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今回は、最近話題の「クラウドゲーム」がどんなサービスか、ご紹介致します。
今までゲームをプレイするには、当然ですがハードウェア(ゲーム機や高性能PC)が必要でした。
クラウドゲームはプレイヤーが行った操作に基づいてゲームサーバー側で全て処理を行って、その結果となる動画/音声をストリーミング配信するという仕組みです。
つまり高速な通信環境と動画/音声を受信出来る機能を持ったデバイス(PC・スマートフォン・スマートテレビなど)があれば、今まで高価なハードウェアが必要だったゲームも手元で出来るというサービスです。
「欲しいゲームはあるけど自分の持っているハードウエアだと古くて出来ない」
「普段あまりゲームをしないから高いハードウェアを購入してまでやろうとは思わない」
そんな経験ないですか?
クラウドゲームはそういった制約がなくなるので、気軽にゲームを始められます。
クラウドゲームサービスと言っても様々な企業が参入してきており、プレイ出来るゲームタイトル、対応している解像度や音声、推奨される回線スピードなど、サービスによって仕様も様々なので、それぞれどのようなプラットフォームサービスなのか紹介します。
各サービス内容を以下の表でまとめてみたのでご覧ください。
『PlayStation Now』は2015年からサービスを開始しており、現在国内ですぐ体験出来るクラウドゲームサービスです。
遊べるソフトはPlayStation3とPlayStation4の一部タイトルで、2019年12月時点で439タイトルがプレイ可能。
2019年10月に料金の改定があり、1ヶ月で見ると以前の半額以下に値段が下がりました。
後述する『GoogleStadia』が月額10ドルでサービスを開始するという事もあり、対抗したものと思われます。
また、PlayStation4でプレイする場合、PlayStation4のタイトルはローカルプレイにも対応したので、ソフトをダウンロードしてしまえば、ソフトを購入して遊ぶのと変わらない環境で遊ぶ事が出来るようになりました。
クラウドゲーミングの側面と、サブスプリクション(月額課金制)による遊び放題という側面を打ち出す事によって、幅広いユーザーニーズに対応してきました。
『GoogleStadia』は、2019年11月19日から日本を除く14ヶ国でサービスを開始。(日本でのサービスは未定)
発表されている仕様は、現状のゲームプレイ環境で最高の環境と言えるので、この環境で遅延が無く出来れば、ゲームの為だけに高価なPCを買う必要性を感じなくなってしまうかもしれません。
サービスの内容としては、月額料金を払えば毎月1本ゲームタイトルが配信され、それ以外のゲームをしたい場合は別途購入の必要があります。
クロスプラットフォームプレイにも対応しています。
例えばTVでやっていたゲームを中断して、外出先からスマートフォン(Pixel端末)で、続きをプレイするという事も出来たりするのは便利だなと思いました。
当記事の作成時点での評価は決して良いとは言えない状況のようで、「遊べるソフトの数が少ない」「快適に遊べない事が多い」などの問題が色々と指摘されています。
※参考サイト(ITmedia)
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1911/24/news009.html※参考サイト(GIZMODO)
https://www.gizmodo.jp/2019/11/google-stadia-review-us.html
「NVIDIA」と「SoftBank」が協業で開始するクラウドゲーミングサービス。
サーバー側のグラフィック処理速度はRTX2080搭載PCに匹敵するそうです。
PCとして買えば20万円以上はするであろうスペックがあると言えます。
『PlayStation Now』や『GoogleStadia』のように、サブスクリプションを払うと色々なソフトが遊び放題という訳ではないが、steam(PCゲームのオンライン販売プラットフォーム)と連動しているので、既にsteamで購入していて『GeForce Now』がサポートしているタイトルであればプレイ可能であり、基本プレイ無料のゲームでも遊ぶ事が出来ます。
元々プレイしていたゲームを、今までよりも良い環境でプレイしたり、低スペックなノートPCなどで場所を問わずプレイ出来たりするのが魅力的な点と言えます。
ゲーム機やゲーミングPCを持っていない方からすると、【メリット】の部分は大変大きいと思います。
しかし【デメリット】も見過ごす事は出来ません。
遅延が酷かったり切断が頻繁に起きてはゲームにならないですよね。
心配な方は、まず無料で始められるクラウドサービスから試して頂き、満足のいくサービスであれば有料で利用するといった流れが良いでしょう。
今まで、クラウドゲームサービスについて紹介しましたが、その中で筆者オススメの面白いゲームを紹介します。
『Destiny2』というゲームは「アクションオンラインRPG+FPS」といった内容で、レベルや装備を更新して強くなっていくRPG要素と、一人称視点シューティングゲーム「FPS」要素が合わさったゲームです。
オススメの理由①:遊び方の幅が広い。
といったように、その人に合った遊び方が選べます。
オススメの理由②:初心者から始めても楽しめる。
「FPS」は難しいゲームが多く「PVP」がメインのゲームだと、すぐに負けてしまいツマラナイ……。
となってしまう事が多いです。
『Destiny2』はソロプレイで出来るストーリーのボリュームが多いのが特徴で、初心者から始めてもストーリーを進めていけば段々強くなっていきます。
2019年10月2日から、基本プレイ無料となったのも始めやすい点です。
『FINAL FANTASY』シリーズの最新作で15番目のナンバリングタイトルです。
『FINAL FANTASY』シリーズの特徴として美麗なグラフィックがあげられますが、『FINAL FANTASY XV』は広大なフィールドをオープンワールドで表現しており、フィールドの草1本から料理までゲーム内に登場する全てのオブジェクトが綺麗に表現されています。
この美麗なグラフィックを最高に表現するには高いマシンスペックが必要ですが、クラウドゲームサービスであればその問題は心配せずプレイ出来ると思います!
クラウドゲームについて少し興味をお持ちいただけたでしょうか?
まだまだ発展途上ではありますが、2020年は5G通信が開始して、各クラウドゲームサービスも本格始動する事になります。
今まで敷居の高かったゲームが、誰でも身近でカジュアルに出来るようになり、今以上にゲームが盛り上がっていくと思うと楽しみですね!
(文/ヘイフリック、画像/AC)
※記事内容はすべて公開日時点の情報となります。
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