたスマホのバイブに気がつかず、メールの返信が遅れに遅れてしまった、なんて経験はありませんか?
スマートウォッチであれば、腕に直接着けている器具が振動するので、まず通知を逃すことがありません。
メールの件名や冒頭の数行をその場で確認して、それが今すぐ返信すべきものなのかまで判断することもできます。
忙しくてスマホをゆっくり見る余裕がない朝でも、家を出る時間に今日のゴミ回収の通知が届くように設定しておけば、もうゴミ出しを忘れることもなくなるでしょう。
天気予報などの頻繁に確認したい情報なら、文字盤に常に表示しておくことだって可能です。
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さて、ウェアラブルデバイスの特徴は、先ほども言ったとおり「身に着けて使う」こと。
これは利用者が常にデバイスを見ることができるのと同時に、デバイスも常に利用者のことを“視る”ことができるということです。
例えば、利用者の運動量を常に検知し、適度な運動をするように助言をしてくれたり。
あるいは急な心拍数の増加や、強い衝撃などを検知すると、身体の無事を確認してくれたり。
運動して消費したカロリーや、睡眠の質というのは、なかなか目に見えては感じられないものですが、これを具体的な数値で表示してくれると、健康への意識も高まるというものです。
常にそばにいて、常にこちらを見守っていてくれる。
スマートウォッチは、まさにあなたの付き人と言える存在ではないでしょうか。
余談ですが、SONYのwena wristは、文字盤部分ではなくベルト部分にコンピューターが搭載されている、変り種のスマートウォッチです。
筆者はこれをApple Watchと合体させて、二刀流スマートウォッチとして活用しています。
これでSuicaやEdy、iDにQUICPayなど、「様々な電子マネーを使いこなすことができるぞ!」と意気込んでいたのですが、よく考えてみるとそんなに多種多様の電子マネーを使い分ける機会って、それほどありませんでした。
腕時計に続いて、今度はスマートなメガネの登場です。
EPSONの『MOVERIO』や、JINSの『MEME』などが主流です。
現状のスマートグラスは大別して2種類に分けられます。
まずは視界に映像を映し出す、ヘッドマウントディスプレイとして使用できるタイプのものです。
透明なレンズに映像を投影すると、まるで宙に浮く巨大なスクリーンを観ているかのように楽しめます。
また、視界に様々な情報を重ねて映し出す、いわゆるAR(拡張現実、Augmented Reality)デバイスとしての利用法も。
道案内やお店のガイドなどの情報が、風景上にリアルタイムで表示される様は、まるでSFの世界のようですね。
もうひとつは、スマートウォッチのように、利用者の健康状態を計るタイプのもの。
車の運転やデスクワークを長時間続けていると、どうしても疲労がたまり、集中力も途切れがちになるものです。
そんなとき、スマートレンズは視線の動きや頭の揺れ、姿勢の変化などから、あなたの疲れを検知して、それを知らせてくれます。
適度な休憩を挟めば、きっと安全運転を維持でき、仕事もより効率よく進められることでしょう。
ちなみにこのタイプは日常的に使用するものですので、もちろんレンズに度を入れることも可能です。
現段階ではまだまだ発展途上といった感じのスマートグラスですが、現在様々なメーカーが新商品を開発しています。
いずれは普通のメガネと同じようなデザイン・かけ心地ながら、ARディスプレイにも対応しているといった新商品が出てくるのでしょうか。
子供の頃に思い描いていた未来が実現しようとしていることに、期待を寄せてしまいますね。
お次は指輪形のスマートリング。
この分野は「これが主流」と言えるほど普及した製品があまりなかったのですが、最近ようやく『Oura Ring』など、評判の良い製品が出てきました。
機能的には、先ほど紹介したスマートウォッチとあまり変わらず、運動量の計測やスマホ宛の通知の受け取り、電子マネー機能などを搭載したものがほとんど。
過去に販売されていたとある製品では、指の動きを検知して、宙に書いた文字をスマホに入力できたり、特定のジェスチャーをすることで家電を操作したりという機能も搭載していたようです。
しかしながら、高性能な製品はそれなりに大きな部品やバッテリーを搭載しなければならないのか、輪がだいぶ分厚く、ずっとはめてると指が痛くなりそうだと思った記憶があります。
ここまで聞くと、まだまだ実用には至らなさそうなスマートリングですが、実は2016年のリオデジャネイロオリンピックにて、試験的に使われていたりします。
参加する選手たちは、バッテリー不要で防水仕様のスマートリングを身に着け、選手村での買い物を楽しんでいたようです。
指に着けっぱなしにすることが前提である、指輪の特性と上手くマッチした活用法と言えるでしょう。
今後スマートリングもどんどん改良され、もっと使いやすく、多種多様のデザインの製品が開発されることでしょう。
そうすれば、これからの時代は誰もが指にスマートリングをはめ、ワンタッチ決済で買い物を済ませるのが主流となるかも知れませんね。
最後に紹介するのは、スマートケーン(杖)。
杖と言っても高齢者用ではなく、視覚に障害を持っている人用の白杖です。
実はコンピューター搭載の白杖の歴史は意外に長く、国内でも2011年に秋田県立大学と秋田精工株式会社の共同開発で製品化されていました。
この製品の機能は、超音波センサーによって高い位置の障害物を検知し、振動によってそれを伝えるというものでした。
基本的に白杖は足元にある障害物を探るように動かしますが、これでは杖より高い位置、頭や胸の高さにある障害物に気づくことができません。
その点を補ってくれるこの機能に、助けられた方は大勢いたのだとか。
そして2019年現在、トルコ発の新製品『WeWalk』が話題を集めています。
障害物感知機能に加えて、スマートフォンのアプリと連携させることにより、タッチパネルや音声での操作を受け付け、位置情報の取得や道案内をしてくれるそうです。
常に手が杖で塞がっている利用者にとって、スマートフォンを取り出さずとも道を調べることができるというのは、非常に喜ばしいことでしょう。
利用者の要望に応じて新たな機能を追加したい場合も、製品を取り替える必要がなく、アプリを更新すれば対応できるというのもポイントです。
今まで紹介したスマートデバイスは、どれも普段の生活を便利にする、といった趣旨のものでした。
ですが、このスマートケーンはそれに加えて、利用者の命を守り、そして自らの行動の幅を広げることができるという、画期的なものです。
視覚障害を持った方が、文字通り新たな一歩を踏み出せるきっかけとなれる、素晴らしいデバイスですね。
以上、人気のスマートデバイスをご紹介しました。
冒頭でも述べたように、近年ではその他の家電のスマート化も進み、新しい調理レシピを追加できるオーブンや、天気に応じて洗濯の仕方を変える洗濯機なども登場しています。
「この家電がスマート化したら?」なんて考えてみるのも、楽しいかもしれませんね。
もしかしたら、既にあなたの欲しかった機能が搭載された新製品があるかも?
それではこの辺で失礼致します。
この情報が、あなたの生活の質『クオリティ・オブ・ライフ(Quality of Life、QOL)』を向上させるきっかけになることを祈って。
(文/白木 湊、画像/写真AC・イラストAC・Pixabay・ぱくたそ・ICOOON MONO)
※記事内容はすべて公開日時点の情報となります。
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