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エンタメ

『gifted/ギフテッド』
愛する人のために何をしてあげられるのか、してあげるべきなのか。相手を想う気持ちが交錯する、家族の愛の物語。観たあと、人に優しくしたくなります。

『gifted/ギフテッド』レビューのトップ画像

こんにちは! 素敵な家族をテーマにした映画を観ると自分の中の“愛情スイッチ”が入り、
親しい人たちに会っては「好きだ好きだ」と伝えて回ります、西田メルモです。

今回は、11月23日公開の『gifted/ギフテッド』を観てきました!

今や「ハリウッドの顔」のひとりとなったクリス・エヴァンスと、
大注目の天才子役マッケナ・グレイスによる、魅力的な2人と猫1匹の家族の物語。

観たあと、きっとあなたの心も優しさで満たされる、
笑いあり、涙ありの、チャーミングでハートフルな映画が、ついに日本上陸です!

『gifted/ギフテッド』

ポスター画像
© 2017 Twentieth Century Fox
原題
gifted
製作年
2017年
製作国
アメリカ
配給
20世紀FOX映画
上映時間
101分
監督
マーク・ウェブ
キャスト
クリス・エヴァンス
マッケナ・グレイス
ジェニー・スレイト
リンゼイ・ダンカン
オクタヴィア・スペンサー、他

【作品紹介】

そのチャーミングで切ない感動に全米が魅了、5週連続Top10入り大ヒット(Box Office Mojo調べ)。
『(500)日のサマー』の監督&スタジオが贈る、傑作ハートウォーミング・ファミリードラマが誕生!

かつてないビターでシャープなラブストーリー『(500)日のサマー』(10)で
センセーショナルなデビューを飾った後、『アメイジング・スパイダーマン』(12)とその続編を監督し、
世界的大ヒットを成し遂げたマーク・ウェブ監督

ヒューマンドラマが自身の原点だと語るウェブ監督が、久々に超大作を離れて
「映画を愛する純粋な気持ちに返りたい」と願っていた時に、めぐり会った脚本を映画化。

主演は『キャプテン・アメリカ』『アベンジャーズ』シリーズでの全世界的な成功の傍ら、
本作で俳優としての真価を存分に発揮しているクリス・エヴァンス

本作をきっかけにそのチャーミングな魅力とファッションセンス、
そして観客を魅了する高い演技力で現代最高の子役スターの座に上り詰めた、大注目の新星マッケナ・グレイス

彼らを温かく見守る教師役として、コメディエンヌとして高い人気を誇り、
実生活でのクリス・エヴァンスとのロマンスも話題となったジェニー・スレイト

彼らに立ちはだかる厳格な祖母役として、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(14)、
『アバウト・タイム 愛おしい時間について』(13)のリンゼイ・ダンカン

さらにフランクとメアリーを常にサポートする隣人として、
アカデミー賞 ® 助演女優賞受賞の名女優オクタヴィア・スペンサーが脇を固めています。

【あらすじ】

フロリダに暮らす、ちょっと変わった2人と1匹の家族。
7歳の生意気ざかりのメアリーと、彼女の叔父でシングルのフランク、
そして“歴史上一番すごい猫”のフレッドだ。

互いがいるだけで、毎日が記念日のように楽しい時間は、メアリーが学校へ行くことになり揺らぎ始める。

彼女には、生まれながらにして数学の天才的な才能があった。
「普通に育てたい」というメアリーの母である亡き姉の遺志に従って、
フランクはメアリーの英才教育を頑なに拒む。

しかし、そこへ縁を切ったはずのフランクの母親が現れ、彼からメアリーを奪おうとする。

歴史を変える才能の開花か、愛する者と生きる人生か……

果たして、メアリーにとってどちらが幸せなのか?
さらに悩めるフランクには、姉から託された“ある秘密”があった ――。

『gifted/ギフテッド』公式サイトより)

ハリウッドの脚本家がマーケットを無視して本当に書きたかった物語

劇中画像
© 2017 Twentieth Century Fox

ある日、映画プロデューサーのカレン・ランダーは、同じくプロデューサーであるアンディ・コーエンに
「最近一番ワクワクした脚本はある?」と聞いたところ、コーエンからトム・フリンが書いた『gifted/ギフテッド』と題された脚本が送られてきたといいます。

脚本家トム・フリンが描く、今までとはまったく違う物語の誕生まで

トム・フリンは30年間プロの脚本家として活躍し、数多くの脚本をハリウッドのスタジオや著名なプロデューサーに
売って成功していましたが、フロリダに移り住み不動産の販売を始めて、脚本家業は半ば引退していました。

映画業界からしばらく離れていた彼は、すべてのプレッシャーから解放され、
ついに自分が本当に書きたい作品を書き始めました。

その作品、本作『gifted/ギフテッド』の題材としてインスピレーションを得たのは、
「これまでに出会ったなかで、ばかげていると言えるほどずば抜けて頭がいい人物」という彼のお姉さんからです。

彼は「人生を通して天才のそばにいたので、生きるなかで楽しむことがいかに大切かを感じていた」といいます。
そして、「もし姉が楽しむことをせずに生きていたとしたら、彼女は破滅していたかもしれない」と。

本作は、馴染みがある人の方が圧倒的に少数派である“ギフテッド”を題材にしていながら、
なんの違和感もなくストーリーを受け入れられます。

なぜなら、この脚本にはトム・フリン自身が生きてきた人生が写し出されていて、
本編を通して常にリアリティーが存在しているからです。

<ギフテッド>とは

生まれつき平均より著しく高度な知的能力を持つ人、またはその能力のこと。
すべての分野に秀でていることは稀で、何かに突出している場合が多い。

心から素晴らしいと思える脚本に出会い、映画を作るまで

プロデューサーのアンディ・コーエンは、この『gifted/ギフテッド』の脚本に本気で恋に落ち、 この物語と魅力的なキャラクターたちなら、素晴らしい俳優と最高峰のディレクターが制作に加わってくれると確信したといいます。

プロデューサーのカレン・ランダーもこの脚本に強い繋がりを感じ、この作品が“正しく作られる”よう、
最後まで責任を持って関わらなければいけないと悟っていたそうです。

そこで、本作の“映画監督になってもらいたいリスト”の一番上に名前があったのが、
『(500)日のサマー』(10)のマーク・ウェブ監督でした。

ウェブ監督は脚本を受け取り、「この脚本はいつ悪くなるのか……と待ち構えていたのに、
読み進めていくにつれてどんどん良くなっていった」と言っています。

彼は脚本を読み終え、「ただ、メアリーとフランクの2人と過ごしてみたくなった。」
そう言って本作の監督になることを決めたそうです。

ウェブ監督に、「自分が映画を愛する理由の根源に返らせてくれた」とまで言わせた作品。

“人が抱く愛情”という普遍的なテーマで、時代も世代も関係なく、
誰しもが“感じる”ことのできる物語が込められた脚本は、映画をこよなく愛する人々の手によって映画になりました。

魅力的な2人の生活を映し出している本作は、当たり前に過ごす日常のなかに、
宝物のような思い出になる瞬間がたくさんある
んだということを、美しい映像とともに教えてくれます。

メアリーとフランクをはじめ、登場人物がとにかく魅力的!
心を激しく揺さぶる演技に、魅了させられっぱなしです。

劇中画像
© 2017 Twentieth Century Fox

メアリー役:マッケナ・グレイス

ちょっと生意気な可愛すぎる小さなヒロインとして、圧倒的な演技を見せた新人マッケナ・グレイス。

その愛らしい容姿と大人顔負けのファッションセンスから、Instagramでも
熱狂的なフォロワーを増やすマッケナちゃん。
本作で見せるそのずば抜けた演技力には、度肝を抜かれました。

撮影時10歳にも満たない少女が、こんなにも大人たちを惹き込む演技ができるのか!? と、
鑑賞後しばらく呆然としてしまいました。

「今、この時のマッケナ・グレイスを見ることに大きな価値がある。」
そう断言できるほど、彼女の演技は目を見張るものがあります。

フランク役:クリス・エヴァンス

マーベルの大人気スーパーヒーローのひとり「キャプテン・アメリカ」として、
今や「ハリウッドの顔」といえるクリス・エヴァンス。

アメリカン・ヒーローがこんなにも似合う俳優はいない! というほど「キャプテン・アメリカ」がはまり役だった
エヴァンスは、役柄そのままのような俳優という印象を持たれることも少なくありません。

本作では、表情があまり豊かとはいえない哀愁を漂わせる男性を見事に表現していて、
これまでの出演作にはない新たな演技を見せています。

鑑賞中、彼の演技に引き込まれ、何度も息を詰まらせて泣いてしまいました。

この2人に限らず、本作は登場人物(+猫)の魅力が詰まった物語です。

「愛することは素晴らしい」

その感覚を観た人の心に優しく落とし込む、 人と人との繋がりを祝福するような作品になっています。

愛する人すべてにこの作品のことを伝えたい、
愛している人に「愛してるよ」と伝えたくなる。

そんな、観た人の心に温かい愛が湧き上がってくるような、特別な魅力のある傑作です。

たくさんの<ギフト>が込められた映画『gifted/ギフテッド』
ぜひ劇場でご覧ください。

© 2017 Twentieth Century Fox

『gifted/ギフテッド』

11月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ シャンテ ほか全国公開中!
映画HP : http://gifted-movie.jp

プロフィール画像

西田メルモ

知識量少なめ、熱量多めの映画大好き人間(女)。
映画館で観るのが好きで、毎週何を観に行くか考えている時が至福です。
ホラーとグロテスクな映画以外、何でも観ます。
将来、お気に入りの映画館まで自転車で通える距離に家を構え、
その家にシアタールームを作るという野望を抱き生きています。

(文/西田メルモ)

※記事内容はすべて公開日時点の情報となります。

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