2020年NHK大河ドラマ『麒麟がくる』と
併せて読みたい漫画・小説3作品！

こんにちは！
歴史大好き、お城大好きのころすけ、です。

私が歴史を好きになったきっかけは、小学生の頃にTVで観た徳川家康が主人公の大河ドラマでした。

2020年のNHK大河ドラマは、本能寺の変で有名な、戦国武将・明智光秀の生涯を描いた『麒麟がくる』！
今回のドラマに原作小説はなく、多数の歴史ドラマなどを手掛ける池端俊策さんのオリジナル脚本とのこと。

大河ドラマは本で予習してから観たい、というあなた。
ドラマを観始めて、明智光秀とその時代についてもっと知りたくなったあなた。

読んでおくと、きっと『麒麟がくる』を何倍も楽しめる厳選3作品を、ころすけがご紹介します。

目次

1. 『信長を殺した男～本能寺の変 431年目の真実～』 ヤングチャンピオン・コミックス 藤堂 裕
2. 『国盗り物語』新潮文庫 司馬遼太郎
3. 『NHK大河ドラマ歴史ハンドブック 麒麟がくる: 明智光秀とその時代』 NHK出版
4. 終わりに

1. 『信長を殺した男～本能寺の変 431年目の真実～』
ヤングチャンピオン・コミックス 藤堂 裕

まず最初におすすめしたいのが、明智光秀が主人公の漫画、 『信長を殺した男～本能寺の変 431年目の真実～』。

たくさんの登場人物がでてきてちょっぴりややこしい歴史もの。 そんなとき、とっつきやすく、すぐに世界に入っていける漫画はやっぱりありがたいですよね。

「本能寺の変」で織田信長を裏切った謀反人、という悪者のイメージが強い光秀。
しかし、本作では、非常に親しみやすく、頭が切れて、男前な光秀に出会えます！　本当にかっこいい！

また、不仲のイメージのある織田信長と明智光秀が心通じ合える、同志・盟友として描かれているのも新鮮でした。
そして、本作にも乱世を終わらせる英雄を表す表現として「麒麟」という言葉が登場します。

その他、豊臣秀吉、徳川家康といった有名武将ももちろん登場します。 様々な説のある『本能寺の変』の真相をテーマにしているので、思わず引き込まれて読み進めてしまう作品になっています。

あなたの持っている明智光秀のイメージがきっと変わります。

2. 『国盗り物語』 新潮文庫 司馬遼太郎

歴史小説家・司馬遼太郎の代表作、『国盗り物語』。
歴史ものはそんなに読まないという方でも、名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。

1973年に、同名の大河ドラマとしても放映されています。

この作品は、天下取りに生涯を賭けた「斎藤道三」の物語からはじまり、
その死後、道山の意思を継いだ「織田信長」と「明智光秀」という2人の武将が本能寺で激突するまでを描いています。

『麒麟がくる』とほぼ同じ時代を描いた小説なので、おおまかなあらすじを予習するにはぴったりの作品です。

また、斎藤道三は、俳優・本木雅弘さんが演じる主要キャストとして、大河ドラマでも物語の前半から登場します。
『国盗り物語』を読んで、斎藤道三やその周辺の人物たちに詳しくなっておくと、よりドラマを楽しめるのではないかと思います。

本作の光秀も、苦労を重ねながらも自分の信念を貫き通そうとする魅力的な人物として描かれています。

まだ読んだことのない方は、是非読んでいただきたい作品です。

3. 『NHK大河ドラマ歴史ハンドブック 麒麟がくる: 明智光秀とその時代』 NHK出版

『麒麟がくる』の時代考証担当の小和田哲夫さん監修の下、フルカラーの写真を交え、 明智光秀の活躍した時代を最新研究を踏まえて徹底解説した、NHK出版の公式ハンドブック。

いわゆるシナリオ本ではないので、ストーリーがネタバレしすぎてドラマが楽しめない！　なんてことはありません。

『麒麟がくる』の人物相関図や光秀の生涯年表も掲載されているので、ドラマを観るにあたってそばに置いておくと心強い一冊なのではないでしょうか。

大河ドラマファンのころすけとしては、「物語の中の光秀を追う」、と題して、歴代大河ドラマが描いたそれぞれの光秀を紹介したコラムがとても好きでした。

あなたの好きな大河ドラマの光秀も紹介されているかも？！

本のサイズもDVDほどの小ぶりなサイズで、手に取りやすい作品です。

終わりに

いかがだったでしょうか？

今回は「2020年NHK大河ドラマ『麒麟がくる』と併せて読みたい漫画・小説3作品」についてご紹介しました。

まだ、読んだことのない方は、是非チェックして、一緒に大河ドラマ『麒麟がくる』を盛り上げていきましょう！

（文／ころすけ、イメージ画像／ACイラスト）

※記事内容はすべて公開日時点の情報となります。