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お初にお目にかかります。
最近とある女子高生がラーメンを食べるアニメに感化され、背脂チャッチャなラーメンを食べに行き、やっぱり自分は背脂の子なんや! 最高や……! と思った次の日におなかの調子が悪くなり、自らの体の衰えを感じたyasuxxxxです。
今回は、毎日お店にラーメンを食べにいけないよ、財布が溶けてしまうよ、という我々庶民の味方であるカップ麺、それも韓国のカップ麺をひたすら買って、ひたすら食べる、というお話です。
GLUE編集部はちょうど新大久保と新宿の中間あたりにあり、埼京線使いの筆者の場合、基本的には新宿駅から歩いて通っているのですが、時たま気分転換として、仕事が終わった後は新大久保方面に歩いていき、散歩がてら韓国系のスーパーマーケットを覗いていくことがあります。
そこで気づくのは、日本のカップ麺並みに韓国のカップ麺が多いこと。
それもそれなりにリーズナブルで、手軽に韓国の味を楽しめるのです。どんな味のものがあるのか、韓国だし辛いものしかないのではないか。
今回はその疑問を解消するために、新大久保の韓国系スーパーマーケットで購入できるものを全て買い、いつもと違うカップ麺を食べることができると聞いて集まった、カップ麺試食部の5人がひたすら食べて紹介することにしました。
並べてみて気づいたのは「韓国=辛い」のイメージを覆せそうなものも含まれていること。明らかにバリバリ和風なうどんっぽいパッケージのものがありますが、これもまた韓国のカップ麺です。
「ロッテ」の創業者、重光武雄(辛格浩)の弟が創業した即席めんの老舗。早くから『辛ラーメン』を日本に輸出し、韓流ブームの流れとともに日本に韓国の即席めんを知らしめました。
韓国語でオットゥギとは「だるま」のこと。メーカーロゴも、どことなくだるまテイスト。ごま油などの調味料からレトルト・即席めんなどのインスタント食品まで取り扱う、総合食品メーカー。
韓国で最初にインスタントラーメンを売り出した企業。
「三養食品」は日本の「明星食品」からレシピや生産設備を供与されました。『三養ラーメン』は50年に渡り韓国人好みの味になるよう改良を重ね、韓国の即席めん文化の基礎を作り上げた商品。
「カルピス」の韓国法人からスピンアウトの形で誕生した麺専門会社。鳥のマスコットがかわいい。
※あくまで個人の主観的好みによる個人の意見をまとめた評価です。あらかじめご了承ください。
『ココ麺』はテレビ番組の企画から生まれた、隠し味に青唐辛子が入った鶏がらスープ仕立てのラーメン。「味がやさしい」という感想が複数人から出ましたが、やさしさだけではベスト10圏外という結果に。
『チャワンカップ』は昆布入りの極太麺が特徴のチャジャン麺(韓国のジャージャー麺のこと)。韓国語でチャワンの「チャ」はチャジャン麺の「チャ」、「ワン」は「王」という意味。甘さすら感じるマイルドさを持ち合わせていたものの、今回はホームランは出ず。
ここで韓国即席めん界でも一番有名であろう『辛ラーメン』がベスト10圏外。今回の個性派ぞろいのラインナップの中では、評価が埋もれてしまったようです。
とはいえ「辛いものが苦手な人でも食べられる」という評価で意見が全員一致したあたりは、さすが有名どころ。
逆に個性の塊としか言いようがない、わさマヨ炒め麺も圏外に。海外の回転寿司店にあるような、「間違った日本」を連想させる取り合わせは試食の果てに「わさびっぽいけどわさびじゃない何か」という認識となり、日本人には低評価になってしまったようです。
ビビン麺は辛味噌仕立ての混ぜそば。「鼻にくる」「においからくる」という、辛さ度は上位級の麺でしたが、おすすめ度では残念ながらベスト10ならず。
チャパゲティはパスタ風チャジャン麺。「粉末でありながら生の味噌を感じさせる」マイルドさ、「香ばしさを感じさせる風味」などといった感想は出たものの、パンチにはっかけたようでおすすめ度ではベスト10圏外に。
ゴマラーメンはその名の通り、ゴマ油の匂いと風味が強いラーメン。調味料を中心に販売している食品メーカーである「オットゥギ」の商品だなといったところです。「わかめラーメン」といった感想も。
セウタンは「セウ」は韓国語で「海老」、タンは「汁の少ないスープ」、つまり海老味のスープです。匂いから味まで「海老」。この一語が飛び交うほどでしたが、同時に「押しが弱い」の言葉とともにベスト10圏外に。
ブルダックはコチュジャンそのもののような、辛みの強いまぜ麺。ふたを空けた瞬間、部屋に漂う「辛さ」を感じさせる匂いにカップ麺試食部一同は恐れをなし、「食べるのがしんどい」という感想も出ましたが、その辛さの中から「甘みを感じとれた」という人もいました。
日本生まれ韓国育ちのラーメンのカップ版、三養カップラーメンには「他と比べるとパンチが足りない」「ふつう」といった評価が集中。同じアジア圏ということもあり日本人にも親しみやすい味ではありましたが、大きくふるわず、ランキングもちょうど真ん中に。
ここからは一品ずつ、カップ麺試食部のコメントを抜粋してお送りします。
1.2
3.2
トッポッキという餅の辛味噌炒めがありますが、こちらはラーメンの辛味噌炒め風、といったところです。
3
3.3
今回のセレクトの中で、唯一のレトルト具材入りのチャジャン麺が8位となりました。
1.2
3.4
「オジンオ」は韓国語で「イカ」、「チャンポン」はそのままに「ちゃんぽん」。つまりイカちゃんぽんです。麺の太さも日本のちゃんぽんと同じくらいの太さです。
1.2
3.5
韓国の味、キムチを用いたラーメンが同率ながらも6位に登場。
2.2
3.5
韓国語で「トゥコン」は「ふた」を指すので、つまりは「王のふた」という名前のラーメンです。かなり平たい容器なのではじめは湯切り系なのかと思いましたが、汁モノです。
2.0
3.6
パッケージのマスコットでおわかりかと思いますが、ノグリとはすなわち「タヌキ」です。ちなみに左下でスキージャンプをしている物体はどうも昆布のようで、「僕が出汁だよ!」と言いながらK点超えを目指しているみたいです。
1.4
3.7
鳥のマスコットからゆるさが漂いますが、実際は真逆の超激辛麺。
4.6
3.9
読んで字のごとくユッケジャンベースのラーメン。
1.2
4
20品の中から栄えある1位に輝いたのは、このサリコムタンでした。
1
4.4
今回、韓国のカップ麺を試食していて、いくつか気づいたことがあったので、あげていこうと思います。
日本の商品と違って、パッケージにマスコットが描かれた商品が多いです。日本でも商品のマスコットがいるカップ麺はありますが、ここまで前面に出した商品が並ぶのは昨今の日本ではあまり見かけないように思います。
個人的にはノグリカップの空飛ぶ昆布くんが好きです。
湯きり系カップ麺を作る時、とあることに気がつきました。メーカーにかかわらず、湯切り穴が日本の商品とはまったくちがうことに……。
日本の場合、中蓋の一部がはがれて湯切り穴ができる、プラ蓋の一部が爪になっているなど、道具を使わない細工が施された商品が多いのですが、韓国の商品の場合、箸なり指なりで穴を開ける必要があります。残念なことに穴を開けすぎて麺がはみ出たり、具が出てしまったりということがありました。
今回5人で試食したわけですが、食べ終わったあとグロッキー状態になる人が続出しました。ちなみに筆者は一週間経っても胃に違和感抱えたまま生活していました。
いかがでしたでしょうか。今回紹介した商品のほとんどはネットでも購入できるので、「気軽に韓国の麺文化を楽しみたいな」と思ったら、ぜひ試していただければと思います。その際は今回のレビューを参考にしていただけると幸いです。
なお、食べるときは自分の胃袋とご相談の上、ということでよろしくお願いいたします。
(文/Yasuxxxx、撮影/ちばちゃん、イラスト/青年、品評/カップ麺試食部全員)
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